愚痴
欲しいものがある時、子どもはどうするだろうか。お年玉を使う、親に頼む、お小遣いを貯める、などだろう。
では、お年玉を使わせてもらえず、頼んでも買ってもらえず、お小遣いももらえない子供は?
まず、私の過去について少し書いてみる。
小さい頃、私はいろいろなものを欲しがり、親に頼んでいた。しかし親は「すぐ壊れそう」や、「すぐ飽きそう」と言って買ってくれないことが多かった。また、「〇〇ができたら買ってあげる」と無理難題に近い条件を出されることもあった。
今思えば、この経験が、現在に悪影響を及ぼしている気がする。
これらの経験により、頼み事が苦手になった。「どうせ無理だろう」と思うようになってしまった。
更に、いつからか、欲しいものを頼むと「これを買ったら勉強しなくなるのではないか」と言われることも増えた。これによって自信も失った。
高校生の今、状況は変わっていない。欲しいものを買うためのお金はもらえず、お年玉は自由に使えず、頼み事は怖くてできない。学校はバイト禁止。
「自分でお金を稼ぐようになったら…」と、最近は自立を夢見る日々だ。しかし、突然規制がなくなっても、自分は自由にできるのだろうか。謎の罪悪感が生まれそうだ。