【月刊アビスパ福岡】第1号-2018.12.31
みなさん、こんにちは。
私は、地方に住む変態大学生のきょんもりと申します。
最近、ワインデビューを果たしまして、バイト終わりにワインを嗜みながら、セブンイレブンで買ってきたチーカマを食べるのが習慣となりつつあります。
ーーーーーーーーー
早速ですが、皆さんは「アビスパ福岡」というクラブをご存知でしょうか?
もちろん、この記事を開いてくださったということはそれくらいはご存知なのではないかと思います。
「名前は聞いたことがあるけど、そこまで知らないよ」という方の為に簡単に説明をしておくならば、Jリーグの中ではそれなりの歴史のあるクラブではあると同時に、現在はあまり強い方ではないクラブの一つではあるのがこのクラブです。そして、今シーズン(2018シーズン)もJ2という日本の二部のリーグに残留するという結果に終わってしまい、目標としていた「リーグ優勝と同時に一部昇格」という夢は儚く散ってしまった訳であります。
そんな中で「地元だから」といった理由や「田村ゆかりさん(超有名な声優さん)が好きだから」といった理由でこのクラブを応援し続けている人もたくさんいらっしゃいます。
そんなアビスパ福岡のサポーターたちは、あまり優秀な成績を残せない中でどうにかしてこのチームを応援することを楽しもうとして、さまざまな知恵をつけてきました。
その知恵の中の一つに「暗黒をユーモアで乗り切る」というやり方があります。
このアビスパ福岡というクラブは数えきれないくらいの暗黒時代をさまよってきました。僕自身が直接的に味わっている暗黒自体もありましたが、僕が応援を始めた10年前よりもさらに前にも暗黒時代はあったようで、それは伝説として現世に受け継がれています。
僕は、このような暗黒時代をユーモアで乗り切ってきたサポーターの方々をまとめさせていただこうと思っています。恐らく、他のクラブのサポーターもお楽しみいただける内容になっているのではないかと思います。
アビスパ福岡というクラブのサポーターがどんな方々なのかを、どうかご堪能ください。
ーーーーーーーーーー
このnoteを作成するにあたって、まずはルールを決めていきたいと思います。
それは
・アビスパ福岡の公式サイトの発表に対する反応を軸とする
・ツイッター上で起きたムーブメントや流れを中心に取り扱う
・えとみほさんとなかじーさんにリツイートされたい
こういったことを基本ルールとして定めていきたいと思います。
栃木SCのえとみほさんや、FC今治の中島さんをリスペクトしていることは、言うまでもない事実ではありますが、週刊で記事を書くことの大変さは2018シーズンで痛感させていただいたので、僕の場合は月刊という形で記事を作っていこうと思っています。
時間をかけて書くような記事なので、閲覧数こそ正義なのです。
さて、それでは実際にアビスパ福岡の公式サイトに対する発表からこのクラブの12月を振り返っていきたいと思います。
ーーーーーーーーー
■12月11日:枝村選手の期限付き移籍満了
他のクラブが続々と契約情報を更新していく中で、我らが愛するアビスパ福岡には、なかなか動きがありませんでした。
そんな中で発表されたのが、この情報。
そう、枝村選手の期限付き移籍満了のお知らせ。
昨シーズンのアビスパ福岡では、期限付き移籍という形の加入ながらも「かったるそうにプレーする姿」にファンは魅了され、ピッチの上では良い意味で「どこにいるか分からない」という性質から「ステレス枝村」なんて呼ばれていたりしました。
これにはファンからも悲しみの声が上がります。
(解説:枝村選手はシーズン序盤は怪我をしていてチームの序列から外れていたものの、アビスパ福岡の選手として初出場の試合であるモンテディオ山形戦で劇的な勝ち越し弾を決めているのです)
WOW!! Avispa is World wide!!!!!!(*'ω'*)
他にも数多くの悲しみの言葉もありましたが、アビスパ福岡の2019シーズンを決める発表の第一号は枝村選手の契約満了という形で幕を開けました。
■12月10日:「アビスパ部ジャージ事件」
事件というのも、これを事件にしているのは僕だけなのかもしれません。
それというのも、アビスパ福岡の公式サイトに、こういった発表がありました。
それというのも簡単なことです。福岡の博多駅近くにある、アビスパ福岡の公式ショップが2周年になるということもあり、そのイベントを開催するという情報でした。
それだけれあれば、誰も話題にも上げなかったであろう情報です・・・が、
なんと、イベント限定グッツの中にこういったものが
アビスパ福岡サポーターならば、誰でも知ってる「アビスパ部ジャージ」です。
僕は暇な大学生なので、時間は無限にあるがゆえにこの発表があってすぐのアビスパ福岡サポーターの反応を見ていましたが、
総じて「アビスパ部って何?」というよく分からないグッツの登場に、ユーモアセンスに溢れるアビスパサポーターたちは、「アビスパ部」の謎について議論をしていきます。また、「なんだこのダサいジャージは」という意見も少なからず存在しました。
そして、アビスパ福岡のサポーターたちは、すぐさま「アビスパ部」をネタとして切り替えていきます。
しかし、結局はこのジャージは完売。
この論争で騒いでいた、僕を含めた「アビスパ部反対派」たちは唇をぎゅっと嚙み締めるしかなくなったのでした。
結局、「アビスパ部」が一体何だったのかは、いまだ闇の中です。
■12月13日:井原正巳氏が柏レイソルヘッドコーチ就任のお知らせ
他チームの監督が続々と決まっていく中で、2019シーズンのJ2クラブの中で監督発表が残っているのはJ3から昇格してきた沖縄と鹿児島、そしてJ1昇格プレーオフを経験した横浜FC、そしてどうしたアビスパ福岡という4チームに絞られていきました。
そんな中で、アビスパ福岡は前監督の井原正巳氏が柏レイソルのヘッドコーチとしての復帰をすることを発表しました。
もともと、アビスパ福岡の監督をする前は柏レイソルのヘッドコーチとしての職を担当していましたので、形としては復帰ですね。
この発表に対して、サポーターは
驚きの声が多くあったようですね。ある記事によれば「井原氏は日本代表のスタッフになる」ということが言われていましたので、それを信じていたサポーターも多かったように感じます。
この発表があったということは、あることの「伏線」だったとも知らずに・・・(僕もその中の一人でした)
■12月14日:ファビオ・ペッキア監督 就任のお知らせ
この井原監督の発表があった次の日のことでした。
急にスマホの通知が鳴り、現れたのがこの通知。
新監督の就任の発表です。
これに対してのTwitter上の最速の反応がこちら、
内容としては「なんかよくわからんけど新監督きた!」というテンションでしょうか。他のクラブが続々と監督を発表していく中で置いていかれたと思っていましたが、やっと新監督がサポーターの元に伝えられました。
すると、その通知を確認した後発組(発表から少し時間が相手からの反応)は
すると、昔のセリエAを観ていた人や、サッカーのゲームをやっていた人たちが「あのペッキア!?」と驚き始めるなど、日本でもある程度の知名度を持っていることが判明していきます。
(photo by THIS)
詳しい情報は、ある大学生が徹夜で調べてくれたそうなので、そちらを参照してください。
これによって、アビスパ福岡は新監督が発表されたということもあり、ユーモアセンスあふれるアビスパ福岡サポーターたちは、手始めにインターネットや経験則を使って世界中から彼の情報を集めていきます。
まだ、彼のキャラが完全に分からない以上、アビスパサポーターもネタにはしようがありませんが、彼の経歴から期待は高まるばかりです。
■12月20日:アビスパ福岡サポーターが「アビスパ部」に飽きる
情報化社会の悲しい所が、「熱しやすく冷めやすい」ところ。
あのアビスパ部ジャージが発売されたのが、16日なのでそれから4日後の20日のツイートの中に「アビスパ部」と含まれているのは、公開ツイートで2件しかヒットしませんでした。
哀しい、哀しすぎる。
「アビスパ部」なんて言葉をツイート内に含めようなら、「まだそんなことを言っているの?」と言われんばかりのプレッシャー・・・
結局、アビスパ部とは何だったのか。そして、どうして完売したのだろうか。謎は深まるばかりです。
■12月18日:2019シーズンのユニフォームが発表
とうとう、アビスパ福岡の2019年シーズンのユニフォームが発表されました。
感想としては、
凄く良いという訳でも、凄く悪いという訳でもなく、さらには実物を見ないと判断のしようがないというデザイン。
ただ、ユニフォームにはコンセプトが明確化されており
≪コンセプト≫
博多織工業組合様にご協力いただき、ホームタウン「福岡」を表すシンボルマークとして、博多織の代表的な博多献上模様
をデザインに取り入れました。
アビスパ伝統の縦ストライプは、中子持縞、両子持縞で表現し、「クラブ」と「ファン・サポーター」、「ステークホルダー」および
「地域の皆様」と一緒にJ1へ、そして世界へと上昇していく未来を表現しています。背面のワンポイントには「最強の武器」
の意味を持つ「独鈷」を配置しました。また、今年777 周年を迎えた歴史ある博多織のように福岡の皆様に愛される伝統あ
るクラブへと成長していきたいという思いを込めています。
ベースカラーのネイビーブルーは「濃紺」にこだわり、勝利への強い思いだけでなく、皆様とこれまで重ねてきた絆や深まる
結束を色の濃さでイメージしています。
博多織の模様がユニフォームに配置されているそうです。これだけでも購買意欲をそそりますね。
ファンとしては、グッツの一つ一つにも理由を書いてくれれば、そういったバックグラウンドに対してお金を払いたくなるものです。こういうコンセプトをしっかりと提示することは重要なことですね。
サポーターの皆様の意見としては、やはり
こういったように見えます。
恐らく選手が来ている姿をみると
このようになると予想されます。まったく、サポーターという生き物は単純ですね!
■12月21日:木戸選手、實藤選手、篠原選手 契約更新
ようやくの契約更新情報の解禁となってきました。
去年の成績を見ても納得の契約更新、木戸選手は来年こそはチャンスを活かして欲しいという印象です。
■12月21・22日:前川大河選手・喜田陽選手の育成型期限付き移籍での加入が決定
前川選手についてはプレー集から簡単に情報をまとめたnoteを過去に作ってみましたので、そちらを参照ください!
久しぶりの契約更新の引き続き、新加入選手の加入ということで選手の情報をポチポチと調べているアビスパ福岡サポーターも多かったように感じました。
前川選手はアビスパ福岡との直接対決の際にプレーをしていた経験もあったりなど、一部のサポーターの中には「あの前川か!」という反応をしている方もいらっしゃいました。
喜田選手に関しては、カテゴリが上手くかみ合わなかった関係もあって、プレーを知っている人は少ないですが、世代別の代表の常連であったり、レンタル元のセレッソ大阪のサポーターさんによるとダイアの原石という話をお聞きしたので、
育てて、パクられるのがアビスパ福岡です。
■12月23日:下坂が町田にパクられる
2018シーズンのアビスパ福岡は、レンタル移籍で加入した選手が多い年でもありました。
どれくらい多いかというと、ある試合のスタメンのうち、半分がレンタルの選手という試合もありました。そのように、レンタル移籍はアビスパ福岡をじわじわと苦しめる毒のような存在となってしまっている節があります。
サポーターとしては、レンタルで借りている選手が主力として活躍してくれた選手が多かったので、
こういった感情でしたが、なんと逆にパクられるというパターン。
愛着も深い選手であり、サイドの人がいないさそうということもあり、重宝していたのですが、本当に残念です。
■12月25日:クリスマスプレゼント、ナシ!
大問題です。
■12月26日:契約更新祭り
なんとチームの中心になるような選手たちがそろって残留。これらの選手に加えて森本選手もイタリアパワーを炸裂すべく、契約更新です。
まさに、わっしょいわっしょいといった気分ですが・・・
■12月26日:レオミネイロがファジアーノ岡山へ移籍
時系列がややごちゃっとなってしまいましたが、
なんと想定外のレオミネイロが移籍
レオミネイロといえば
・髪型をめっちゃ気にする
・ここぞという場面でゴールを決める
・ファンサが良い
こういった特徴があって、ファンにとても愛されていたのですが、ここで移籍。おそらく監督が代わることによってのチーム自体のスタイルの変化があるなのかもしれませんが、この移籍は大好きなレオちゃんとのお別れとイコールであり、悲しい限りです。
■12月29日:田邉 草民 選手の加入
なんとも急なお知らせ。
朝起きると「そうたんたん」がアビスパ福岡に加入していました、草民選手ですね。FC東京ではかなり愛されていた選手だったようで、
こちらのツイートに対して多くの別れを惜しむ声が見られました。アビスパ福岡でも彼の活躍を期待したいですね。
■12月29・30日:平尾選手、圍選手の期限付き移籍満了
個人的には、この情報が一番ショックだったりしました。レンタル移籍の選手たちの去就がとうとう発表されるころだとは思っていましたが、アビスパ福岡を大好きと思ってくれていた圍選手の満了。
そして、昨シーズンはあまり出番がなかった平尾選手の契約満了。
これにはサポーターも悲しい声、そして、感謝の声がよく聞こえてきました。
■12月30日:セランテス選手が加入
圍選手が契約満了になり、神山選手も契約満了。
杉山選手と山ノ井選手しか残っていない以上、誰かの加入はあり得ると思っていましたが、ここではレガネスというクラブからセランテス選手が加入することになりました。
ゴールキーパー能力もまだまだ不明ではありますが、これからのプレーに注目をして見ていきたいと思います。
ーーーーーーーーー
これを書きだしたのが、朝の3時だったのですが、今現在の時刻が8時なのには正直驚いています。
ただ、月に一回、アビスパ福岡についてをまとめてみるのも悪くないかもしれませんね。特に高いモチベーションでもないので、出来ればサポート機能を使った支援や応援の言葉をかけて頂けると嬉しいです。
なお、こちらの記事に乗せている写真は
彼の提供を使わさせていただいております。
本当にありがとうございます。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?