【ロシアW杯2018】1日目:サウジは為す術なし、ロシアのパーフェクト4バック
ついに開幕しましたね、ワールドカップ。
全然日本代表の試合も見てないので、そこまで熱は入っていませんが、サッカーファンとして使命感で1日目の試合を見てみました。
対戦カードは開催国であるロシアと緑色で芝と同化してしまうで有名なサウジアラビア。サウジアラビアはアジア枠として日本とも予選でバチバチにやりあった相手だそうです。正直、あんまり覚えてませんが、多分ハリルホジッチがいたときでしょう。
この大会ではVARという、「ビデオ・アシスタント・レフリー」というビデオで重大な判定をするという新しい技術が初導入されるのですね。そういえば、以前のワールドカップではバニシング・スプレーが初導入されてなかったっけ。
(僕がバーニング・スプレーと勘違いしていたで有名なバニシング・スプレー)
それはさておき、新しく導入された技術として自分がとても興味関心を持ったのが、カメラアングルを変更できるという所です。
(※ツイッターのサワヤマさん【@diceK_sawayama】にお借りしました画像です)
このカメラは「戦術カメラ」という名称なのですが、FIFAのゲームをやっている人なら分かると思うのですが、そう「エンド」のカメラですね。
実は、僕はこのカメラがとても好きなのですが、実際のサッカーの試合を観る時にもこのカメラの視点があるのですね。感動して、テレビよりもスマホの方に夢中になっちゃいました。
この戦術カメラを使って見た試合の感想を少しだけまとめてみたいと思います。
ーサウジは為す術なし、ロシアのパーフェクト4バック
まあ、せっかくのワールドカップだし、お金が無い中で雑誌でも買ってみようということで、footballista(通称ボリスタ)を買ってみました。
(月刊ボリスタ7月号)
まあ、選手名鑑と合わせて読もうねという本なんですが、どこにも選手名鑑が打ってなかったので、とりあえずこれだけ購入してみました。コンビニを5個くらい回ったのですが、なかったです。くたばれ地方のコンビニ。
簡単にロシアとサウジのページを読んでみると、ロシアは「ディフェンダーがやばい」みたいなことが書いてあって、サウジのほうが「全体的にやばい、当たり負けがやばい」みたいなことが書いてあったので、「へえ👀」と納得させてもらって、予備知識(笑)を入れて試合を見てみました。
ロシアは、予選では3バックを採用していたそうなんですけど、センターバックがいなさすぎて、直前合宿で急遽4バックに変更し、代表を引退した超ベテランのお前いつまでおんねんで有名なイグナシェビッチ(38)を招集するという自体に。
実際、この試合ではロシアは4バックを採用していました。
ロシアの戦い方としては、4-4-2でブロックを敷いて守り、とにかくサウジに中央に侵入させないようにケア。そして、陣形をコンパクトに保ちながら、サウジのビルドアップに対して、プレッシングに行くというもの。
サウジとしては、感覚では基本形は4-2-3-1のような形だけども、攻撃時にはサイドバックが大きく上がって、ボランチ1枚やや降りてきて前線で数的優位を作りたかったのかなという感じ。
なんというか、試合の流れとしては「サウジが自滅していった感」。
ロシアは典型的な4-4-2ブロック。狙いとしては、高い位置まで上がったサイドバックへのパスコースを消しながらボールを持ってるセンターバックにプレッシングに行くというもの。
なんででしょうね、もしかしたらロングパス禁止令でも出てたのかもしれませんね。サウジアラビアは完全にパスコースを消されており、前線で数的優位もできているのにも関わらず、長いボールは使わずドリブルとショートパスのみで攻撃を組み立てていきました。多分、コントローラーの◯ボランが壊れたのかもしれませんね。
サウジがアホのようにショートパスを繋いでくるものだから、ロシアとしてはミス待ちをしててもボールが転がり込んでくるので、一気にカウンター。
なんとかかんとかッチが豪快にドリブルで切れ込んで、なんちゃらッチがクロスを上げて、うんたらッチがヘディングで押し込んでロシアが先制。
戦術カメラで見ると、特にサウジのCBがボールを持ったときに完全に出しどころが無いといったところが一目で分かりますし、なんならロングボールを蹴ろうにも蹴る余裕と場所もないことが分かります。それほど、ロシアはしっかりと研究・分析を行ってきたのでしょう。
それから、目立ったのが「サウジの当たり負け」。
中盤でのセカンドボールの奪い合いだとか、球際の部分にすこぶる弱かった。絶対に奪われちゃいけないところで、あっさり奪われることで、自らで攻撃の芽を消していました。
後半になってもそれが修正されることもなく、なんかあっさりと追加点追加点が繰り返されていく中で、結果5-0とロシアにとっては最高のワールドカップ開幕試合となったかもしれません。
それにしてもロシアの2得点目は上手かったなあ。
この試合で知ってたのは、ロシアのGKアキンフェーフとCBのイグナシェビッチだけだったのですが、戦術カメラで見ると正直個人のプレーとかどうでもよくなりますね。その選手がチームに対してどれだけ貢献しているかという尺度で試合を見ることができる。このような公平な評価基準が世界のサッカークラブに求められているのかもしれませんね。
ーまとめ
ワールドカップの前のセレモニーで、めちゃくちゃカオスな踊りがあったけど、あれって全部事前練習とかあってるのかな?
あと今日の試合はバイトにより見られる可能性がすこぶる低い!クソ野郎!バイトなんてクソ喰らえ!奨学金もっと増額してやろうかクソめ!!
あとなんでうちの近くの本屋は雑誌の種類すくねーんだよボケ!!!!
「大丈夫だ、地方の大学生。アマゾンがある。」
クロップ監督!!!!☺️