久留里線こそDMVに向いている
こんばんナマステ💚Kyoskéこと暑寒煮切(あっさむにるぎり)だよっ⭐️
他のJRと比較したら余裕があると思っていたJR東日本が廃線を打ち出してきたのはなかなか衝撃的なことではある。
久留里線の久留里ー上総亀山間に関しては確かにもう鉄道としての意義を失っていた。
その一方で、東京八重洲へ向かうアクシー号と、千葉へ向かうカピーナ号という高速バスはこの沿線を頻繁に走り抜けていき、どうしたものかという思いはある。
この沿線から東京や千葉へ向かう人はもうとっくに高速バスにシフトしていたわけ。
しかし、このバスは久留里線沿線のバス停同士の利用はできないことになっている。名目上は久留里線を阻害しないために。
でもこれだったらそれを認める代わりに久留里線を廃止した方がずっといい、って多分地元の人みんな思ってたんじゃないのかな。
したがって、そこさえ調整つくのなら決着は早そう。
でもね、あえての重複承知で線路を残すことを考えてもいいんじゃないかと思っている。
それは今、徳島と高知の県境で走っているデュアルモードヴィークル、略してDMVの導入のために。
何故そうするのかというと今後の研究開発のため。
本来の鉄道は線路に微弱電流を流すことで走行位置を検知して信号で制御していくものなのだけど、DMVは車体が軽いのでこれを検知できない。
したがってDMVはGPSによって動かすのだけど、他の鉄道車両と連動できないことを問題視した国交省によってDMVが他の鉄道車両と同じ線路を走らせることを禁止にした。
DMV専用線なんてわざわざ設けるくらいならバスでええやん、って話なのよ。
しかしJR東日本はWi-FiやGPS、携帯電波などを駆使して、すべてを無線で制御する気でいる。
これによって信号機そのもののコストを無くせるだけでなく、
安全性の向上、運転間隔の短縮、緊急時の逆走など様々なメリットが生まれる。
そしてそれは鉄道車両とDMVを共通して制御することが可能になることも意味する。
これによって例えば平日の朝と夕方は鉄道車両、その他はDMVとか、特急列車とDMVの普通列車を混在させたりとか、様々なことができるようになる。
久留里線の場合、久留里ー上総亀山間は朝でも鉄道車両はいらないけど、亀山湖の花火大会や紅葉シーズンは鉄道車両の直通が必要だし、昼間はDMVが木更津まで乗り入れてもいい。また、清見台団地や東京ドイツ村への乗り入れもDMVならできる。
まずは久留里ー上総亀山間をDMV専用線にすることから始めなきゃいけないけど、ここでの実証実験で無線制御の仕組みを確立することで、JR東日本管内のローカル線にDMVをどんどん投入していけるようになる。
また無線制御技術の確立を受けて、大型バスや連節バスをDMV化するようなことも考えられるようになる。
連節DMVが生まれたら、公共交通に大革命が起きることは容易に想像できるよね。
そのために是非とも久留里線を残してほしいと思うんだけど、まあ難しいだろうね。
廃止検討区間の平山駅前にあるこの店に行ってみたいので早めに…
いや、アクシー号でいいんだよな、別に。
それじゃあバイバイナマステ💚暑寒煮切でしたっ✨