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DeepSeekがGPTを超えた!?世界を震撼させた技術
DeepSeekとかいう中国のAI企業が「米国のトップAIモデルに並ぶ性能を、もっと安く出せるぜ」ってデカい口叩いてきやがった。
おかげで世間は「中国が伸びてきて米国のリードがヤバいんじゃね?」と騒ぎ始めたわけだ。
だけど、AnthropicのCEO、ダリオ・アモデイは「大したことない」とばっさり。
むしろ、チップの対中輸出規制の重要性がますます際立つってわけ。
My thoughts on China, export controls and two possible futures https://t.co/LZAANEcZJW
— Dario Amodei (@DarioAmodei) January 29, 2025
一体どういうカラクリがあるのか? アモデイの野郎が強調してるAI開発の3つのダイナミクスとやらを、数字でビシッと解説していくから、しっかり読んどけよ。
1. DeepSeekが「低コスト高性能」をイキってんのは何故だ?
DeepSeekいわく、大規模言語モデルのトレーニングで「米国製と同等レベルの性能を、2~3割も安いコストで出せるんだ」と得意げにほざいてる。
もしそれが本当なら、ちょっとは注目に値するかもしれねぇけどな。
米国の主力モデル、たとえばOpenAIのGPTシリーズやGoogleのPaLMなんかは、開発に数百億ドル級の金をかけてるって話だ。
こういう“何億ドルクラス”の勝負をしてるなかで、DeepSeekは「7,000万ドル前後で同じくらいの性能が出る」ってアピールしてるわけだ。
確かに耳障りはいいが、アモデイは「性能比較があいまいだし、そもそも過大評価くせぇぞ」と鼻で笑ってる。
2. アモデイがブチ上げるAI開発の3大ダイナミクス
(1) スケーリング法則
AIモデルってのは、投入するリソース(カネと計算力)がでかいほど性能がガンガン上がる性質がある。“スケーリング法則”ってやつだ。アモデイはこんな例を出してる。
100万ドルつぎ込んだモデル → あるコーディングタスクの20%を解決
1,000万ドルぶち込んだモデル → 40%
1億ドルドーンと使ったモデル → 60%
DeepSeekが「低コストすげぇ」と言ってても、アメリカの大手が本気でリソース突っ込めば、もっと先の性能まで行けるっつー話だ。
(2) 効率曲線のシフト
AI界隈じゃ、新しいモデル構造やハードウェア最適化のアイデアがどんどん生まれてる。
そうなると、同等の性能を得るコストは年々下がっていく。
例えば、NVIDIAの最新GPUを大量に並べたクラスターだと、1PFLOPSあたりの学習コストがこの5年で50%以上下がったなんて推計もある。
でもな、コストが下がったからって全体の投資額が減るわけじゃねぇ。
企業としては「もっと高性能を追求したい」って欲が出るから、むしろ投資が膨らむ可能性だってある。
(3) パラダイムのシフト
スケーリングや効率化とは別に、ときたま大幅に状況を変える新手法が出てくる。
2024年には強化学習(RL)でモデルに“思考の連鎖”を鍛え込むやり方が注目を浴びた。
それで数学やコーディング競技の成績がドカンと伸びたわけだ。
DeepSeekもそういう新しいネタを引っ張ってきたのかもしれねぇけど、トップ企業にはすぐにノウハウが広がるから、ずっと独走できるわけでもねぇ。
3. DeepSeekは本当に脅威かよ?
アモデイが「騒ぎすぎ」って言ってるのは、次の理由がある。
評価基準が曖昧だ
大規模言語モデルの性能は、色んなタスクの指標をしっかり見ないとわからねぇ。DeepSeekが“米国製と並んだ”って言っても、ベンチマークや評価方法が不透明じゃ比較にならん。アメリカ勢はまだ伸ばせる
米企業は莫大な資本とGPUクラスターを抱えてる。DeepSeekが少しコスト面で優位っぽくても、本腰入れりゃもっと先の性能に行けるって寸法だ。研究投資とノウハウが違いすぎる
米国トップ企業はモデル開発だけじゃなく、安全性やデータ運用のノウハウもえげつなく持ってる。一朝一夕に真似できるもんじゃねぇ。
4. なぜ対中輸出規制が大事だってんだ?
DeepSeekの件を受けて、アモデイは「規制しなきゃダメだし、むしろガチガチに強化すべき」と言ってる。その狙いは2つある。
ハイエンドチップを渡すわけにはいかねぇ
NVIDIAのA100やH100、それから特殊ASICなんかはAI性能を決める最重要要素だ。これが中国にじゃぶじゃぶ流れたら、一気に性能アップされちまう。NVIDIAのGPUシェアが90%以上なんて試算もあるから、ここを押さえれば中国の開発速度をガツンと鈍らせられる。米国のトップを守る
AIは経済も防衛も、何から何まで左右するキモい技術だ。米国とその同盟国がリーダーシップを持ち続けることは国家安全保障にも直結するってわけだ。
5. これからAI開発競争はどう転がる?
米国は巨額のカネをブチ込んで、ひたすらスケールアップ路線を突っ走るだろう。一方で中国やほかの新勢力は、効率のいいアルゴリズムや新パラダイムで安く早いAIを目指してくるに違いない。
2025年にはAI関連への世界的な投資が3000億ドルを超えるなんて予測もある
世界中の政府が規制や投資を加速させるから、ますます国際競争が過熱するって話だ
アモデイが言う「スケーリング法則」「効率曲線のシフト」「パラダイムのシフト」、この3つを頭に入れておけば、これからの勢力争いがどうなるか、見えてくるかもしれねぇ。
まとめ
DeepSeekが「ウチは安くてハイスペック!」とイキっても、アメリカの企業はまだまだ本気出してねぇ部分もあるわけだ。
アモデイが断言するように、スケーリングや効率化、新手法のパワーをフル活用してる米国勢は、そう簡単にトップから転げ落ちやしねぇ。
ただ、AIはチップ輸出規制や政治が絡むと、技術だけじゃなく世界秩序を巻き込むメチャクチャ大きな話になってくる。
投資もどんどんデカくなるし、この先リーダーの座に居座り続けられるのは誰なんだって注目が集まるのは当然だろうさ。
今後のAI展開からは目が離せねぇな。
そして1分で聴く分かりやすいポッドキャストも目が離せないぜ
無論ベンチプレスをしているときは手は離さないおれ