3歳児に勝ちたい28歳児
娘(3歳)の博才に打ち勝つために競馬を予想する28歳児です。
娘に父の威厳を見せつけるまでの過程を記すためにNoteを始めてみました。
私は2021年の天皇賞春(勝ち馬:ワールドプレミア)から馬券を買い始め、2022年から収支をつけ始めましたが、2022年プラス、2023年マイナス、2024年現在もマイナスしています。
マイナスしながらも、競馬を始めたころよりは知識も増え、レース中に自分の本命馬を見失うこともなくなり、気楽に競馬を楽しんでいました。
事件が起きたのは、私が競馬を始めたとほぼ同時期生まれた娘が3歳になった今年の10月。いつもと変わらない日曜の午後。
競馬BEATで秋華賞のパドックを見ていると突然娘が「10番にする」と発言。
これまで一緒にレースをみることも多かったのですが、このような予想をすることは一度もなかったため、とても驚きました。
10番応援してあげてね~なんて呑気なことを言っていると、見事10番ボンドガールが2着で入線しました。
ただ、適当に言った数字がたまたま当たるなんてよくある話。
いわゆるビギナーズラックです。
当時はよかったね~なんて適当にあしらっていました。
翌日、府中牝馬Sのパドックを見ていると娘が「また10番がくるわ~」と発言。
昨日当たったのが嬉しかったのか、同じ馬番で予想する娘のことをとても可愛く思いました。
一方で、現実を見せてあげることも大事。
毎回同じ番号の馬が来るわけじゃないんだよ~と優しく伝えました。が、結果は10番シンティレーションが2着入線。
まあまあ、そんなこともあるよね。全然悔しくなんてありません。
翌週の菊花賞はパドックを見て13番アーバンシック、さらにその翌週の天皇賞秋ではゲート入り直前に7番ドウデュースを選択。
結果はどちらも1着入線。
たまたま選んだ数字が4連続あたることもあるか~(私はないですが)
そして先日の3日(日)、娘をつれて京都競馬場に。
時間的に都合のあった4Rと7Rで、何番が来ると思う?と聞くと4Rでは4番、7Rでは6番を選択。
結果は4Rの4番セイプリーズが2着入線、7Rの6番メイショウオトギが3着入線。
は?
は?
6レース連続で適当に言った番号が馬券内だと?
複勝のみで回収率が約800%だと?
これがただの偶然だなんてことはわかっているつもりでも、父親としては娘の博才にただただ震えがってしまったのです。
あなたは娘が適当に言った番号の単複500円ずつ、合計2000円の馬券を購入し、1万8千円の払い戻しを受け取って競馬場を後にしたことがありますか?
あなたは売店でぬいぐるみを欲しがる娘の言うことを聞くことしかできず、ドウデュースとオルフェーヴルのぬいぐるみを買って帰宅したことがありますか?
あなたは抱っこした娘に「パパ、いっつも負けてるよな~」と笑顔であおられながら、淀駅につながる連絡通路を歩いたことはありますか?
競馬歴3年の父としての威厳を保つため、3歳娘の博才に打ち勝つため、28歳児は競馬Noteを執筆し始めたのでした。
28歳児の逆襲がここから始まる。
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