政府観光局を閉めてAYUSH省が置かれるということについて
こんばんナマステ🧡Kyoskéこと暑寒煮切(あっさむにるぎり)だよっ⭐️
インドのAYUSH省が東京にインフォメーションセルを置くことになって、昨日九段のインド大使館で式典があったのだけども、
インド仲間が何人かそこへ行ってきて、その後一緒に食事したし、
自分自身時間つくって行きたいなと思ってて叶わなかったんだけれど、
どーしても引っかかるのはインド政府観光局は今月末で閉鎖されるのに、AYUSH省のセルは東京に置くの❓って。
AYUSH省って何かっていうと、Ayurveda, Yoga and naturopathy, Unani, Siddha and Sowa rigpa, Homeopathyの頭文字を取ったもの。
ちなみにインド人は英単語の頭文字だけ抜き取って略すのが英米より大好きで、日本人と通じるところが実はある。
アーユルヴェーダは説明の必要ないし、ヨーガもわかるけどナチュロパシィは欧米で盛んな自然療法のことらしい。
何故それがヨーガとくっつくのか自分にはよくわからんけど、多分欧米ではそーなんだろう。
ユナニはギリシャ発祥の伝統医学。
シッダは南インドの伝統医学、
ソワリグパはチベットの伝統医学、
ホメオパシィは多分聴いたことある人が多いだろうけど、ドイツで始まった毒をもって毒を制すみたいなやつ。
日本でも好きな人結構いるよね。
要するに伝統療法ないし自然療法的なもので、AYUSH省を伝統医療省とする訳を見たことがあゆけど、ホメオパシィは伝統とはいえないよね。
日本語でいえば補完療法という言葉が充てられるだろうけど、明らかに西洋医学側からの言い草であって、AYUSHの当事者側からすればあまり気持ちのいい言葉ではないだろうね。
必ずしもインド発祥のものばかりでないことはわかるけれど、インドではそれも含めて国家戦略にしている。
2020年にはグジャラートにWHOが伝統医療センターを設立した。
もちろんAYUSH省が中心になり、インド政府が国連とかけあって誘致したもの。
単にインド発祥のアーユルヴェーダやシッダを後押しさせるだけでなく、日本の鍼灸や中国の漢方、アフリカの山野草など世界中の療法、医療の体系がここに組み込まれていくことになるのだろう。
だから東京にAYUSH省インフォメーションセルを置くのは単に日本にAYUSHを広めるだけでなく、日本の伝統療法を収集する目的もあると思う。
んでインフォメーションセルは今後定期的に大使館でイヴェントをしていく、というから大それたオフィスを構えるまではいかないものと思われる。
今回の式典も英語オンリーだったそうなので、本気で日本人を相手にする気もないのかもしれない。
とはいえ、政府観光局を閉めたら大使館で兼務するということになっているから、それこそインフォメーションセルを置く気もなく、
政府観光局がやっていた観光と音楽や踊りなど文化の振興はAYUSHより政府のプライオリティが低いということになる。
なんだかなぁ😨
敵視する相手ではないのはもちろんそうで、
いま政府観光局に代わる組織を一般社団法人で作りたいと思ってるんだけど、そこは当然AYUSH省とも繋がっていかなければいかないし。
元々政府観光局でもヨーガやアーユルヴェーダについてある程度アッピールしてたわけだから、そこは任せられる部分は任せていく必要がある。
上手くやっていく部分があるのは間違いないんだけど、AYUSH>観光・文化振興と言い出したインド政府や各自治体は何かしらの形で見返してやりたいよね。
覚えとけよ、マジで。
それじゃあバイバイナマステ🧡暑寒煮切でしたっ✨