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バスケ未経験の僕がライジングゼファーフクオカの試合を3回観に行って感じたことをまとめるよ
みなさん、こんにちは。
私は日帰りで長崎県からバスケの試合を観に来るだけで福岡に来るという変態大学生のきょんもりと言います。
この写真は僕の彼女に撮影してもらった写真ですが、マフラーの巻き方がキモくて一度はボツにしたものです。
そんなきょんもりくんは、最近ではもっぱらライジングゼファーフクオカのベンジャミン・ローソン選手にハマっています。
名前に某コンビニの名前が入ってるなんて衝撃的ですよね。
さて、今回の記事では
・変態な大学生が
・3回バスケを観に来て
・感じたことをまとめるよ
という内容になっています。特に、今回重視したいのは「大学生である自分は率直にどう思うのか?」という部分を書いてみたいと思います。
これは高いと思う、これは不便、ここは良かったというように主観を入れつつ書いていきたいと思いますので、僕の意見を大学生の総意として捉えるのは安直ではあると思いますが、サッカーファンとして10年の経験とこの激動の20年の中で育ってきたスマホ世代である僕の発信には少なからずの価値があるのではないかと思うので今日も元気に記事を作っていこうと思います。
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①チケット選び
みなさん、お待たせしました。
きょんもりくん(4万円の中から食費と娯楽費を使わなければいけない)が、とうとう涙を流しながらアリーナ席のチケットを購入することになりました。
理由としては、
・わざわざ来てるから前回と違うことをしたい
・高い席に座っている人の立場になってみたい
・それらを記事にしてみたい
という所にありました。
僕は全部の席の中で最も安価な席でも十分楽しめるような人間なのですが、その3倍以上の値段をチケット代金に投じました。
今回もチケットはスマホでちょちょいと決済して確保しましたが、ここで今更気付いたことが一つ。
そうです、学割がないのですね。
公式サイトを見てみると、こういった記載がありました。
■子供料金について
・小人(子供料金)は小学生~中学生以下が対象となります。
・未就学児のお子様は、各座席保護者の方1名につき1名まで膝上に限り無料となります。お席が必要となる場合は子供料金のチケットが必要となります。
ちょっと驚きでしたが、大学生でも涙をのみながら購入するチケットが高校生も大人料金だったんですね。高校生に大人と同じ料金を要求するのは無理があるかと思いますが、そういうブランディングならば仕方ありません。
ただ、僕の意見としては
こんな感じです。学割の導入が無ければ、この変態大学生の僕でもサッカーとの兼業になると通うのが厳しくなってしまいそうです。
ちなみに、チケットの購入画面の画像が少し改善されており、
座席表自体に席の名前を書き込む形にして、一度に見られるようになっていました。こういったユーザーに親切な改善は嬉しいですよね。
ちなみに、
僕はこの赤丸をつけているアリーナという未知なる世界に足を踏み入れました。
照葉のアリーナに行ったことが無い方にとっては、
こういう方が正直だと思うので、簡単に説明を入れておくのであれば、
スタンドからの眺めはこんな感じ
上の方の席なのでピッチが小さくは見えますが、それでも全体が見渡せるという席ですね。サッカーの座席なんかはほとんどがスタンド席から見える眺めと変わらないと思います。
そして、今回僕が座ったアリーナ席からの眺めはこんな感じ
選手がまさに目の前にいます。これが最低でも3,000円程度はするアリーナ席の凄さです。選手の表情や顔、指示の声なんかも丸々と聞こえます。サッカーで言う芝被り席ということですね。
ちなみに、
ピッチに近くなればなるほど席の値段も上がりますが、最高級の席(この席は8,000円程度)には、最高級クッションが配置されているようです。
さて、アリーナとスタンドの違いが少しだけでも分かっていただけたところで、スタジアムに向かって行く工程に進んでいきましょう。
②交通手段
僕の乗る高速バスは博多駅で僕を下ろしてくれるので、博多駅からアリーナまでのアクセスが必要になりました。そこで必要になってくるのがある方のnoteです。
そう、
彼の記事ですね。
きょんもりくんの記事に書いてある情報、
これに従て博多駅のバスターミナルからバスを待ってみることにしてみました。「N29」のバスは大体1時間に1本出ているようで、僕が時刻表を見たときには丁度バスが来ていたようなので、さっさと乗り込みました。間違っても29には乗らないようにしてくださいね、精神が崩壊します。
バス停の番号は1番、分かりやすいですね!
「行き」に関しては博多からバスで29Nが最強という結論に至りました。
帰りに関しては29Nが来ればそれに乗っかるのが最善策ですが、なかなか来ないときは安易に千早駅に行ってからの臨時バスでも乗り換えに成功さえすれば大丈夫です。僕は乗り換えに失敗して14分くらい待ちました。
◎交通系まとめ(博多駅に限る)
これを厳守すれば幸せになれるかもしれません。
③スタジアムに到着
「ありがとう、29Nのバス!」と手を振って(振ってない)スタジアムに向かいました。大体博多駅から30分程度で到着しますが、途中で臨界クリーンパークなんかがあったりして、そういえば工場見学とかで来たことあるなあ、なんて思いながらのんびりとスマホを触っていました。
そして、
何度見ても圧巻の近未来感のあるアリーナです。ここに来られるだけで価値があるように感じます。
映えを狙ってカメラを向けまくりますが、どの角度からも素敵な写真が撮れますね。
まず気付いたことは、
気付き①:前回の試合の時になぜか立てられてなかったライジングゼファーののぼりが今回はある!
ということですね。やはり、これがあるのとないのでは雰囲気がガラッと変わります。
僕の大好きなベンジャミン・ローソンののぼりもありました。可愛い。
そして、会場に入っていく様子の動画を撮ってみたので軽い気持ちでご覧ください。
会場に入ると、すぐに気付いたことが一つ。この間、飲みに連れて行ってもらったお兄さんとライジングの話をしていた時に「トイレを間違えて女子トイレに入ってしまった」エピソードを聞いてしまってから、絶対に男子トイレと女子トイレを分かりやすくした方が良いと思っていましたが、
気付き②:男子専用のトイレの看板ができてる!
こういった些細なことにもしっかりと対応してくれていますね。
そして、実際に入場をしていきますが、
Bリーグのアプリを使うことでスマホ一台で決済・入場が可能となっています。とても便利に入場をすることができました。
やはり何度見ても素晴らしい会場ですね。
早速、ある気付きがありました。以前のnoteにこういうくだりがあったので紹介をしてみます。
風船が可愛いそうです、この風船は試合が始まってからは邪魔なのですが、席種を分けているために使っているそうです。ナイスアイデアですよね。また、帰り際に子供たちに風船を配っていたのは面白い試みだったと思います。
要するに、風船は可愛いんだけど試合が始まると邪魔になるという話。
この問題を解決するために、
気付き③:風船をかなり高い位置に設置することで、視野に入らないようにするという試み!
可愛い風船は非日常に雰囲気を作れるから残したい、でも試合の邪魔にならないようにしたい・・・という葛藤が見えます。しかし、迅速な対応は素晴らしい限りです。今日は風船が邪魔になることもありませんでした、ありがとうございます。
また、
気付き④:第2クオーター終了後にアリーナにある風船を回収してた!
風船の問題を最大限に修正してくれていますね。この風船は子供たちに配っていたようなのも、面白い試みですよね。風船というアイテムにここまで役割を持たせること、そして課題点をすぐさま改善する速度は素晴らしい限りです。
また、こちらの画像もご覧ください。
気付き⑤:相手チームを看板で歓迎!
これは僕が初めてアリーナに降り立ったので気が付いたことなのですが、手書きで相手チームを歓迎するメッセージ。そして、相手チームの選手の中で福岡に縁のある選手を猛プッシュ。相手チームにとっても悪い気はしないでしょう。
続いて前回僕がボロカスに書いてしまったグッツショップがどうなっているかが気になっていたのですが、もちろん修正が入っていました。
以前は狭い通路にショップを設置したため、
・会計に並ぶ人
・グッツをみたい人
・席を探している人
こういった人がごった返していましたが、これが修正。
地図で言うなら、黄色の丸から赤色の丸の所に場所が変更されていました。
写真で見るとこんな感じでした。アリーナの角の部分に移動されていたので、人が集まりすぎるということはなさそうでした。ここに置いたのは大正解だったんじゃないかと思います。
気付き⑥:ショップがいい感じの所に移動してた!
実際にお祭りの中でしょうもないたこ焼きや焼きそばを500円を出して買うことは損とは感じないけど、普通の生活の中では500円のたこ焼きなんてどうしても食べたい時くらいにしか食べませんよね。それが非日常というやつの購買意欲増進効果ですね。
ショップをどうにかしてアリーナ内に作られたことによって、
ペンライト(1,600円)を買ってしまう事になってしまいました。
周りのみんなが持ってると買わざるを得ない心理になってしまいますね。恐ろしいやアリーナ席。
このペンライトについてもいくつか思ったことがあるのですが、こいつの使い方が全く分かりません。ダンスボーカルが踊ってるときはピンクにしてる人もいるし、青の人もいるし、どうやってこれを振っていいのかも分からず、独自の振り方を採用してしまいました。
ここは伸びしろに感じました。せっかく、エモい演出があるのですから、これをどうにか上手く使うレッスンみたいなのも指示してくれないとバラバラな感じがして、購買意欲にも繋がらないのではないかと思います。
気付き⑦:ジンくんバルーン
スポンサーとかついてないけど、これっているのかな?(笑)
僕の観る限りでは初登場でしたが、ジンくんを押していきたいのかなあ。
演出なんかはいつも通り、毎回の如くテンションが上がるステージでしたね。ただワンパターンというか、写真で撮っても同じ映像になってしまうのは放送権利関係でどうしようもないのでしょうか。ちょっと飽きてきました。
そんなこんなで試合が始まっていきます。
④試合終了
試合は残念ながら負けてしまいましたが、それでも最後まで追いつこうとする姿勢は面白かったです。
ルールはまだまだ分からない所もありますが、
こんなことを調子こいて思ってしまいました。
相手選手はよく走ってボールを持っている選手に対して選択肢を提示しつつ選手個人の最善の選択肢を選ぶ選択力が優れていたように感じました。こういうチームの監督は優秀とサッカーで知っているので、相手チームは強かったんだなあと感じました。
ピッチに立っている人たちは手を抜いたりするはずがありません。プロであるということはもちろんですが、彼らのプライドがそれを許さないはずです。
他のチームは負けが確定したようなシーンになるとボールを追っかけることをやめたりしている選手もいましたが、ライジグゼファーの選手たちはそんなことはしていませんでした。その姿を見ると「応援したいな」という気持ちになりました。
どんなに勝ちたくて真剣にやったとしても、スポーツは勝ち負けがある以上、この試合のように負けてしまうことはあるかもしれません。相性や力の差、コンディション、運とチームの勝敗を分ける要素は数々あると思いますが、僕の素人の目では、ライジグゼファーは限られたリソースをフルに活用して勝利をつかみ取ろうと、試合を観にきてくれた人に対して勝利をプレゼントしようという気持ちが見えました。
僕は地元の名前を背負ったクラブの選手のその気持ちが見られただけでも本当に嬉しかったです。
⑤試合終了後イベント
会場でお会いしたアビスパ福岡を応援している方と挨拶をさせていただいた時に、サイン会があるという情報を聞きつけまして、僕もそこに参加してみることにしてみました。
僕の大好きなローソンのブロマイドを買ってサイン会に参加しました。
突かれている中にも関わらず、笑顔でファンサービスをしてくれたベンジャミン!本当にありがとう!
僕の大事なコレクションとさせて頂きます。
このブロマイドはファンクラブに入っている方は500円、非会員は1,000円ということで、会員の僕は1,000円でこのブロマイドを買いました。
アビスパ福岡というサッカーチームを応援している僕からすると、選手の練習場に行けばサインなんていくらでも書いてもらえるので、本当にサイン付きグッツなんて言われても「どうせ貰いに行けばいいじゃん」と思ってしまうので選手のサインの価値はかなり低くなっているのかもしれませんが、イベントがあるときに1,000円を払わないと貰えないサインなんて価値は高いですよね。
ビジネスとしては成功してますよね。僕個人としては、選手のサインは価値が高い方が良いと思っているので、ライジングのやり方がそうなのであれば全然大丈夫です。お金は払います。
■最後に
さて、ここまで色々と書きまくりましたが、3回目の観戦を終えた単純な感想としては、
もう諸々が高いのがかなりダメージだったりします。ライジグゼファーの試合を最も楽しめるのはアリーナ席であることは試合を観てきた中で確かに思った事なのですが、僕としては博多駅からの交通費が往復で1,000円程度と考えると、アリーナ席は最低でも4,000円を払わなければ座ることができません。
大学生の4,000円と社会人の4,000円には収入に占める割合に差がありすぎて、実際の僕の中では経済的にしんどくてたまりません。今後もスタンドの席で見るくらいなら本業のサッカーにお金を使った方がもっと良い席で試合を観られるしなあ、というのが正直な感想です。せっかく時間はありえないくらい余っている大学生が福岡にはうじゃうじゃいるはずなので、学割の導入でもないとサッカーのオフシーズンが終わったときに資金的には通うことは難しいかもしれません。
僕としては今回はアリーナ席で見るのにかかったお金が3,200円(アリーナB自由席)で、交通費が1,000円くらい。4,200円かかっているのですが、飲み放題で居酒屋に行けますよ。4,200円あればおしゃれな洋服とか買えますし、おいしいもの食べられますよ。
それを超えるだけの価値をライジングゼファーが提供できているのかというと、僕みたいな変態大学生以外にはまだまだ難しいと思います。お金を払える大人の層が経営を支え続けるとして、若い層が上手くバスケ文化を味わってこられなかった場合、数年後、数十年後の経営にも影響が出てきてしまうかもしれません。
こんな変態な僕でも3回来るまでグッツを一つも買わないほど財布には慎重でした。そういったことを考えると、まずは人にアリーナに来てもらいバスケ文化を知ってもらうことから始めるべきで、せっかくならこれからのチームということもあるので若い層がどんどん参入してこられる環境こそが大事になってくるのではないかと思います。
今時って、若者は本当になんでもお金を使う場所があるんです。選択肢が大量にあるんです。その中でライジグゼファーが選ばれるくらい魅力のあるチームになって欲しいなあと僕は思います。
偉そうなことを書いてしまいましたが、これが大学生のリアルです。
■ちょっとしたお願い
もしよければ、長崎県からライジグゼファーの為に片道3時間半かけて試合を観に来ている変態大学生の為にnoteのサポートという機能を使って僕に資金援助をしてくだされば嬉しいです。このままだと袋めんで1週間過ごさなきゃいけないくらいカツカツなんです。
集まったサポートはそのままライジグゼファーの試合を観に行く資金として使わせていただく予定です(あと生き延びるための食費)。この資金額に応じて、次の水曜日の琉球戦にも行けるかもしれないのでよろしくお願いいたします。