部屋履きの目的・そして選び方

2020年12月6日 21:40

履物でも、足の快・不快度は変化します。

特に一見ラクに思える、ペタンコシューズや、スリッポン。
あと家で履くスリッパも同様。
「脱げまい」とすり足になってしまっていませんか？

▶アッパー（甲）の深さ（長さというのか？）
▶ヒールカウンターの有無

それが脱げやすい形状か、脱げにくい形状かを左右します。

脱げそうになったとき、無意識のうちにすり足になったり、不自然に足先を硬直させてしまうことになります。よかったら一度試してみてください。

また多くのスリッパがなぜか「大きい」サイズ感で作られていること。

脱げやすい環境を作っており、どう考えても足の健康にいいとは言い切れません。

足を引きずってしまうと、太ももの前側に力が過度に入りすぎてしまうため前太ももの筋肉が肥大化してしまう可能性があります。

また、スリッパの唯一のひっかけ所は先に述べた通り、アッパー（甲側）になります。そのため前重心にもなりやすいことからバランスよく「歩く」観点でも疑問が残るものとなります。

部屋履きの目的とは？
何のために部屋履きを履くのかを明確にし、身体にあったものを選ぶ。

１．【保温性】今の時期でしたら、やはり「保温性」
寒さ、冷えから足を守る目的があります。

２．【衛生的】はだしの場合、足の裏から分泌された汗や皮脂などが床に付着し不衛生。その足裏の汚れからガードすることも目的の一つ。

３．【安全性】床に落ちているものを踏み、けがをするリスクを減らすことができる。例えば地震発生時に割れた窓ガラスなどを踏むリスクから避けることを目的とする。

そこで私は、ルームシューズを自宅ではオススメしています。
特に「冷え対策」「衛生面」を重視しています。

①かかとまでしっかりと覆っているもの
②甲部分がしっかりと深く、中足骨までしっかりと覆っているもの

この２点を押さえているとスッポリと足に密着しているため脱げにくい。
脱げにくいということは、無駄な力が入らないということ。家にいる時くらいは足もラクにリラックスさせてあげよう。

ご存じの通り、裏側が合皮などを用いてしっかりとした「芯」を入れてスリッパは作られている。これこそが「安全性」をかんがえて作られている証拠である。

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たになかちよ/足の記録帳足つぼマニア、あしの研究家、足つぼ二スト、バイヤー足の不調がきっかけで、コンプレックスの解消と美脚研究に余念がない。趣味は海外旅行とコーヒー。