「結婚」というイベントを楽しみ尽くしたい ①婚約指輪を"作る"
普段は旅行記の投稿が多い私ですが、これまでで最も読んでいただいたのが、こちらの「私は『結婚』がしたいのか?」という記事です。
なんでこんなに読んでいただけたのかよくわからないのですが、嬉しい限りです。
そんな私もついに先日入籍をいたしました!!!!!
先の記事で書いた通り、結婚という一大イベントを楽しむために私が行った(一部、行わせた)ことを記載したいと思います。
①どうしても婚約指輪が欲しい私。ダイヤの婚約指輪を作る
作る?と思われた方もいらっしゃると思います。
我々の結婚なのですが、良くある、「彼氏がサプライズでプロポーズしてキャー!」みたいなロマンチックなものではありませんでした。
彼氏が転居を伴う転職をしたいと言い出す
→ちょうどいいタイミングなので私も転職&転居
→ついていく形になるなら結婚するよね?と圧をかける
→転職先の家賃補助が、妻帯者の方が多くもらえるということで、結婚に至る
と、まあなんか現実味しかない結婚だったので、プロポーズというものは一切ありませんでした。
※実際には転職転居するかどうかで1年近く話し合っていました…この話もどこかで
そんなヌルッと決まった結婚だったので、婚約指輪ももらっていなかったんですが、どうしても婚約指輪が欲しかったんですね。
なんで?と聞かれたら困るのですが、欲しいじゃん。婚約指輪。
この世の中には、どうせつけないし婚約指輪はいらないわ、旅行でも行きましょう!という女性もいらっしゃると聞きますが、私は婚約指輪も旅行も行きたい派なんですね………本当にお金のかかる女で申し訳ない。婚約指輪以外は全部割り勘にしてるから許して。
話が逸れましたが、ダイヤの婚約指輪、少女漫画脳の私が欲しいに決まってる。
でも、我々は退職前に海外や国内やいろんなところを旅しすぎて本当にお金がなかったんですね。
ブランドを選ばなければ買えたかもしれませんが、私、プライドもなかなか高くてですね、そこら辺のブランドの指輪もらうくらいならいらねーよ!というタイプです。本当にめんどくさい女ですよね。
そんな私が一番欲しくて欲しくてたまらなかったのが、コチラ。
ヴァンクリーフ&アーペルのロマンス!!!!!
元々、ソリティア(一粒ダイヤ)派だったのですが、ロマンス見た瞬間に全てを奪われました…
ハーフエタニティ✖️センターダイヤの優美さ、完璧なディテール、実際実物をつけさせていただいた時には輝きが全く違いました。
ダイヤならグラフやショーメのリングも素敵ですが、華美で私には似合わないかなと思っていました。
ロマンスが欲しい私VS財布
というか、今登場した指輪全部、値段がそもそも私には似合ってないんですよね…
85万円の指輪。もし買えたとしても結婚早々もやし生活になってしまいます。
どうしようかなーと思っているときに何の気なく夜中に母に相談しました。
すると母は「婚約指輪いらない派」だったようで、
母「私も婚約指輪貰ったけど結婚式の時くらいしかつけてないよ〜パパに『売っていい?』って言われたけど『それだけはやめてくれ』って言われたし。
…てかさ、あげよっか?指輪。」
婚約指輪あげよっか?
なんともぶっ飛んだ発言ですね。
でも勘のいいガキの私は、そこでふと気づいてしまったんですね。
ダイヤを外してプラチナ溶かしてリメイクできんじゃね?と。
そこからの母娘の行動は早かった。
タンスに眠っていた婚約指輪を引っ張り出し、父を説得する口実を考え(サムシングフォーのサムシングオールドがやりたい、みたいなことで説得しようと考えてました)、翌朝父の了承を得て、次の日にはジュエリーリメイクの専門店に持って行きました。
その時、夫は
お気づきでしょうか…?
ここまで夫、登場回数ゼロ。
申し訳ないですが夫の意思は無視させていただくことで、この行動は成立しております。
一応、婚約指輪は母にダイヤを譲ってもらってリメイクしたい、そうすると安価にできる、ということでLINEで承諾を得て、ジュエリーリメイク店へは夫と一緒に行きました。
こういう時に、夫の「男はこうするべき」みたいな価値観、プライドがなくてよかったなと思います。人によっては、「それはどうなんだ」と思う方もいると思うので。ありがとう夫!
ロマンスを"作る"
私が欲しかったのはヴァンクリのロマンスですので、今回リメイクする際も、「ヴァンクリのロマンスに似せて作ってください!!」とお願いしました。
今回セミオーダーという形で、元々あった型を少しアレンジして作っていただきました。そのため、全く同じにはもちろんできないのですが、ディテールやダイヤのセットを極力似せていただくために、お店の方と何度も打ち合わせて作りました。感謝!
出来上がったのはコチラ。
値段はどうなった?
リメイク代ですが、値段としては約12万円で、だいぶお金は浮きました(笑)
ただ、ヴァンクリのほうがダイヤの輝きが桁違いです。あくまで似せてるだけなので、全くの別物ですね。
でも、母から譲ってもらったということで、なんか面白エピソードにもなったし、思い出になったので、これはこれで良かったんじゃないかな、と思います。
こうして、お金がないけどちゃんとした感じの婚約指輪が欲しいという欲望が満たされたのでした。
お気に入りで、休日は結婚指輪と重ね付けしてお出かけしています。ダイヤが小ぶりなので、そこまでいやらしさもなく気軽につけられてます。
そんな感じで、婚約指輪編は終了となります。
次はプロポーズ編です!