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3歳児に勝ちたい28歳児~エリザベス女王杯を考える

こんばんは。今日はエリザベス女王杯について考えます。
もちろん3歳児に勝つために。

舞台は京都外回り2200メートル。
京都はBコース変わり2週目です。
先週見た感じでは内もきれいな状態でした。

続いてコースの情報をもう少し深く確認します。
特徴はなんといっても向こう正面途中から3コーナーまでの急坂とそこから4コーナーにかけての下り坂です。
さらにその下に京都2200で行われたエリザベス女王杯の直近5レース分のラップタイムも記載してみました。

薄青の部分は直線部分(ゴール前直線、向こう正面)
黄色のグラデーション部分はコーナー部分(薄いところが1コーナー~一番濃いのが4コーナー)

こうしてみると2023年のエリザベス女王杯はかなり特殊なレースだったことがわかります。(京都競馬場の改修工事前後のため、その影響なのかもしれませんが…)

2016年~2019年では1コーナー、2コーナーを回った後、向こう正面では大きく減速しています(上図の5~7F部分)。コーナーを抜けて、上り坂が始まるため、これが自然なペースだと思います。そこから坂の下りで再度加速して、ゴールまで1F11秒台で走り抜けています。合計4Fでのスパート勝負ですね。
一方、2024年では5F、6Fで減速することなく加速し、坂の頂上付近の7Fだけ大きく減速しています。そこから坂の下りで再度加速しますが、ラスト1Fは12秒。レースタイムは近5レースで最も早いですが、上り3Fは最も遅いという結果に。

上記の情報をまとめると、2016~2019年は坂の下りから始まる合計4Fでのスパート勝負だったのに対して、2023年は息の入った7F目も含めて合計7Fの超ロングスパート勝負のレースだったのではないでしょうか?

実際に結果を見てみると、以下のようになっています。物理的に不利な位置にいて距離ロスが大きい後ろの馬と外の馬はノーチャンスだったレースだということがわかります。
・超ロングスパート合戦となるペースを作った4番ローゼライト、9番アートハウスは下位に沈んだ。
・1~3着馬は、距離ロスの少ない最内かつ前目を通り続けた内枠の3頭で決まった。

私はこのレース、7番ジェラルディーナから買っていました。出遅れはしたものの、それ以上に負けすぎたように感じていましたが、ようやくその謎がとけました。このレース内容では出遅れた時点で終わってしまいますね。

一方今見返すと強いレースをしていたのが、11番ライラック。
あの位置から上り最速の脚を使って、勝ち馬と0.3秒差の4着まで差してきており、非常に強いと感じました。

今年もでるなら狙いたいな~なんて思っていると、出走予定ではありませんか!早速3歳児に勝つチャンスがと思ったら…………
鞍上が石川騎手…だと…?

枠順と出走馬が確定後、今回のエリザベス女王杯のレース展開を予想してみます。
ここまで読んでいただきありがとうございました。

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