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相模新駅に見えていないもの

こんばんナマステ🧡Kyoskéこと暑寒煮切(あっさむにるぎり)だよっ⭐️

今日の #東洋経済オンライン では #東海道新幹線 の新横浜ー小田原間に誘致している新駅についての記事が載り、色々課題はあれど設置が結構現実的になっているような内容になっている。

記事の中ではその新駅を #倉見新駅 と呼んでいるけれども、相模川や #相模線 と交差することから #相模新駅 と呼ばれることが多いためそちらを採用する。

相模新駅は新横浜と小田原のほぼ中間で相模線と交差する #倉見駅 のあたりに設置し、相模川に橋を架けて対岸の平塚市 #大神 地区からも利用ができるようにするという計画。 #倉見 と大神を合わせて #ツインシティ と名付け一体的な開発を見込んでいる。

東海道新幹線が過密ダイヤの現状では無理だけども、リニアが開通してダイヤに余裕が出れば新駅設置も前向きなのだというけれど。

個人的には新駅自体は全額地元出資なら設置自体はできるけれど、バラ色の未来はやってこないと予想する。

相模新駅の利用者数は開業時11,100人、10年後も最も良い条件で14,200人と予測されている。ここでいう利用者数は乗降者数、つまり乗る人と降りる人を合わせたものとしている。

この利用者数がいかほどのものか、2018年度における東海道新幹線のほかの駅と比較してみる。

JR東海では東海道新幹線の各駅における利用者数を公表していない。

名古屋、静岡などJR東海の在来線が乗り入れる駅ではそれと合算になってしまう。

そのため東京駅など在来線が他社エリアの駅と、在来線が乗り入れない新富士・岐阜羽島しか正確な数字はわからない。熱海はJR東日本、米原はJR西日本が在来線を管理しているため新幹線のみの利用者数がわかる。

しかしそれでもわかる駅だけ並べてみると見えてくるものもある。

なお、JR東海は乗車人数を公表しているため、比較のために相模新駅の乗車予想人数を上記人数の半分として載せてみた。

東京 79,991
品川 37,000
新横浜 34,095
(相模新駅) 5,550〜7,100
小田原 11,245
熱海 4,825
新富士 4,874
岐阜羽島 2,955
米原 7,240
京都 39,227
新大阪 84,467

この数値を見ると、相模新駅は熱海同様ごく少数のひかりの停車はありえても恒常的な停車はせずこだまが基本の駅になると思われる。

そして相模新駅を推進する人達が気づいていないこととして、リニアができればのぞみが無くなるか激減する代わりにひかりが大増発される可能性が高いということ。

恐らく静岡県知事選の結果にも影響を与えた極めて後ろ向きな予想ダイヤもあるけど、個人的には現在ののぞみ+3駅停車のひかり、こだまを単純に倍増させるくらいしないと静岡県民は納得しないと思う。(のぞみの通過待ちが無くなりひかりは東阪2時間35分以内)

つまり、小田原に停車するひかりが増えることになり、例えば平塚や厚木の人はこだましか停車しない相模新駅を嫌って小田原を利用するということ。

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だとしたら平塚市や厚木市から千人以上の利用があるとしている予測の前提が崩れて、ひかりの停車は夢のまた夢になってしまう。

こうなると相鉄が倉見までやってくるというのも二の足を踏みそう。

ということで、過度な期待はしない方がいいと思うけれど、それでも駅が完全に利用されないというわけじゃない。

都市間競争を考えた時に駅が無いよりはあった方がいい。東京への通勤ルートとしては人気を博する可能性はある。

テレワークを前提に徒歩圏で何もかもを済ませられ、週1で新幹線を使い東京へ行くような街を考えてみたらいいじゃない。イオンモールしか誘致できない時点でダメだこりゃではあるけども。

それじゃあバイバイナマステ🧡暑寒煮切でしたっ✨






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