iPhoneの呪い

サマリー
・日本では何かと新しい商品が出れば比較されやすいのがiPhone である。
・しかし、iPhoneのイノベーションはプロダクトからプラットフォームというビジネスの戦い方を、音楽プレイヤーから携帯電話というスケールしやすい戦場へ移したことであり、技術やビジネスモデルは既存のモノの掛け合わせである(それ自体はすごいが)
・なので、新しいプロダクトという観点でiphoneに見習おうとしすぎる(なぜうちはああいう商品がでないと急かしたり、や同じくらいインパクトある製品とは何か、という分析をする)と、本質を見失う
・プロダクトとしての転換は、iPhoneよりはMacintosh
・それまでは専用機/業務用だったコンピュータをパーソナル領域で広めたのがMacintosh
・ひるがえって、自分が所属するロボット業界も同様に、近年のコミュニケーションロボットの盛り上がりが今ひとつなのは、みんなプラットフォームにこだわりすぎて、本来あるべきプロダクトとしてのイノベーションが足りないからではないか
・上記は仮説ではあるけど、実際プロダクトとしての完成度(デザイン/性能/キラーアプリ)を備えているものは今のところ見当たらない
・カテゴリー=インダストリーを変えるほどのインパクトにはこう言った順序が必要なのではないか

とまぁ、コンサル的な視点で仮説をまとめてみた。
ちゃんとファクト積み上げて検証してくれる人ゆる募

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