その7分で庄内平野を変えれるか
こんばんナマステ💚Kyoskéこと暑寒煮切(あっさむにるぎり)だよっ⭐️
#上越新幹線 が現状の240km/hから275km/hにスピード=アップすることが昨日正式に発表され、東京ー新潟で7分の短縮になるそう。
上越新幹線が1982年に開業した時は210km/h、国鉄民営化後の1988年に240km/hに引き上げ、そこから30年以上それが続いている。
いや、実のところは1990年から1999年までは一部で275km/hで走っていたので後退してしまっている😱
同期の東北新幹線は320km/hまで引き上げられ、上越新幹線より規格の低い東海道新幹線は285km/h、同じく低規格のフィレンツェ〜ローマ高速線🇮🇹で250km/hだからいかに上越新幹線がやる気ないのかわかる。
東海道新幹線ができた当初は200km/h以上で走る鉄道を #高速鉄道 と言ったけれど、今では250km/h以下は準高速鉄道、または中速鉄道とされている。
このくらいの速度の路線は在来線を改良したり、通勤列車や貨物列車と共用するのが海外のスタンダードになっていて、300km/h前後で走る高速鉄道とは別カテゴリなんだな。
だから上越新幹線は中速鉄道であり、これを新幹線と呼んだら他の新幹線に失礼な状況だった😭
それがこの度めでたく解消され、約四半世紀ぶりに高速鉄道に復帰することになる。やったね🎉
ではどうしてここまで恥じるべき状況が続いてきたのかといえば、東京から新潟が近過ぎるため2時間前後で着いちゃうので空路はとっくに無くなり独占状態だったから。
中速鉄道と揶揄されようが、ビジネスモデル的に安泰なんだからしゃーないじゃんか。
だけどもここにきて車両だけでなく線路も防音壁とか色々整備して275km/hに漕ぎ着けた理由は何かといえば、東京ー庄内(鶴岡・酒田)での鉄道シェアを上げたいからだといえる。
今は新潟で上越新幹線と特急 #いなほ を乗り継ぐと約4時間、同じような状況だった北陸新幹線開業前の東京〜金沢/小松空港間においては鉄道:航空が4:6だったので、恐らくは似たようなシェアになっている。
ところが北陸新幹線開業前にほとんどが3.5時間未満だった東京〜富山では金沢とはシェアが逆転して6:4だった。
JRの狙いは恐らくここにある。
3時間台後半なら1分速くなるだけでもシェアはかなり動くと見ていい。
あわよくば3.5時間を切ることでシェアは逆転できる可能性が充分にある。
では実際にそれが可能なのかどうか見てみよー‼️
新幹線は東京ー新潟間で大宮にしか停まらない最速列車が現状1時間36分なので7分短縮すると1時間29分。
新潟では折角新幹線と特急いなほが隣同士に並ぶのにコネクトに8分も取っている。
かつて九州新幹線つばめと在来線特急リレーつばめは新八代の対面乗り換えで3分のコネクトだったし、
今秋暫定開業する西九州新幹線の武雄温泉でも恐らく3分のコネクトになる。
東北の人は九州の人よりどんくさいの❓んなわけねーだろ。
というわけでここは同じように3分のコネクトにできる。
そして特急いなほの新潟ー酒田間は最速が2時間4分。
これらを組み合わせると、1時間29分+3分+2時間3分で3時間36分になる。
手前の鶴岡なら3時間17分。
これでもかなりシェアは取れると思うんだけど、朝晩2往復だけでもいなほの停車駅を削減したらもっと速くできる。
新潟ー酒田間で新発田・村上・鶴岡のみの停車、つまり豊栄・中条・坂町・府屋・あつみ温泉・余目を通過したら1駅通過で1.5分速くできるとして9分速くできる。
つまり東京ー鶴岡3時間6分、東京ー酒田3時間27分。
これはかなり競争力が出るはず。
大宮にしか停まらない最速新幹線+新発田・村上・鶴岡にしか停まらない最速特急には別の名前つけてもいいかな。
青森のイメージあるけど、もう使う気がないと思われるはつかり/リレーはつかりとかどうかな。
何にせよ所要時間はこれを機に詰められるので、マーケティング次第ではあるけど、鉄道のシェアが逆転する可能性が十分あると思う。
ところでジェットスターの成田ー庄内線、とても期待してたのにすぐ終わっちゃって寂しい😭
ユーザー層が重なる夜行バスの夕陽号と組むなどして活性化はできるはずで復活してほしいけど、庄内空港がJALグループと縁がないというのもあるよね。
だとしたらピーチが成田線、関空線を飛ばしたらいいかなと思う。
いよいよ国内旅行もインバウンドも動き出す今、どんどん盛り上げていければいいよね。
それじゃあバイバイナマステ💚暑寒煮切でしたっ✨