理念なき分断は鳥取のためになるのか
こんばんナマステ💔Kyoskéこと暑寒煮切(あっさむにるぎり)だよっ⭐️
なんじゃこりゃ、って。
#自民党鳥取県連政務調査会 って鉄道通で知られるあの大物政治家も関わってるってこと❓
ずっとカレーの人だと思ってたのに、最近ラーメンにお熱のようで💦
「お前はカレーじゃないかと言われるかもしれないが」ってカレーとラーメンの二刀流評論家で元横濱カレーミュージアム初代名誉館長小野員裕氏みたい笑
それはまあいいんだけど、結構ドラスティックな内容になっている。
・倉吉、鳥取~京都間のスーパーはくとを姫路折り返しに変更。途中の相生で新幹線と接続させて便数を増やし、京阪神への所要時間を30分~1時間短縮する。
・スーパーはくとを米子まで延伸
・スーパーまつかぜ(鳥取~米子、益田)と、スーパーおき(鳥取、米子~新山口)は米子~出雲市間の運行を取りやめ、やくも(岡山~出雲市)に一本化
・姫路~鳥取、鳥取~米子、岡山~米子間で特急がいずれも1時間おきに発着するダイヤを編成
現在、 #スーパーはくと は鳥取目線でいうと県東部の鳥取駅から京都駅までだいたい2時間に1本出ていて、一部は県中部の倉吉駅から走る。そうしないと倉吉から瀬戸内側に乗り換えなしでは出れないから。
これとは別に鳥取から岡山までの #スーパーいなば も走っていて、鳥取から上郡に関していえば等間隔ではないにせよおおよそ1時間に1本くらいにはなる。スーパーいなばは倉吉には乗り入れない。
県西部の米子駅というか島根県の出雲市駅からは岡山駅まで #やくも が1時間に1本走っている。
Z世代にはわかんないと思うけど昔の国鉄っぽい車両だなぁ。
そして鳥取駅から島根県西部の益田駅まで #スーパーまつかぜ 、さらに益田を超えて山口県の新山口駅まで #スーパーおき が走っていて、合わせるとこれも2時間に1本くらいになる。
したがって鳥取駅から倉吉駅まではスーパーはくととスーパーまつかぜ/スーパーおき、米子駅から出雲市駅まではやくもとスーパーまつかぜ/スーパーおきが重複して走っていることになる。
んで、スーパーはくとを姫路ー米子間で1時間に1本の運転にする。記載はないけど恐らくスーパーいなばは廃止になり、現在スーパーはくとが通過する相生に停車するようになって、ここで新幹線に乗り換えることで京阪神及び岡山への利便を補うということだと思う。(岡山については書いてないけど)
スーパーはくとが米子まで運転される代わりに、スーパーまつかぜ/スーパーおきは出雲市発着になり、米子ー出雲市間はやくもに任される。
ということは現在、乗り換えなしで行ける鳥取・倉吉から浜田・益田といった移動は2回の乗り換えになる。
接続は良くなって利便性は確保されるし、重複した運行がなくなるのもいいけれど、乗り換えが増えるのが難点といったところ。
まず何よりの問題点は鳥取から京阪神・岡山への乗り入れがなくなること。それなりの流動があるからこれまでそうしてきたんじゃなくて❓
車両の節約を考えた時、京都への乗り入れは新幹線に任せてもいいかもしれないとは思う。
姫路ー京都で見た時、新幹線とスーパーはくとでは約40分の差がある。1回の乗り換え1回は30分タイムロスの心理的負担に等しいという説からみれば、姫路で10分以内にのぞみに乗り換えられるのなら京都へは新幹線でもいいんじゃないかということは充分に考えられる。
一方で神戸・大阪に新幹線で行け、はあんまりだ。今まで三ノ宮と大阪(梅田)に乗り換えなしで行けたのに、それが新神戸と新大阪になったらそれだけで不便。スーパーはくとは明石にも停まるけど、それもニーズがあるんだろうね。今、新幹線停車駅の西明石を通過して明石に停めている意味を考えたらいい。
岡山も上記の説から考えればまったくの不適当。
上郡まで大阪行きと岡山行きを連結して走らせればいいと思う。
いまスーパーはくとが5両編成、スーパーいなばが2両編成なので、1時間間隔になるなら、スーパーはくとが3両編成、スーパーいなばが1両編成かな。
さて、そのスーパーはくとが米子まで延長運転するとのことなんだけど、今世紀に入ってからせっかく確保された山陰のなかでの横のつながりをぶつ切りにするのがいいことなのかどうか。
実はそれまでは結構ぶつ切りの時代があったんだよね。
スーパーはくと+スーパーいなばとスーパーまつかぜ/スーパーおきが鳥取でちゃんと接続する、ではダメなのかな。今はそれができてないからスーパーはくとが倉吉まで出張しないといけない、というのが実情。
米子ー出雲市ではやくもとスーパーまつかぜ/スーパーおきが重複するけれども、この区間は米子・松江都市圏で部分的に複線だったりするし、系統の重複はしゃーない気がするんだけど。
ところでここで米子ー新大阪という区間での所要時間を見てみたい。
普通に考えたら、岡山でやくもと新幹線を乗り継ぐのが速い。
岡山ー米子がやくもで約2時間10分、新幹線が新神戸にしか停まらないのぞみ・みずほで岡山ー新大阪約50分、、乗り換え含めて3時間10分台。
これに対して鳥取経由だとどうなるか。
米子ー鳥取がスーパーまつかぜ・スーパーおきで1時間強、鳥取ー姫路がスーパーはくとで約1時間40分、新大阪ー姫路が西明石通過で28分。
米子ー姫路を通し運転にして、姫路での新幹線乗り継ぎが10分以内なら3時間20分程度で岡山経由と遜色なくなる。
この目線は自前ではなく、ここを参考にさせてもらったことを記しておくんだけど、
リンク先にない目線を入れておくと、今スーパーはくとが走っていない米子から倉吉までって地図で見るとわかるんだけど直線メインなのね。
スーパーはくとはスーパーまつかぜ/スーパーおきより高性能の車両使っているので、今よりスピードが出せる。
ということで思いきってスーパーはくと+スーパーいなばを大阪・倉敷ー益田、いや東萩までの通し運転でもいいと思うの。米子から先でもスーパーまつかぜ/スーパーおきよりスピード出せるしさ。
スーパーまつかぜは4両編成だから、スーパーはくと+スーパーいなばが4両編成ならちょうどいいし。
島根県は山口県や九州との交流もあるから、スーパーおきも少なくとも現状程度は必要で、例えばスーパーおきが走るときはスーパーはくと+スーパーいなばとは松江で接続ということにしたらどうかな。
そうなってくるとやくもこそ米子折り返しでもいい気がしてくる。あくまで新見などの伯備線沿線のための特急に徹するということで、スーパーいなばの始発駅をしれっと倉敷に変更しておいた。
ところで、この改革案ってそもそも利便性とは別の理由で提案されていて、 #JR西日本 がコロナ禍で経営が苦しくなり #智頭急行 に車両使用料を払いたくない、って言い始めていることが原因なのね。
それに対して、智頭急行はJRからの車両使用料が入らないと経営が成り立っていかないので蒼褪めている。
で、あれば智頭急行は解散させて兵庫・岡山・鳥取各県が線路を保有、JRがその上で列車を運行するかたちにしたらどうかな。
ということでまとめると、
大阪発のスーパーはくと+倉敷発のスーパーいなばを上郡で連結、鳥取経由で出雲市まで1時間に1本、東萩まで2時間に1本、ただし1日4往復程度は松江折り返しにして松江ー新山口間のスーパーおきにバトンタッチ、
やくもは岡山ー米子間折り返しにしてスーパーはくと+スーパーいなばと接続、
というようにしたらいいと思う。
今よりは運行系統がすっきりして、車両の運用も減るんじゃないかな。
それじゃあバイバイナマステ❤暑寒煮切でしたっ✨