昔はどんな子どもだったのか

子どもの頃は、妄想が大好きだった。

子どもの頃自体にあまりいい記憶は無くて、20歳になった頃「人生ってこんなにも自由で楽しいのか!!!」ってすごく舞い上がったのを覚えてるし、

むしろ大人になってからようやく人生が始まった、くらいの感覚がある。

家族環境は何不自由なく良かったけど、でも、ただそれだけで幸せで満たされていられるのって幼稚園くらいまでなんだと思う。

小学生以降は「社会の中で人と上手くやっていく力」とか「周りと比べた時に劣等感を持たなくて済むくらいの能力」とかが必要になってくる。

学校の授業でいうと、勉強はずっと得意だったけれど、その他の科目は壊滅的にダメだった。

小学校低学年までは友達がたくさん作れていたけど、周りが成長していくに連れてだんだんついて行けなくなってきて、

小学3年生の頃には、担任の先生に呼び出されて「休み時間に、友達と遊ばずにお姉さんと遊んでるのが心配です」と言われるようになった。

現実でうまくいかないことが増えるにつれて、どんどん妄想にのめり込んでいった。

頭の中で自分の思ったように展開していくストーリーを考えるのが大好きだったし、そうやって気持ちのバランスをとってた。

今、アイドルを応援したり、旅行に行ったり、自分とは違う世界を覗くこと(セミナーに行ったり、オンラインサロンに入ったり)とかが好きなのも、

「現実をはなれて癒されたい」「広い世界をのぞいてみたい」っていう子どもの頃の思いと繋がってる気がする。

子どもの頃と違うのは、今の私には、現実でなにか問題が起こったらそれを解決するために考える力や、自分の世界を広げるために行動できる経済力があること。

好きなことって、子どもの頃と根本的には変わらないものだろうし、「子どもの頃に好きだったこと」を日々満たせたら、幸せに生きていける気がする。

私は、これからも現実からはなれて癒される時間と、向き合って前に進んでいく時間のバランスをとって過ごせたら幸せだなと思う。

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