梨泰院🇰🇷とモルビ🇮🇳
こんばんナマステ🧡Kyoskéこと暑寒煮切(あっさむにるぎり)だよっ⭐️
昨日、グジャラート州のモルビで吊り橋の崩落事故が起きたのだけど、
これを一昨日のソウル、梨泰院の雑踏事故と関連づけて話す風潮がよくわからない。
確かにね、もう外に出てはしゃいでいい、という空気が出てきてるなかで起きた事故ではあると思うけれど、
梨泰院の方は警備計画の甘さはあるにしても、基本的にはパリピの暴走であるのに対して、
モルビは単純に人数オーヴァーとそれに対するマネジメントの欠如。
インドのレヴェルの低さと言われたらその通りだけど、知床観光船とか天竜川川下りとか、モルビと同レヴェルのマネジメント欠如による事故は日本でも起きてるからね。
125人しか渡れない吊り橋に500人入ったとか、その時点で狂ってる。
そりゃ125人というのはかなり弱気な数字で、126人渡ったら落ちるのかといえば落ちないと思うよ。
消費期限を1日過ぎた食べ物でお腹壊すことはないだろうけど、何年も過ぎた食べ物ならそりゃアタるよね。
だけど今回の事故は安全基準の4倍だぜ。ナントカの物置じゃないのよ。
揺らそうとする人が多かったとかいうけど、揺らさなくたって落ちるわ😡
例えば、静岡県の奥地寸又峡にかかる「夢の吊り橋」は一度に10人しか渡れず、常に係員がそれを監視している。したがって紅葉シーズンはとんでもない渋滞が起きる。
同じ静岡県でいうと三島スカイウォークには人数制限はないけど、これは瀬戸大橋とかゴールデン=ゲイト=ブリッジ🇺🇸みたいなもっとしっかりした吊り橋だからね。斜張橋っていうんだけど。
モルビの事故に関していうと、改修を担当した業者が営業再開を知らされてない、認証がきちんと下りる前に営業を再開させた、
といった二塁、三塁に走者を進めさせるようなことはしてたんだけども、それでも現場で人数をきちんと管理してたら防げた事故だったと思う。
目視で管理できる人数ではないから、両入り口で60人ずつカウントして一旦入橋を打ち切り、15人ずつ出たのを確認して、同じ人数を入れるといった方法を取ればいい。
大事なのはカウントするスタッフに勝手に入橋の判断をさせないこと。
必ずディレクターを別に置き、両岸から15名ずつの出橋報告をもらった時点で、15名ずつの入橋にゴー=サインを出す。
ディレクター1名とカウントするスタッフ2名、100均に売ってるようなカウンター2つ、それにトランシーバーが3機あればこのような体制は取れるはず。
そもそも州からの認可を得る段階で、125名制限をどう遵守するのかのオペレーション計画って提出しないのかな、って。
考え方は道路警備の片側交互通行、鉄道の単線走行と同じ。
道路工事をするときは必ず警察に、どのような警備員配置をするかとか細かく提出して、時には足りない部分について指導を受けるはず。
モルビの橋は英領時代に架けられたもので、それを改修工事に入るまで一度も崩落しなかったんだから、厳密に125名制限は守れてなかったにしてもそれなりのオペレーションはできてたはずなんだよ。
インドのジャーナリズムはそういうところをしっかり精査して、杜撰なマネジメント体制を追及してほしい。
幸か不幸かモディ首相のお膝元だけに、調査は早く進むんじゃないかな。
それじゃあバイバイナマステ🧡暑寒煮切でしたっ✨