夏の予習と改名❓笑のご挨拶〜映画『タゴール・ソングス』上映会を観て
こんばんナマステ💚暑寒煮切です。
今日も山岳鉄道お休み❗️
別に未完🍊じゃないからね💦
今夜は #Clubhouse でこれ喋ったりもあるからさ。
『 #インドの衝撃 ( #インド大学 )』ルームにて20:00〜、インドのスキー場⛷🎿について。
完全な北京オリンピック便乗企画、是非是非聴いてね❄️
んで、今日のnoteではダージリン方面を除いて基本的に雪山とは縁遠い #ベンガル の話をちょっと書くよ。
(ダージリン=ヒマラヤ鉄道の記事でちらっとだけダージリンの話もしてるからよかったら読んでね)
というのは雪というか氷雨というかの日曜の夜に、東中野で映画『 #タゴールソングス 』の上映会に行ってきたからで、
だったら昨日の月曜にでも報告しろよって話なんだけど、昨日はヴァレンタイン=デイなのでチョコレートの話を書きたい欲が上回ってしまった🍫🍫
毎日書くつもりもそもそも無かったし、1日1記事ってマイルールもないんだけど、なんかこのペースがとりあえずちょーどいーので、そーなってチョコまでで41日連続投稿になってる。
何にしても今日は一昨日観てきた『タゴール・ソングス』について書いていくよー❗️
監督は #佐々木美佳 さんというまだ20代の方で、東京外国語大学ヒンディー語学科の卒論でタゴール=ソングスを扱った縁で映画も撮ることになったのだという。
自分はこの監督もこの映画もタゴール=ソングスも知らなかったんだけど、土曜日の朝にたまたまtwitterのリツイートで上映会をやるというのを見かけて衝動的に申し込んでしまった。
インスタの方に「夏に向けて」と書いたのだけど、 #タゴール についてインプットしておく必要性を感じていたから。
夏って何やねん、って思うよね。
今年6月にロシアのカザン🇷🇺で行われる #第45回世界遺産委員会 で
タゴールが大学を創立した村、 #シャンティニケトン の #世界遺産 登録が審議される予定になっていて、
タゴールのことを少しは勉強しなきゃなと思い続けていた。
それで目についたこの映画を観に行こうと思い立ったわけ。
ちなみに上映自体は2020年からで、今回は『タゴール・ソングス』の書籍版の出版を記念しての上映会。
ちなみに映画と本はそれぞれが独立していて、関連性はあるけどまったく同じ内容ではないらしい。
タゴールがベンガルの詩人でアジアで初めてノーベル文学賞を受賞したということくらいは知ってるけど(ちなみに2人目は川端康成)、
いや、これ違う💦
こちらの方ね。こういう老け方したいなあ。
それ以上のことなーんも知らないからね。
インド🇮🇳とバングラデシュ🇧🇩の国歌を作詞したのはなんとなく知ってたけど、インドの方は作曲までしてるのね。
ミュージシャンでもあったことはホントに知らなかったんだけど、それがこの映画の主題。
タゴールは2,000以上の曲(タゴール=ソングス)を遺していて、
タゴールの生前をリアル=タイムに知ってる世代どころか、ウエスト=ベンガル州🇮🇳やバングラデシュ🇧🇩ではガチで老若男女に歌い継がれている、ということが描かれている。
若い世代だと、ロック=バンド🎸で演奏したり、ラップにアレンジしたりしてたりして、もう、懐メロの部類じゃないんだよね。
すごい初歩的な話なんだけどさ、ウエスト=ベンガルとバングラデシュを合わせてベンガル地方っていうのね。
ベンガルはムスリムが多かったので、英領インドが独立するときに東半分はパキスタン🇵🇰に加わって東パキスタンと呼ばれるようになった。
しかしだんだんパンジャーブ側の押し付けが強くなってきて、東パキスタンの人達は自分達の国を作らなきゃダメだって思い始め、それをインドが後押し、もっというとパキスタンの背後に中国🇨🇳、東パキスタン・インドの背後にソ連がいて中ソの代理戦争の展開になり、結果的に東パキスタンが独立してバングラデシュが建国された。これが1971年の話。
今でもインドとバングラデシュで国は分かれているし、インド側はヒンドゥー教徒が多く、バングラデシュ側はムスリムが多い、という違いはあるんだけど、一方でベンガル地方、ベンガル人という意識もものすごく強い。
タゴールはベンガル人にとって英雄だということは当然として、映画を観ていて思ったのは、むしろベンガル人のアイデンティティを形成する核としてタゴールがいて、タゴール=ソングスはそれを涵養するツールなんだということ。
日本であえて近いものを探すなら琉球音楽になると思う。若い人も結構親しんでるし、歌うことで琉球のアイデンティティを涵養している。ただ、特定のカリスマがそこにはいないよね。
タゴール=ソングスはベンガルの伝統音楽の要素を受け継いでいるんだろうけど、伝統音楽ではない。タゴールの存在感と2度の独立に揺れてきた歴史が、ベンガル人の間に新しい伝統として定着しているという感じ。
世界の他の民族で類似例があるのかどうかはわからないけど、すごい面白い現象。
音楽を主題に置きながら、インドやバングラデシュの社会そのものについても非常によく描けている、なかなか秀逸な映画だと思う。
来週の土日も上映会やるみたいなので、ご都合合う方は是非観てみてほしい。
ホントは来週土曜は、インド旅行業界の先輩がトーク=ゲストで登壇するので興味はあったんだけど都合合わず😅
この映画観なかったら「偉大な詩人」としての側面だけでタゴールを見て、シャンティニケトンの世界遺産登録を語ってたんだな、と思うと非常にいい機会に恵まれたことに感謝。
さて、日曜日の回では映画の上映後、インド音楽ブロガーの #軽刈田凡平 氏が登壇した。
読み方はもちろん「かるかったぼんべい」、今の地理の授業受けた世代には意味がわからんかもしれないけど、カルカッタは今のコルカタ、ボンベイは今のムンバイ。
名前に先行して興味がいってしまったけれど、とても物腰柔らかく、博識な方という印象。
ひとまずネーミング=センスをとても気に入っちゃったので、自分もなんか考えてみるかなということで、
「民瑠菜道」とか「邪有無樫美流」とかいくつか思いついたなかで、これだ‼️って思ったのが、冒頭でご挨拶させていただいた #暑寒煮切 なのね。
「あっさむにるぎり」って読みます。どちらも紅茶の産地。
ニルギリについては一昨日の記事を読んでちょ。
紅茶に詳しい人と勘違いされそうなのが難点だけど、なかなかいい名前でしょ💫
というわけでここのnote、それからtwitter、インスタ、Clubhouseのプロフィールを全部暑寒煮切に統一したので、今後はその名前で読んでもらえると嬉しいです。
え、長いって⁉️
んじゃ、略して #暑切ジェイソン とでも読んでくれたまえ。
いや、略されてないから、それ😅
あ、今夜のClubhouseのポッドキャスト収録部分は本名名義だと思う。他の講師の方もそうされているので。
ではでは20:00からClubhouse聴いてね🌟
noteの方は明日から山岳鉄道再開、それが終わったら今夜の話に準拠したスキー場の話を書く予定なので乞うご期待。
バイバイナマステ、暑寒煮切でした💜
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