準決勝の時から決勝を戦ったということ⚾️
こんばんナマステ ❤️Kyoskéこと暑寒煮切(あっさむにるぎり)だよっ⚾️
今日はやっぱりWBCの話をしないわけにはいかない。
そしてこの大会の運営には言いたいことが山ほどある😆
だけど、今日はケチをつけるより侍ジャパン🇯🇵の優勝を素直に讃えたい。
昨日今日の相手は今までのWBCが何だったんだ、ってくらい強かった。
第1回のラスボスのクーバ🇨🇺がバラモスだとしたら、昨日のメヒコ🇲🇽がゾーマ、今日のアメリカ🇺🇸はしんりゅうってことになるだろう。
侍ジャパンはメヒコと戦うのに佐々木朗希と山本由伸を使ってしまった。
それでどーやってアメリカの銀河系打線と戦うのかと思ってしまった😨
だけど、勝った後で考えてみると、栗山監督と吉井投手コーチは完全に計算していたんだと気付いた。
まずもって銀河系打線相手に投げ続けられる投手はいない。サッカーでいうところのフランス代表にメッシとネイマールを加えたような陣容。要するにPSGがそのままワールドカップに出てきたらどんな国だって勝てないよ。
大谷やダルだって日頃、スラッガーが数名いる程度の打線としか戦っていない。
NPBの投手は相手にデータをほぼ握られていないけれど、打者が1巡したら彼ら自身が順応してしまうし、AIで解析されてしまう。
そしてメヒコ打線だってとても強力で、投げ続けられる投手は限られている。
ということは、メヒコ打線でちゃんとイニングを消化できるクラスの投手を出して、銀河系打線には継投策で凌いでいくしかない。
栗山吉井ラインが恐れていたのは、メヒコ戦でリリーフをバカスカ使ってしまうこと。
ここではできるだけリリーバーを温存して、できるだけアメリカ相手にたくさんの継投パターンを用意しなければいけない。
結果として朗希と由伸で7.1イニングを稼ぐことができた。2人で5点も献上したのは流石に想定外で栗山吉井ラインの肝を冷やしたと思うけれど、結果オーライ。
このおかげでメヒコ戦では湯浅と大勢を合わせて20球しか投げず、大勢を今日も使うことができた。
今日日本がリードしていなければ湯浅も投げさせるつもりだったのでは。
今日の先発今永は今大会で4本のアーチを描いている絶好調ターナーにこそ打たれたけど、栗山吉井ラインとしてはソロの被弾は計算済みと思われる。
今永は四死球を1人も出さなかったおかげで、1失点で済んだ。打たれていいから真っ直ぐ投げろ、と念を押されてたと思うよ。
むしろ第2先発の戸郷の方が結果的には無失点だったけど、ターナーの前に2者連続のwalk。こちらの方がよほどヤバかったと思う。
その後は小刻みの継投策でダルまで続くことができ、相手にデータがあるのだろうダルが1点を献上するものの、その後はしっかり押さえて大谷もナイスセーヴ。
栗山吉井ラインの采配は的中した。
そー考えるとアメリカはそこまで投手運用を緻密には考えてなかったかなぁ。
MLBでいえば二線級の投手達だけど、そーは言ったってNPBの並のエース以上の力はある。
多少打たれても、銀河系打線が打ちまくれば負けない、くらいに考えていたのかなと。
後付けではあるけれど、2015〜17年に巨人にいて日本野球をよく知るマイコラスを何故準決勝で使ったのだろう。
彼が決勝で投げたら、日本打線は手球に取られた可能性もある。
今回の侍ジャパンは史上最強という触れ込みだけど、自分は全然そーは思わない。
イチローのような名リードオフマンもいないし、ショートやキャッチャーが打てな過ぎる。
あれだけ飛ばすターナーはショートだし、今大会異様な高打率を誇ったリアルミュートはキャッチャー。日本の打線の穴があまりにみすぼらしい。
それでも今まで決勝を考えて準決勝を戦うような監督と投手コーチはいなかったし、そういう意味では史上最強のチームなのだろう。
自分もこれだけ巨視的にみて仕事ができるだろうか。
ビジネスパーソンとして純粋に勉強になった。
それじゃあバイバイナマステ❤️暑寒煮切でしたっ⚾️