インテリアコーディネーターは見た③〜愛人格差問題〜
元インテリアコーディネーターのきょんちーです。
10年間ほど、高級マンションや高級賃貸マンションにご入居される、経営者、お医者様、外資系企業、外国人の方、ホストetc…のインテリアコーディネートを担当しました。
彼らのプライベート空間であるお部屋の中に入り込む職業柄、外側からは決してわからない、見えない、彼らの驚く生態やこちらの想像を超えた要求、クスリと笑える場面に多々遭遇してきました。それらについて、シリーズでご紹介します。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
こんばんは。
ついさっき誰かが、私の部屋のドアをがちゃがちゃと無理やり開けようとしており、ドン引きしたきゃさりんです。
恐る恐るドア越しに誰ですか?と聞いたら若い女性の声で、間違えました、と返事が返ってきました。暑さで頭でもやられてしまったんでしょうか。
すみません、前置き長くなりました。
ええーっと今回は、男性経営者の愛人格差をテーマにお届けします。
高級賃貸マンションはご想像通り、愛人用に部屋を借りる方はかなり多く、まずそのような案件の場合、担当営業から、この人あれだから、絶対にご自宅にパンフレットなんか送らないでね、大問題になるから!!と連絡が入ります。
ご自宅とは奥様、ご家族がお住いの場所を指しています。
パンフレットがご自宅に届いたせいで、こっそりマンションを借りたのがバレたらこりゃ一大事、という話です。
中には3つのマンションにそれぞれ別な女性を囲っていた猛者もいらっしゃいました。
そうなると、対応するこちら側も大変で、
えーっと実際のご住所は世田谷だけど、パンフを送るのは愛人Aさん宅で、愛人Bさんにはこちらの見積を送り、愛人Cさんにはカーテン生地のサンプルを送って、といった感じで総勢4人の女性のお名前、対応内容、住所などが入り乱れ、かなりのスリリングな案件となり、危うく名前を間違えそうになり肝を冷やしました。
さて、私が直接お会いしてきた愛人の方は往々にして下記の2パターンに分類できます。
パターン①
女帝タイプ
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?