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雷は東武の城をぶち抜けるのか

こんばんナマステ💛🖤Kyoskéこと暑寒煮切(あっさむにるぎり)だよっ✨

なんかすげーこと言ってるんだけど⚡️

会員限定記事なので、要約を書いていくとね。

2030年代前半に宇都宮駅西側へ延伸する宇都宮ライトライン東武宇都宮駅近くにも停留所ができるけれど、大通り上にあるので駅まで100mほど離れている(ホームまでは200m以上離れている)ため乗り換えは便利とはいえない。

そこでライトラインと東武宇都宮線を直通運転させたらどーよと、ライトラインを実現させた現市長や対立候補が言っていると。

そこで苅谷記者(日経新聞宇都宮支局長)は車両規格の違いを課題に挙げ、とくにライトラインが低床車であるため床の高い東武電車のホームでは停車できないことを問題視。

苅谷記者は栃木県総合運動公園のある西川田駅までの乗り入れにして、西川田までの4駅に東武電車用の高床ホームとライトライン用の低床ホームを併設することを提案している。

これはえちぜん鉄道の途中駅である鷲塚針原駅まで、田原町から福井鉄道の低床車が入ってくる方式を参考にしているとのこと。

はっきりいって問題はそこなの⁉️

この人はそもそも東武宇都宮駅に行ったことあるのかよ。

まず、ライトラインが走る予定の大通りから、東武馬車道通りを歩くと東武宇都宮百貨店が鎮座、

その奥に東武宇都宮駅があり、百貨店の3階と繋がっている。つまり高架駅。

苅谷記者も周辺の地権者たる東武グループとの調整云々は書いてるけどさ、百貨店をぶち抜かない限りホームに辿りつかないし、大通りの地平を走るライトラインから高架駅への乗り入れも問題になる。

ホームの高さは調べつかなかったけど、10mはあるだろうと。

現在ライトラインには60‰、つまり1kmで60mの高低差がある勾配が存在するし、恐らく70‰くらいまではいけるだろうとは思う。

百貨店をぶち抜く部分では平面にすることを考えると100m少ししか勾配を設けることができないため、ホームの高さに辿り着かない。

百貨店ぶち抜き部分も勾配にしていいなら200m程度は設けられるので、やってやれなくはないのかなぁと。

それよりかは駅南側の松が峰教会通りを車両通行禁止、その南にあるいちょう通りの高架橋も4.5m程度に下げて、百貨店の1階をぶち抜く方が工法的には楽かな。

そのとき3階にある今のホームは店舗を入れるより、イヴェントホールにして残せばいい。大谷石でてきててなかなか趣きあるんだよね、ここ。

しかしながら、東武グループとの交渉は相当大変なものになるよこりゃ。

さて、仮にもこのよーなことでライトラインと東武宇都宮線の線路を繋げられたとして。

ここまで大変なことをやってのけるなら、西川田までの部分乗り入れとかありえないでしょ。

福井は福井駅発の電車と武生から来たトラムで系統が別々だから文句が出ないのであって、市街地ー西川田と東武宇都宮ー栃木方面の系統が別個では苦情しか出ない。

東武宇都宮線はすべてライトライン直通にせな。

新栃木と栃木だけは低床ホームを設置するってとこかな。

そのときに問題になるのはまず速度。

東武宇都宮線は90km/hで走るので、70km/hしか出ないライトラインの車両では改悪になってしまう。

また、ライトライン車両の輸送力は東武車両の3分の1程度しかない。

このふたつの条件をクリアするには、ドイツやフランスにあるような部分的に高床にして強力なモーターを設置、定員も200人以上のトラムトレインにする必要がある。

これでもまだ東武電車の半分ほどの輸送力なので、ラッシュアワーはこれを2ユニット連結して走らせればいい。

江ノ電とか京阪大津線はそれくらい長い電車が路面区間を走ってるので、国交省にできないとは言わせない。

そしてこれができるなら、JRの黒磯や日光へも直通できるでしょ。

黒磯へは、西側区間延伸の際にJR宇都宮駅で非常に乗り入れしやすいルートになるし、

日光へは東武宇都宮経由で東武の南宇都宮からJR鶴田までアプローチ線を設置すればいい。東武宇都宮からアプローチ線ジャンクションまでは複線化する必要がある。

現実的な落としどころとしては東武宇都宮西口の旧東野交通(現関東自動車)バスターミナルに、ライトラインを国道119号経由で乗り入れさせて、東武電車との乗り換えを改善するというところに落ち着くかもしれない。

本格的なトラムトレインによるライトレールとヘヴィレールの直通運転が実現すれば、ライトライン開業に匹敵する衝撃だけど、そこまで息切れせずにやれるのか。

まあ、他の地方都市からすればなんともポジティヴでシアワセな悩みではあるよね。

それじゃあバイバイナマステ💛🖤暑寒煮切でしたっ✨





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