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令和元年房総半島台風発災から5年を経て

5年前の今日、鋸南町を含む房総半島(千葉県)では、過去に例がないほどの台風による甚大な被害を受け、一夜にして景色が変わりました。

被災地と化した鋸南町は、激甚災害となりました。

また、復旧復興に向け、とても多くの方々が駆けつけてくださり、ボランティア活動をしてくださいました。感謝に尽きません。

そして、風災害により、家屋の屋根が吹き飛ばされ、それにともない室内にカビが大量に発生するなど、一般のボランティアの方々が活動できない専門的な場所の被害が多く、専門支援団体の方々には、4年半という長期に渡るご支援を賜りましたこと、当団体一同深く感謝いたします。

5年を経て、一見すると町の景色は以前のように戻ったように感じます。
しかし、家屋の損害により、遠方へ引っ越さざるを得なかった方々が多くいらっしゃり、閑散としてしまった地域があることも事実です。

また、台風の情報など、この季節になると、恐怖を思い出し、不安にかられる方も多くいらっしゃいます。台風の被害の恐さを、5年を経てもなお、感じずにはいられません。

鋸南町役場から発信されている「防災安心メール」が充実した内容であり、鋸南に住んでいる人はもちろんのこと、住んではいないけれど親族がいるという人もぜひ登録してみてください。災害が起きたときの避難所の情報などがわかりやすく掲載されています。

当団体員も、それぞれが日常生活へ戻り、現在は学校や、地域内での防災教室や、見守りなどをさせていただいております。

最後になりましたが、現在も日本各地で災害が発生し、ここ鋸南町で活動してくださった方々が、活動していると伺っております。
いつもかけさせていただいておりました声をかけさせていただき、結びといたします。

どうか、ご安全に。

あなたの笑顔が見たいから
鋸南復興アクセラレーション一同

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