神対応❓JR東海は変わったのか🚄
こんばんナマステ🧡Kyoskéこと暑寒煮切(あっさむにるぎり)だよっ⭐️
関西にいたのであまり実感が伝わってはこなかったんだけど、一昨日の夜JR東海道線の大船ー藤沢間で電柱が倒れて走行中の電車に直撃する事故が起き、結局その日は運行できない事故が起きた。
それに伴い、東海道新幹線が熱海と小田原にのぞみ、ひかりを臨時停車させる異例の対応を行い、これが称賛されている。
JR東海の「皇帝」と呼ばれた葛西敬之氏の存命中なら決してやらないことだ、という意見も見られた。
メディアの報道になっていないのでSNS上の声を集めていくしかないんだけど、
臨時停車したのは東京23:27着予定のひかり668号、23:33着予定ののぞみ62号、23:45着予定ののぞみ64号。
このうちひかり668号は元来小田原停車便なので熱海のみ臨時で停車したことになる。
まず、のぞみやひかりの通過予定駅における臨時停車は簡単には行えない。
なぜなら、のぞみ通過駅はそのほとんどが停車レーンと通過レーンが分離されて、停車しながら追い越すことができない構造になっている。
したがって停車レーンにひかりやこだまが停車していたら、その駅は通過することでしか追い越すことができない。
特に静岡がこの構造になっているのが痛く、のぞみを停車させられない理由になっている。リニア問題の遠因のひとつ。
今回の対応でいうと追い越しすらできない熱海はいいとして、小田原で追い越しを行う場合は絶対に臨時停車ができない。
ひかり668号以降の列車は、こだまの運転が終了していて小田原の停車レーンが空いているからこそ停車が可能だった。
じゃあ小田原は無理として熱海は追い越しできない構造を逆手に取って臨時停車できないかというとこれも難しい。
臨時列車も含めて3〜4分の間隔で走っているから、何も考えずに副本線のない駅に臨時停車させようとすれば追突事故を起こしてしまう。
その分だけ余裕を空ければ今度は停車便に頭を抑えられて渋滞を引き起こし、運転本数が減ってしまう。
東海道新幹線の過密ダイヤは、熱海以外の全駅に複数レーンがあって、本来の複線ができうる以上のスペックがあるから成り立つもの。
熱海・小田原への臨時停車はキャパシティに余裕のある深夜帯だからこそできたことなんだよね。
かつ、最後のこだまである熱海22:41発東京23:24着のこだま754号が発車した後も、東京方面へ向かいたい人がたくさんいる、という必然性もあって実現したもの。
そもそも今までに完全に同じような事態があったのかがわからないし、葛西氏存命中に今回のようなことが起きたらどう対応したかわからない。
東海道新幹線はもともと、コンサートなどの状況を見ながら予定にない臨時便を臨機応変に出したりしてたくらいだから、今回の対応もある程度頭にあった可能性があるし、
もしかしたらJR東日本にもそれは共有されていて、JR東海に救援要請を出した可能性もある。
葛西氏の暴君ぶりやJR両社の不仲は有名だけど、それでもJR両社は運輸のプロフェッショナルでもあるわけだから、緊急時のシミュレーションは重ねているはず。
むしろ今回神対応のイメージがついたことで、今後物理的に臨時停車が無理な時間帯に臨時停車しなかったら、かえって人々の怒りを買いそうな気さえする。
とりあえず目に見えて、いや耳に聞こえて変わったのは、東海道新幹線のチャイムだってこと。
それにしても状況をよく調べもせず、のぞみ・ひかりの全列車が臨時停車、というデマを流して神対応と喧伝、
翌日に正確な情報を流してはいたけど、自身のデマを訂正しようとはしないtwitterじゃなくてXの某アカウントには呆れるほかはない。
結構たくさんの人が信じちゃってた感じでさ😅
ま、Xってネーミングは有象無象の情報で溢れている、という意味では的を得ているようにも思う。
それじゃあバイバイナマステ🧡暑寒煮切でしたっ✨
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?