広島空港リムジンバスは本当に必要か
こんばんなまらステ💜Kyoskéこと厚沢部煮切(あっさぶにるぎり)だべさっ⭐️
一昨日広島空港行って、ここに鉄道が敷かれない理由がよくわかった。
標高が320mほどあって、下界の鉄道は直線距離で一番近い河内(こうち)駅で95m程度になる。
ここから5kmの線路を敷いたとするなら、平均の傾斜は4.5%。鉄道の傾斜は千分率で表すことが一般的で45‰というと、一般的な路線の倍以上の傾斜になる。
一般的に最寄駅とされる白市駅は標高190m程度あり線路を敷くとなると8km程度。これなら平均は16‰程度となり、近辺の難所として知られる八本松ー瀬野間が22.6‰であることを考えても悪くない。
でも空港以外用途のない路線を8kmも敷くのは現実的とは言い難い。
何よりもJR西日本が東京へ行く人が新幹線から飛行機へシフトしたら堪らないといって反対、とっくになかったことになっている。
新幹線の広島ー東京間は約2万円(最近は指定席料金が複雑なのでアバウトに計算する)、距離で考えると約4割がJR西日本の取り分だとして約8,000円としておく。
仮に広島空港ー白市間もJR直営で、広島空港ー広島間の電車を走らせたら、1,000円台前半の運賃になるだろう。
広島から東京へ向かうひとりが飛行機から新幹線に向かえば確かに8割以上の損失になる。
JR西日本が納得するには、東京行きの損失を埋めるだけ遠距離国内線や国際線の乗客がいることになり、これは厳しい。
でも、今そんなこと言ってられなくきている。
なぜならバスのドライヴァーが全国的に足りていない。
このままではリムジンバスの存続が怪しい。
鉄道建設の議論を復活させてもいいはず。
とはいえ仮に合意してから実現まで5〜10年を要するとなると、それまでどーすんのじゃけえ。
白市から広島へは電車が昼間で15分に1本出ているけれど、白市から三原方向へは1時間に1本と激減してしまう。
白市で大半が広島方向へ折り返している理由は山のなかにある白市に需要があるわけでもなく、空港ともあんまり関係がない。
隣の西高屋の需要が多いけど、折り返す設備がないから白市まで流しているわけ。
であれば、今は1時間おき程度になっている広島空港から白市へのバス(リムジンバスではない)ではなく、電車と同じ本数のリムジンバスにしたらどうか。
その代わりに20分おきに出ている広島駅新幹線口行きのリムジンバスと、2〜3時間おきに出ている西条行きのリムジンバスをやめると、ドライヴァーを浮かせることができる。(広島バスセンターへの便は無くせない)
広島駅新幹線口へは渋滞がなくて45分、20分間隔なので、完全定時運行なら5台あればいいけど、余裕見て7台程度はあるのかと。
西条へは25分、2〜3時間間隔なのでバス1台。
これに対して白市行きは14分で基本的に渋滞なし。今は1台と思われるけど、鉄道と同じ15分間隔にしたら余裕を見て3台が必要になる。
つまり現在の広島駅新幹線口行き7台➕西条行き1台➕白市行き1台の合計9台から、白市行き3台にすれば6台が浮く。
ということはこの3〜4倍のドライヴァーが浮くんだよ。すごくない❓
広島駅新幹線口行きは広島電鉄、西条行きと白石行きは芸陽バスが担当しているけれど、芸陽バスは広島電鉄グループなので、特に補償とかもいらない。
持続可能ってこーゆーことじゃないかな。
そもそも鉄道とバスが並行して走ってるのは無駄が大きい。
まずは白市までのシャトル運行で需要をはかり、鉄道建設を議論すればいい。
広島駅新幹線口と西条へのリムジンバスを廃止すれば電車がどれくらい混むようになるのかも見なきゃならんしさ。
これから全国的にリムジンバスは必要性が検討され始めるのではないかなと。
それじゃあバイバイなまらステ💜厚沢部煮切でしたっ✨