質より量から学ぶべきこともある
こんばんなまらステ💙🤍❤️Kyoskéこと厚沢部煮切(あっさぶにるぎり)だべさっ✨
流石おフランス。
2000年代の観光業界はインバウンド数世界一のフランスに学べ、という論調が強かったけれど、
2010年代に入ると、フランスって客単価低くてパフォーマンス低いよね、という論調の方が強くなっていった。
これは日本の状況とも関係していて、2007年から2012年までインバウンド数は横這いで、リーマンショックと東日本大震災では落ち込んだのだけど、2013年から急増した。
これによって息を吹き返した観光地、施設、店などがある一方で、混雑や激務などの弊害も指摘されてきていた。
そんななかで客単価の高いスペイン、アジアでいえばタイの方が優れていないか、という論調に変わっていった。
まだ、観光業界以外は質より量だったけどね。2010年代の末期になるとオーヴァーツーリズムが各方面から言われるようになってきていたけれど。
だけども観光客排斥運動まで起きているスペインと比較して、あれだけの数の観光客を入れていながら、フランスではそこまでオーヴァーツーリズムの問題が出ていないのも事実。
いや、無くはなくて、こんな話もある。
それでも人口の1.5倍ものインバウンドを割と難なく捌いていて、今後の観光客削減方針は切実というより早いうちから手を打っていく、という構え。
それができるのはキャパシティのあるインフラと豊富な人材なんだろーね。
多分日本やスペインなどとはなにか根本的な構成が違う。
根本が違うものを模倣できるかといえばそれは難しいけれど、その仕組みを知っておくことは今後のシステム設計には活かせる可能性がある。
オーヴァーツーリズムの解消策として一般的に言われているのは、ディスティネーションの分散化と客単価を上げることで得られた利益をインフラ整備に再投資することだけども、
そーじゃない対応力をフランスから学べるんじゃないのかと。
かたや人口の4分の1のインバウンドにひーこら言ってる日本、かたや1.5倍を捌くフランス。その差は歴然としている。
もしフランス同様の対応力を持てるなら、日本は2億人近くを捌けるし、それは超巨大産業になる。
数も大切。もう一度フランスから学び直そう。
ってことじゃないかな。
それじゃあバイバイなまらステ💙🤍❤️厚沢部煮切でしたっ✨
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