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「横浜集中」はいいことなのか

こんばんナマステ💙Kyoskéこと暑寒煮切(あっさむにるぎり)だよっ✨

明日、横浜中心部で大型イヴェントが目白押しであることが話題になっていて、

まず横浜マラソンがあるけど、総選挙・国民審査と重なっているために市役所の職員をある程度そちらに割かれていて例年のマラソンより手薄になっていると。

それから横浜スタジアムでNPBの日本シリーズ

そしてKアリーナ横浜ぴあアリーナMMKT Zepp YOKOKAMAでもそれぞれ興行があると。

これでホテルや鉄道は阿鼻叫喚という話。

今回の総選挙って本当の本当に不意打ちなのよ。

いつもは総選挙ある時って、事前に根回しされていて、公共施設は予約がブロックされたり、既に予約を取っている団体にはキャンセル依頼がくる。

当然ながらこれは実際に選挙を運用する自治体職員や選挙に関連する企業(イヴェント、コールセンターなど)に配慮したもの。

今回は色々聞いてる限り、本当に予定されてなかったものなのね。

だから総裁選の直後あたりから、全国の基礎自治体や企業はてんやわんや。

今回に関していうと役所、役場がてんやわんやなので、選挙と関連しない企業もてんやわんやになっちゃってるのよ。

横浜市職員からすれば、なんでよりによってマラソンの日にぶつけるのかなぁ💢と。

選挙とマラソン両方の準備に追われながら、TVでは横浜DeNAベイスターズがクライマックスシリーズで健闘する姿が。

他の年なら市役所はもう拍手喝采。彼らが勝利を重ねるごとにテンションも上がるだろうけど、

今年に限ってはふざけんじゃねーよ💢日本シリーズに進まれたら困る😡だよね。

そしてそれが現実になってしまった😱

とはいうものの明日さえ過ぎれば、少しでも勝ち星を重ねてもう一度ハマスタに帰ってきて❗️が横浜市職員の願いだろうと。

ここまで書いてきたのはあくまで横浜市職員の気持ちを代弁したに過ぎず、横浜の街の経済を考えれば、千客万来、いや万客億来❓はいいことなんじゃないのと。

そんなことをこれから考えていきたい。

明日はKアリでMr.Children、ぴあアリで地元のスターゆずというビッグネイムが揃ったので話題に付加されているけれども、土日にKアリ、ぴあアリ、Zepp、それにパシフィコ横浜横浜BUNTAIのすべてでイヴェントをやっているのは当たり前の話。

また、夏季ならハマスタでも野球やコンサートをやっていることは多い。

DeNAが経営権を持つ以前のベイスターズは日本シリーズにでも出ない限り、ハマスタはガラガラだったから、日本シリーズを特別視するのもわかるけど、今はほぼほぼ🈵席。それもあまりに人気なので増席すらしている。

つまり日本シリーズはチケット価格の高騰はあったとしても、パーソントリップ自体は平常運転に近い。チケットない人が外でパブリックヴュウイングを観たり、近隣の飲食店で観たりは増えるにしてもね。

Kアリやぴあアリだって別にミスチルやゆずでなくても、席数を埋めれるアーティストじゃなければそこで興行はしない。

今はYouTubeとかLIVE配信からまったく聞いたことないアーティストが次から次へと出てきて、こーしたアリーナクラスのハコを埋めていってしまう時代。

仮に明日、そんなアーティストの興行だとしたら話題にならないだろーけど、パーソントリップはほぼ同じ。

Kアリやぴあアリは新しいだけに密閉性が高く、音漏れはほとんどないから、音漏れ目当ての人もあんまりいないだろう。あるとすればグッズ販売だけど、旧ジャニーズでなければそれもまあ誤差の範囲。

つまりハマスタに関しては、まさかのリーグ3位からの勝ち上がりさえなければ無であったにしても、コンサート系は平常運転でしかない。

これにプラスして全盛期の頃のAKB48握手会がパシフィコ横浜であったならヤバかったなぁ、とは思うけれど。

ベイスターズが3年に1回以上日本シリーズに進出するようなチームなら横浜マラソンの日取りにも影響を与えたけれど、そーじゃないから考慮されなかった、というくらいかな。

ただずっと思ってたんだけど、なんでぴあアリ、Kアリという類似の施設を同じエリアに固めて造ったんだろうって。

それこそハマスタ、パシフィコ、Zepp、BUNTAI、それに赤レンガパークとかも含めて回遊型の大型フェスをやれたら面白いなとは思っているけれど、今のところそのような連携は見られない。

それどころかぴあアリ、Kアリ、BUNTAIは柿落としが全部ゆず。変な張り合い方をしてる。

せめてBUNTAIくらいクレイジーケンバンドでもCrystal Keyでもよかったじゃないか。

みなとみらいには土地があるというのはわかるんだけども、例えばぴあアリが横浜市内でも二俣川など相鉄エリア、あるいは長津田など田都にあったら、こうしたほぼ宅地でしかなかったところに新たな需要を喚起できたじゃん。

まあ住宅エリアに集客施設造ると色々軋轢もあるから難しいんだけどね😅

個人的に注目しているのはズーラシア周辺。

隣接する横浜旭陵高校が統合のため閉鎖することが決まっているのと、中山から二俣川方面に横浜地下鉄グリーンラインを延ばすとすれば通るエリアであること。

今後の横浜市における観光戦略の核になっていくのではないかな。

ちなみにグリーンラインは二俣川を経由して戸塚でブルーラインに接続するとネットワークとしては完成する。

ルート的には鶴ヶ峰〜東戸塚の方がきれいだけど、拠点間の直結というところに重きを置くべき。

それとは別にみなとみらい線を本牧の三溪園あたりまで延ばせばいい。横浜市内の地下鉄建設はそれで打ち止めにすべきではないかな。

横浜市の悩みとして中心部に押し寄せる観光客の消費額が低く、混雑の割に稼げてないことがある。

これは近隣の鎌倉と同じ構造で、宿泊者が少なく、主に東京からの日帰り客が多いことに起因している。日本人もインバウンドも関係がない。

宿泊客が少ないということは当然宿泊費を稼げないけど、それだけじゃなく誘客数に対して夕飯や飲酒の消費が少ないことを意味する。

それこそ夜の中華街って空いてるでしょ。

近年野毛が東京の人にも人気のスポットになっていたり、工場夜景クルーズとか赤レンガパークでのオクトーバーフェストなどなど、横浜市としては色々YOASOBI需要を喚起してもいるけれど、泊まっていかないとどーしてもクラウディングアウトしてしまう。

だから横浜市中心部にはもっと宿泊施設を増やすべきだと思う。鎌倉と比較しても土地はまだあるので。

ぴあアリとKアリの両方を認可したのは、コンサートの大半が夜公演なので、その後の飲食需要がある程度見込めるからだろう。

Kアリに至ってはバーまで設けてるからね。

だけど、終わるとすぐに新幹線に駆け込むような人も少なくないので、パーソントリップに対する消費で見たら決して効率はよくないかなと。

ぴあアリとKアリ合わせて3万人以上のパーソントリップを生み出しているけれど、見込める消費は恐らく数千人の宿泊者と同程度。

仮にぴあアリを造らず1.2万人のパーソントリップがなくなり、それに対して地道に宿泊施設を誘致していたとしたなら、今夜なんかはマラソンとミスチルで埋まるにしてもその消費額はぴあアリのゆずっこ(ゆずファン)の欠落を埋めるだけのものになったんじゃないかな。

それでいて街の負担はゆずっこの分だけ軽くなる。

これぞ観光・イヴェントで稼げる街なんだよ。

とりあえず目先の誘客数を意識してきた結果が明日の「横浜集中」なのだといえるし、今回は不測の事態が重なったにしろ身から出た鯖じゃないのかな。

これからの横浜市中心部における土地利用や再開発はできる限り宿泊施設の増床をメインに置き、横浜市内のイヴェント来訪者を東京に泊まらせないことを目標にしてもらいたい。

それじゃあバイバイナマステ💙暑寒煮切でしたっ✨


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