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特急なんてやめたらいいのに

こんばんナマステ❤️Kyoskéこと暑寒煮切(あっさむにるぎり)だよっ⭐️

バスのドライヴァー不足は深刻で、鉄道への代替を訴えてきているけど、現実は鉄道も厳しい。

長野と湯田中を結ぶ長野電鉄は地方私鉄としては珍しくJR流の有料特急を走らせていて、小田急ロマンスカーとJR東日本成田エクスプレスのUSEDを使い、前者はゆけむり、後者はスノーモンキーというニックネームもあって観光客に人気があり、近年は志賀高原や渋温泉(猿がいる温泉)を目指すインバウンドだらけ。

しかしながら自由席特急料金はたったの100円なので、地元民も長野と須坂や中野の都市間移動手段として使う。JR特急の大半も100円でいいのではないかと思う。

これとは別に指定席も用意されこちらは300円と特急料金より高い。さらにスノーモンキーには個室も用意され、こちらは1,200円。座れることの方が大したことない速達性より価値があることをJRと違い心得ているのは素晴らしい。

特急はA特急とB特急の2種類の停車パターンがあって、A特急は権堂・須坂・小布施・信州中野、B特急は前者に加えて長野市内でいくつかの駅に停車して通勤利用ができるようにしている。

須坂・信州中野は長野の衛星都市、小布施は観光地、権堂は長野の繁華街にあり善光寺の最寄り駅(隣の善光寺下の方が近いけどね)なので、納得のラインナップといえる。

なお観光用に速く走らない「特急ゆけむり〜のんびり号〜」というのもあってS特急とも言われているけど、停車駅はA特急と同じ。速く走らないのなら善光寺下にも停めたらいいと思うのだけど。

んで昼間のダイヤは、長野ー湯田中間のA特急が1〜2時間に1本、長野ー信州中野間、長野ー須坂間、信州中野ー湯田中間の各駅停車が1時間に1本ずつというところ。

んでこの度特急を半分間引くため、運転間隔は2〜3時間開くことになる。

それって少しでも志賀高原や小布施に観光客を増やすという施策からしてもどーなのかと。

特急を間引くのは各駅停車という生活インフラをなかなか切ることが難しいから。バスのドライヴァー不足において路線バスを守り高速バスを削るのと同じ話。

だけど経営的にはダメージ大きいよね。こんなことをすれば北信の観光、スキー自体が見限られかねない。

限られた人的リソースでもなるべく観光客への利便は図れないものか。

例えばラッシュアワーのB特急のように停車駅を増やすことで、観光輸送と生活インフラを両立させたらどうか。

それができない理由は100円とはいえ特急料金を取るからで、じゃあ取らなきゃいいんじゃないかと。

具体的にいうと、昼間は元小田急ロマンスカーゆけむりを追加料金なしの準急として運用、須坂ー信州中野間では小布施のみ停車、それ以外は各駅停車とする。つまり、現在走っている長野ー須坂間と信州中野ー湯田中間の各駅停車と統合する。

そのうえで指定席については100円ずつ値上げをして実質的に今と据え置く。ただし繁忙期は更に引き上げ、閑散期は割り引くといった方策はあってもいい。

ゆけむりは2ユニットしかなく、通常は1ユニットしか運用しない。だから1時間間隔で準急を走らせるためには3本に2本は各駅停車用の車両にしなければいけないし、指定席もないけど致し方ない。

スノーモンキーは繁忙期を中心になるべく北陸新幹線かがやきに合わせるかたちで残し、A特急として運用する際は全車指定席にする。こちらは特急料金を据え置くけれど、指定席料金が準急より安いのも変なので同額の400円とする。ってことは実質100円の値上げになるけど、それくらいいいでしょ。もちろん閑散期は割り引くとして。

人手不足を理由にして安易にドル箱を無くすより、別のアプローチを考えてみてもいいんじゃないかって提案。

地方の私鉄、第3セクターって正直人員不足ヤバいんだろうとは思う。

だって、鉄道のドライヴァーが取り合いになってるなかで、JRや大手私鉄のようなギャラは出せないしさ。

人手不足の廃線というケースもありえそうな気がするのが怖いよね。

それじゃあバイバイナマステ❤️暑寒煮切でしたっ✨


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