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新京成以遠

こんばんなまらステ🩷Kyoskéこと厚沢部煮切(あっさぶにるぎり)だべさっ✨

新京成電鉄京成電鉄と合併しても運賃が変わらないということに対して、ホッとした人と溜息をついている人がいるのかな。

初乗り運賃で見ると京成は150円、新京成は170円。初乗りの基準が京成は3km以内、新京成は5km以内だけども、京成は3km以上5km以内は170円で新京成と同じ。

しかし5kmを越えたとき京成は10kmまで200円、新京成は9kmまで190円となり、ほぼ逆転する。そしてこの先は基本的に京成が高い。

つまり京成は初乗りは安いけど、距離を重ねると高くなっていく。新京成はその逆。

どーしてこーゆーことになるかというと、京成は成田空港を抱えているため遠距離での利用者が多いということ、また成田空港寄りなど需要の少ない区間を抱えているということ、また津田沼までJRと並走しており競争を意識しているということがある。

その点新京成はほとんどの利用が最寄りの他路線乗り換え駅までで短距離利用者が多い。

そーしたビジネスモデルの違いがこんな感じで出るわけよ。

だから新京成の運賃を京成基準にした場合、高くなってしまう人が多いため運賃を据え置いたということになる。

これはある程度納得できるんだけど、納得できない部分もある。

それは、合併することによるコスト削減を何も反映していないということ。

人員を共通化できるし、新京成は現在6両編成に固定されているけども、京成の車両を入れられるなら、早朝・深夜は4両編成にしてコスト削減、ラッシュアワーは8両編成にして本数を抑制することでやはりコスト削減ということが考えられ、他にも様々なオペレーションの共通化によるコスト削減効果は相当なものであるはず。

であるならばそれはユーザーに還元すべきじゃないの。

考えられるのは京成津田沼における乗り継ぎ割引。

今も京成津田沼に近い駅同士では20円の割引があるけどあってないようなもの。やるなら京成の初乗り分である150円引くべきだと思う。

そーなると松戸線(旧新京成線)から幕張新都心への玄関口になる幕張本郷、ららぽーとの最寄駅である船橋競馬場へは京成津田沼までと同一運賃になるから非常に行きやすくなるし、松戸線南部は幕張新都心へ通う人のためのベッドタウンになり沿線価値が一気にぶち上がる。

また北総線も京成の一部という扱いになっているので新鎌ヶ谷での乗り継ぎも150円引くことを考えてもいいけど、こちらは既に直通運転を行なっている京成津田沼と比較してリソースを共通化できる余地があんまりない。

それよりかは新鎌ヶ谷で北総線と松戸線の中間改札をなくしてしまい、高砂・津田沼・新鎌ヶ谷のトライアングル区間では安い方の運賃が適用されるようにした方が効果が高いのではないかな。

南海電鉄による泉北高速鉄道の吸収合併では運賃を大幅に変更する案が示されているだけに京成の態度は残念としか言いようがないよ。

成田スカイアクセス線はちょっと特殊だからさておき、かつて千葉急行電鉄を千原線として吸収したときも京成は二重運賃を解消しなかった。東急や小田急のような強い資本でないことは理解するけど、乗ってもらえる鉄道とは何かってことをもう少し真剣に考えてほしいよ。

それじゃあバイバイなまらステ🩷厚沢部煮切でしたっ✨





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