新京成の運賃はなぜ統合できないのか
こんばんなまらステ💖Kyoskéこと厚沢部煮切(あっさぶにるぎり)だべさっ⭐️
新京成電鉄が京成電鉄に吸収合併されると聞いて一瞬糠喜びした人もいるだろうけど、
新京成の運賃については京成線に組み込まず、現在の運賃体系を維持する方向で調整している。
所詮この世は生き地獄😭
とはいえ、京成には前科があることを京成沿線民はみんな知っているので、糠喜びした人は存在しないのかもしれない。
1998年に千葉急行電鉄が京成に移管されて京成千原線となるけれど、運賃は千葉急行電鉄時代を引き継ぎ京成との合算はなかった。
申し訳程度に乗り継ぎ割引があるけども、それでも基本的に二重運賃なので高い。
しかもどーゆーわけか、乗り継ぎ割引が効くのは谷津以東になっていて、上野や押上などからは完全な二重運賃を払わされる。
千葉急行電鉄に出資した金が泡になってしまったわけでしゃーない面もあるんだけどさ。
ちなみに京成電鉄・千葉県・千葉市が出資した第三セクターで、成田にある貸切バス千葉急行観光とは無関係だよ。
それと比較すると新京成は黒字だし、京成千葉線と直通運転してるけれど、経営統合でリソースを共通化できればコストを下げられる。
運賃共通化でさらに往来は増やせるはずなので、現状少しばかり新京成の方が初乗り運賃高い分を加算運賃で対応すれば損失は出ないだろうに。(距離によっては新京成の方が安くなる)
ではやらない理由はなにかというと、新京成と京成が接している駅が京成津田沼だけでなく新鎌ヶ谷も存在するからだろうね。
成田スカイアクセス線ができたときに、北総線の京成高砂ー印旛日本医大間においてスカイライナーとアクセス特急は京成、それ以外は北総という謎ルールが適用された。
そのため、例え北総線の普通に乗っても東松戸ー新鎌ヶ谷などアクセス特急停車駅間の運賃収入は京成に入り、アクセス特急通過駅を噛んでいる乗車でないと北総に運賃収入は入ってこない。
そしてこの区間の運賃体系は完全に北総線に合わせていて京成の他区間とは別運賃になっている。
ここでも京成は多重運賃をやらかしてるわけ。
するとね、京成区間から新鎌ヶ谷に行くときに、北総線経由より京成津田沼まで行って新京成を経由した方が安くなる場合が現在でもままある。
押上ー新鎌ヶ谷は北総線経由だと664円、これに対して新京成経由だと607円、運賃共通化で545円。初乗りが約30円違うので、それを新京成加算運賃としても575円。
そこで京成と新京成の運賃を共通化してしまえば、スカイアクセス線の運賃もそれに合わせて下げなくてはいけなくなり、それは京成としてはやりたくないことなんだろーなって。
まあ現時点で北総線(京成線)と新京成の改札は分離されているけれど、十字交差しているためどん詰まりである成田空港のように二重運賃がきれいに適用されるのは難しい。
北総線は昨年値下げしだけれど、それでもまだまだ高いわけで、その運賃は維持したいわけさ。
北総線の経営モデルはいろいろオトナの事情が絡んできて面倒なんでね。
そのへんをある程度クリアにして北総線の運賃こそ京成高砂ー新鎌ヶ谷間のみで構わないので京成と共通化できるなら、新京成も共通化できる。
今より初乗りをもう少し高くしてでもそーしてくれた方がありがたいんだけどねー。
乗客の希望はナントカ鉄道とかたくさんいらないんだよ、京成グループは全部ひとつになってほしいんだから。
とりあえず経営統合によるシナジーで京成と新京成の乗継割引の拡大くらいはやるんだろーね。今が20円なのが40円になるくらいだと思うけど。
理想にはほど遠くても今よりマシになればそれでいいってか😁
それじゃあバイバイなまらステ💖厚沢部煮切でしたっ✨