大つけ麺博の家系まとめレヴュー🍜

2022年11月14日 23:35

こんばんナマステ🍜Kyoskéこと暑寒煮切(あっさむにるぎり)だよっ⭐️

こちらの方で宣言してた大つけ麺博の横浜家系レヴューをしてみることにした。

大つけ麺博は競合イヴェントである駒沢オリンピック公園の東京ラーメンフェスタ(コロナ禍前は東京ラーメンショー)と違って、出店数が非常に多く、

かつラーメンフェスタが5日間の出店で前後半で店舗が固定されているのに対して大つけ麺博は1〜3日程度と短く、店舗はどんどん入れ替わっていくので組み合わせも多様。

ラーメンフェスタは一般社団法人日本ラーメン協会の会員店で構成されているのに対して、大つけ麺博は何でもアリ。

旅行業界でいうところの日本旅行業協会(JATA)がラーメンフェスタ、全国旅行業協会(ANTA)が大つけ麺博のようなイメージで、大つけ麺博は個人経営に近い店舗でも出やすい。

大つけ麺博は最初は浜松町の再開発途中みたいな広場を使って、その後日比谷でもやってた気がするけど、兎にも角にも最初はホントにつけ麺オンリーだった。

だけど、つけ麺がブームから当たり前にものになり、東京ラーメンショーが立ち上がり、それ以外でもフードフェスが乱立すると翳りが見え、

色々試行錯誤を繰り返した挙句、もうラーメンでもまぜそばでもなんでも良く、兎に角多数の店舗を集めるというインディーズ感がヒットしている。

大久保公園に関していうと、昔は単なる公園だったんだけど新大久保に近いのが災いして在日朝鮮系の人に対するヘイトスピーチデモの集合場になってしまった。

それをさせないために、色んなフードフェスを立て続けに開いて占拠させるという理由で大つけ麺博も誘致されてここへ移ってきた。

歌舞伎町自体が少なくても昼間は随分治安が良くなったこともあり、一昨日も書いたようにふらりと来る人を集めて、今では大久保公園がフードフェスの聖地になっている。

最早大つけ麺博という名前の意味はないのだけど、今更変えられないというのはヘキサゴンみたいなもの。

ということで有象無象の店が集まるなかで、自分が好きでよく食べている横浜家系の店も結構あったので、それを片っ端から食べてみた。

以下、そのレヴューを書いてみる。
基本的にインスタその他に書いたことと変わらないので、よろしければそちらもご参照を。

元々蒲田にあった○貴家という店の閉店に伴い開業した経緯があるらしい。○貴家の修行先はよくわからない。

全然予習しないで食べたらまさかのまぜそば。家系からつくられたことはよくわかるし、野外イヴェント向けのメニューだとは思うけど、やっぱりスープのある家系が食べたかったかなぁ。

家系というよりは家系インスパイアで、日吉・代々木のらすたも同系統。現在の百麺は同店出身の誠屋が出身店を買い取ったかたち。

元々細麺と太麺が選べる店だけど、細麺に合わせてというかイヴェント用に少しライトなスープと細麺を上手く併せてきた。店舗だと、太麺の替え玉に細麺ってのがまたたまんないのよね。

幻冬舎の名物編集者箕輪厚介氏が立ち上げた家系で、店長丸山氏はでぶちゃん＠高田馬場で主に修行。でぶちゃんは博多豚骨の店だけれど、伝説の名店千代作の復活プロジェクトを行っており、箕輪家のラーメンも千代作がベース。ということは六角家系譜ってことなのかな。

色物感はあれど、普通に美味しかったし、千代作感もあった。ただ、長く続いている家系の店のようなグッと来る引きはまだない。燻製オイルは面白いアイディア。まずは開店するお店を末永く続けてほしい。

大つけ麺博史上最高の2604杯を売り上げた目玉。どちらかといえば、六厘舎の魚介風味が先行するけれど、後から王道家感がぐいぐい来る。ウェーヴのかかった麺も美味く、辛味やニンニクが王道家と六厘舎の個性のぶつかり合いをよりヒートさせる。最後に単なるお湯で割るのも秀逸だった。

王道家信者としては悔しいけど、味もオペレーションも六厘舎のすごさを感じてしまった。完全に乗せられた💦

壱六家出身かつ、横須賀の家系に根付いた増田製麺を使う横須賀の実力店。

壱がついてる店、うずらの卵が載った店は食べない方がいい、というのが定説だけど、それは工場で製造したスープを温めているだけの酷い店が多いからであって、ちゃんと炊いている壱系は美味しい。昔は壱六家の本店が大好きだった。

ってな感じで、アクセスのいい大久保公園だからこれだけの家系のエッセンスを感じることができたぜ✌️

家系とラーショが好きな自分にとってはラーショ系がないのは寂しかった。王道家もそうだし、今回出ていた福たけという店も千葉でラーショの店をやっている。

来年はラーショも出て欲しいなぁ。

それじゃあバイバイナマステ🍜暑寒煮切でしたっ✨

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