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ラーメン二郎は本当に麻薬だったのか
こんばんなまらステ💛Kyoskéこと厚沢部煮切(あっさぶにるぎり)だべさっ✨
昨日、とあるラーメン二郎の店舗で火災が起きた。
実は自分が学生時代、人生で初めて行った二郎なんだけど、そのときは名前も知らなかったし、店内にある雑誌に切り抜きに伝説的な店舗みたいなこと書かれてたのになんだこれ、って思った。
後日、二郎の存在を知り三田本店へ行ってみた。とても美味しかったけど妙な既視感があると思った。
その後、三田本店も何度か行ったし、いくつかの二郎で食べたりしているうちに、この店舗の前を通りかかって、ここも二郎だったことを認識することになる。
んで、食べたんだけど、失礼ながら自分のなかでは二郎として刺さらなかった。
だからこの二郎って生涯二度しか行ったことがなく。
味は今でもなんとなく覚えているんだけど、店内の様子までは思い出せないかなぁ。
ちなみに学生の頃好きだったのは三田本店のほかは、板橋南町(現富士丸系、閉店)、目黒、高田馬場(閉店)かな。
高田馬場は幾分弱かったけど、豚が崩れたところに沁みたスープが兎に角美味くて…
ってな感じで学生時代は二郎や蒙古タンメン中本が大好きだったんだけど、社会人になったらあまり行かなくなってしまった。
世の中にはもっといろんな美味しいものがあるって知ってしまったからなのかな。
最近は横浜家系ラーメンやラーショを食べ歩くようになったので、また二郎や中本に戻る日が来るのか来ないのか。
最近食べた二郎系って木場の「豚と脂。」、それに中野「箕輪家」のまるじろうだけかな。いってらっしゃい‼️
とりあえずその二郎で火災が起きて、食べていたお客様が誰ひとり逃げ出さずラーメンを食べ続けていたんだと。
これはどー考えたって店が悪いよ。
もしお店を建て直せたなら今後10杯でも20杯でもロハにしてあげるから、と言って無理くりでも脱出させなきゃいけないでしょ。
一体店員さんは何をしていたの❓
まずはお客様の安全確保だよ。
率直に言ってこの店は廃業すべきだと思う。
自分の好みじゃなかったから、じゃなくて飲食店として一番の基本がわかってないんだから、遅かれ早かれこの店は何かしらの事故を起こしていたんじゃないかと思うよ。
また二郎の直系全体が規律を正さなきゃいけない。
昔は雑な暖簾分けだったみたいだけど、今は三田本店の常連だった慶大卒の弁護士がついて組織化されているはず。
したがって全体で兜の緒を締め直すことができるわけよ。
しかしながら、慌てふためくこともなくラーメンを食べ続ける人達って一体何なんだろうと。
ここでよく言われる二郎は麻薬だって話。
でもそれってまたすぐ食べたくなるとかさ、しばらく食べないと禁断症状が出るとかそんな話であって、
ラリってるから命の危険に気づかないって話じゃないと思うんだよ。
じゃあ彼らが食べ続けた理由って何だろうと。
恐らくふたつのことがあるとあると思う。
ひとつは二郎を食べる時、多くの人は意識がそこに全集中してしまうこと。
あれだけの量のものを食べるわけだから、雑念を棄てて望むわけよ。
もうひとつは途中で残すのは恥、みたいなプレッシャーがあること。
二郎って大抵カウンターを2分割とかして、数人分をいっぺんに作るんだけど、これをロットと呼んで他の人がみんな食べ終わってるのにひとり食べ終わってない、ってのもロット乱しと呼ばれてすんごい嫌われるし、妙に全体主義的なところがあるのよね。
あー、あんまり二郎行かなくなったのそれかもしれない。
もちろん混雑してる店でながら食いは許されないけどさ、食べるペースには個人差があるわけで、なんでそんな体育会系のノリが強要されなきゃいけないのか。
薄々火災に気づいていたとしてもね、誰も逃げないからここで自分が逃げるのは恥ずかしい、逃げるなら食べ切ってからじゃないと。
みたいな正常性バイアスが働いてるんだろーね。
この事件はある意味での社会実験にはなった。
死傷者が出なくて本当に良かったけど、それは極めてラッキーだった思うよ。
下手したら本当に全員が死んだと思う。
我々の世界でいえばやはり添乗員なら似たようなことが起こりうることを認識しなきゃいけないし、
企画や手配にしたって考えなきゃいけないこと。
何かあった時お客様はこのように逃げたがらない、もしくはパニックに陥る、ということは往々に考えられるのだから。
それじゃあバイバイなまらステ💛厚沢部煮切でしたっ✨