小さな、たくさんの喜び
どう表現するか、迷ったのですが、
実際に起きたこととしてやはりお伝えします。
保育器でモニターにつながれて、元気に過ごし、
毎日会いに行きました。
ほどなく・・・
おや?
肌の色が、どんどん黒くなっていったんです。
先生に聞いてもよくわからず、
大丈夫とも言い切ってはいらっしゃらなかったように思います。
正直、心配でした。
そもそも3カ月早く生まれたので、皮膚はまだしっかりできておらず、
ぬらぬら、しておりました。
定期的になにやら光にあてられていました。
目を守るため白い布で目隠しされていたので、
見た目も痛々しかったです。
実は黒くなったことや、光をあてられて痛々しかったことは
当時のメモ書きにいっさい書いていないのです。
書けないくらい不安だったんだと思います。
可愛い、とか、スヤスヤ、とか、元気、とか…
そんな言葉ばかり書いています。
自分自身のことは傷が痛いとか治らないとかぶつぶつグチっていますが、
子どものことは不安を書かないようにしていたんだと今になって思います。
ちなみに息子は今は色白です。
今回使った写真は8/21のもの。
そう考えたら、長く感じた色黒の日々は、
思ったより長くなかったのかもしれません。
2015年8月12日から“ちびっちゃいおむつ”開始。
400gにも満たない体に合うおむつがあるなんて。
パンパースだけれど、確か外国製でしたよ。
おそらくニーズもあまりない、小さな小さなお尻用のおむつなので、
決してリーズナブルではありませんでしたが^^
やっぱり喜ばしいできごとの一つでした。
この頃の母乳量。
8/12 0.5㏄×8回/1日
8/13 1㏄×8回/1日
8/15 1.5㏄ (たぶん同じく8回と思われる)
本当にちょっとずつだったんだなぁ、
と改めて思います。
そして8/15のメモには、
初めて背中をみる、と書いてあった。
それにもびっくり。
生まれて1週間以上たってやっと背中を見たんですね。
かさかさのところにワセリンを塗ったとか。
ときどき目をあけてくれました、とか。
小さなこと一つ一つを積み重ねてきたんですね。
愛おしくなります。
現在6歳。
クレヨンしんちゃんを初めてまともに見て、
ゲラゲラ笑っているわが子の隣で
振り返ることができるのは、有難いことです。