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少年と牛~発見~

割引あり

前回の話

雨上がりの朝、サトシは山道を歩いていた。

湿った土の匂いが漂う中、ふと足元に目を留めた。

そこには、はっきりとした足跡が残されていた。

大きく、丸みを帯びた窪みは、間違いなく牛のものだった。

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