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【PR】「顔面ブロック」を実際にやるために必要な事とその結果
「顔面ブロック」って、やってみたいですよね。
イナ〇マイレブンで育った僕は、大学生の暇な時間を見つけて、多種多様なサッカー漫画を読んできたのですが、その中でも一番心にグッときた”必殺技”が「顔面ブロック」です。
男の子はみんな必殺技に憧れるものです。「必殺」という響きが美しく、強力な技を出して主役になりたいと思うわけです。「顔面ブロック」と言えば、キャプテン翼の石崎君の必殺技として古くから知られていますよね。
そこで、どうして「顔面ブロック」がグッときたかについて一言で説明すると、現実的だからです。いくらなんでも僕の足から火を噴くようなキックは出せませんし、時間を止めることが出来ないのは大学生になってから分かりました。しかし、「顔面ブロック」はどうでしょう?人類ができるギリギリの必殺技です。
そこで大学の卒論を書き上げて時間のできた僕は、満を持して「顔面ブロック」を、実行してみました。
満を持して、「顔面ブロック」を、実行してみました。
はい。「顔面ブロック」を、「自分から」です。
☆「顔面ブロック」に向けての準備
顔面ブロックを真剣にやってみようと考えた時に、まず必要になるのが、当たり前ですがサッカーボールはマストです。さらに、「顔面でブロックをする人(僕)」と「顔面にボールをぶち当てる人」の2人は欠かせません。
僕は中高とサッカー部に入っていたので、幸運にも家にサッカーボールはありました。
あとは「顔面にボールをぶち当てる人」のみを探すだけです。そこで僕は知り合いにこんなLINEを送ってみました。
何も嘘は言ってないのでセーフです。
これで「顔面ブロック」をするために必要な要素は全て揃いました。
☆「顔面ブロック」をする日の朝
顔面ブロックをする前日、僕は知り合いのいるお店でお酒を飲んでいました。大学時代を過ごした長崎にある一人暮らしの家を引き払い、実家のある福岡に帰省してから初めての外出でした。
「福岡なら終電いつでもあるやろ!」
そう考えたのが運の尽きでした。
気付けば終電を無くし、家までの2時間半を歩いて家に帰りました。帰り着いたのは朝の3時。コンディションは絶不調。「顔面ブロック」をするための待ち合わせは、電車で40分ほどかかる場所にある佐賀駅集合。お風呂に入ったりの必要な時間を含めて寝る時間は5時間程度。
幸運なことに起きるのが下手な僕ですが、この日はきちんと目覚め、”その”会場に向かうことに成功しました。顔面にボールを当てられるために歯を磨き、顔面にボールを当てられるために寝癖を直し、顔面にボールを当てられるために服を着替え、顔面にボールを当てられるために靴を履いて、顔面にボールを当てられるために家を出ました。
余談はそこまでにして、考えてみるとただ顔面にボールを当てて貰うだけなのに、人をどこかに呼び出すような失礼なことも出来ません。そこで、「Bリーグの試合(バスケットボール)を見た後に、ついでに公園で顔面にボールを当てて貰う」というスケジュールにすることで、全体利益の向上を目指しました。
(写真:この後、顔面にボールを当てられる僕)
Bリーグの試合を見るのは1年ぶりではあったものの、知っている選手が全員いなくなっていてよく分かりませんでした。ただ、プロバスケットボールの試合会場は”信じられない”くらいの音量の音楽が流れているので、この後に「顔面ブロック」をされる僕としてもテンションが上げるものでした。
☆いざ、「顔面ブロック」
さて、Bリーグの試合も終わり、その試合会場の近場にある公園に移動します。これから、顔面にボールを当てられるのです。
顔面にボールを当てられる公園(以下、顔面公園)に行く道中の会話は全く覚えていません。自分の夢が一つ叶うという直前だったので、緊張して頭が回りませんでした。
ついに公園に到着しました。
写真を撮るための光の当たり方の調整や、ボールの当て方についてを話し合い、いざ「顔面ブロック」の時間です。
ちなみに、ボールの空気は「サッカーが出来るギリギリの堅さ」になるまで抜いてあるため、ギリギリ大丈夫だと思います。やったことはないので分かりませんが。
(写真:顔面にボールを当てられる1分前の僕)
公園には「顔面ブロック隊」とは別に、2グループくらいが遊んでいました。急にやってきて、カメラを構える姿にはさぞかし驚いたことでしょう。残念ながら僕は恥ずかしさなどから、そのグループに目を向けることが出来ずに詳細は分かりませんでした。
そんな前置きはどうでも良くて、いざ同伴者にボールを蹴って貰いました。
………………その結果を言う前に、いくつか余談をさせてください。
まずは、先ほどの画像を一度振り返ってみましょう。
この会話から、どのように「顔面にボールをぶつけて貰える運びになったのか」についてです。
知り合いと佐賀駅でお会いして、試合会場に向かう道中で、さりげなく「キャプテン翼とか見てます?」と聞いてみました。サッカー好き同士なので何も違和感のない会話です。
すると「見てたよ」という返しと共にガッツポーズ、あとは流れで「必殺技とか覚えてます?」からの
「僕もやってみたいんですよね、顔面ブロック」
という言葉で、なぜ僕がサッカーボールを持っているかを察してくれたらしく
「やろうぜ」
という提案。「顔面にボールをぶつけてくれ」という提案を、二つ返事で「OK」と言える人間がこの世にどれだけいるでしょうか?
普通であれば「え、痛いでしょ?」「無茶はやめとけ」と、心配が先に来てしまいそうなところではありますが、最高な知り合いを見る蹴ることができて僕は幸せです。
そして、ここが肝心な部分ですが「顔面ブロック」をする上で、難しいことはなんだと思いますか?
正解は、キックをしたボールがなかなか顔面ブロックができる位置に行かない、ということです。
今回も、数本ボールを蹴っていただきましたが、ボールの空気を抜いていることも関係してなかなかコントロールが定まりませんでした。
(画像:顔面にボールを当てられるのを待っている僕)
ボールを蹴って、それを顔面でブロックすることは難しいという判断になり、ボールを投げて顔面に当てて貰うという作戦に変更です。
(画像:顔面にボールが当たった僕)
ちなみに蹴ってボールに当たったこともありましたが、肝心なシーンで連写が送れて「痛い!」としている表情しか撮れていない、ということもありました。無念です。
作戦を変更して挑んだ、実際の顔面のブロックの画像がこちらです。(画像が続きます)
…………
「なんかこれじゃない」
ボールの空気を抜いてはいたものの、かなり痛かったです。
原因を究明しましたが、恐らく棒立ちなのが躍動感を出来ていないようです。そこで、最初の立ち位置を変更して、横飛びしながら顔面ブロックをしてみるというのはどうでしょうか。
いざ、実行してみました。
「これだ!!!!!!!!!!!!!!」
「顔面ブロック」は、サッカーの試合を数年見ていると分かりますが、以外と1年間に1回くらいは生で見るものです。
しかし、どうしても「凄い感」が出ないのは、躍動感というのが関係していた訳ですね。
(写真:ボールが当たる直前の僕)
石崎くんは、こんな顔をしていなかったと思いますが、漫画のコマで省かれていただけでしょうか。
個人的に満足した顔面ブロックの写真が撮れたので結論とさせていただきたいと思います。
結論:「顔面ブロック」をする際には、躍動感を出すと良い
以上です。皆さんも、顔面ブロックをされる際には参考にしてみてください。
☆最後に
石崎くんを自チームの選手として使えるスマホゲーTSUBASA+はこちらからダウンロードできます。現在顔面ブロックはまだ使えないですが、今後のアップデートに期待しましょう。
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☆おまけ
スカイラブハリケーンを阻止する作戦も真似してみました。
欠点としましては、相手に立花兄弟がいない時にこれをやってしまうと
簡単にゴールを決められてしまう、というのがあります。
相手に立花兄弟がいるときには、ぜひ皆さんも真似してみてください。
〜FIN〜