副業、起業の第一歩を踏み出すためにすること
「副業や起業をする時に、何から始めればいいのか?」
これは、副業、起業初期や、これから副業、起業しようと思っている人から相談される、よくある質問なのです。
「まず最初に、何からやればいいのか?」
と、迷われている方のために、今日の記事は書いていきます。
かなり長文になってしまいましたが、この記事を読み終わったら、かならず、あなたが副業であろうと、起業であろうと、踏み出すための第一歩がわかり、すぐにやりたくなります(^o^)
あなたが欲しい目標額はいくら?
なたが、副業、起業をするには、何かしらの理由があると思います。
ぶっちゃけ、お金のことが大きなウエイトを占めているはず。
なので、まず最初に、あなたが欲しい金額を決めてください。
最初からお金の話になりますが、ここでしっかり欲しい金額を明確にしないと、的確な最初の一歩を踏み出す事が出来ません。
さらにいえば、なんとなくやってる状態になってしまうので、結果を出すまでもなく、先が見えない状態になり続けるのがしんどくなります。
稼げるかどうかは考えなくていので、まずは、このくらいという金額を決めてください。
これから手順を踏んでやっていくので、その結果、金額的に無理とか、もっといけると思えば、金額の修正をしてけばいいだけです。
あなたにとって譲れない条件は何?
次に、あなたにとって譲れない条件を出してください。
副業、起業するにおいて、月に何日働いて、1日何時間働いて~と、あなたが絶対に譲れない条件を書き出すのです。
例えば、今、会社員をやりながら、副業や起業をするならば、週末だけしか働けないとか、平日の勤務後に3時間だけやるとか、あなたが出来る範囲のことを書き出していくのです。
そして、その中から、絶対に譲れない条件を決めてください。
無理すれば出来るとかは、しないほうがいいですし、嫌なこととか苦手なことも譲れない条件に入れてください。
ここで、副業、起業するならば、すべてを自分でやらなければいけないなんて考えは、今のうちに捨てておいてください。
自分が出来ないことは、他人にお願いするとか、自分がやらなくて済む方法を考えればいいことです。
自分で全てやろうとする人は、挫折するか、少し軌道に乗り始めても、それ以上繁栄しないということが起こるので、最初から、自分が出来ない事や嫌い、苦手なことはやらない習慣をつけてください。
逆算してみる
次に、欲しい金額から、あなたの譲れない条件をすべて考慮して、1日にどれだけ売上があればいいか? 逆算してみてください。
売上は、かかるであろう経費も全部差っ引くこと。
例えば、月30万の利益が欲しいくて、経費が5万かかる場合は、月に35万の売上げが必要になるということです。
これで、あなたが欲しい金額にするための、1日の売上がわかります。
ここで、あなたが売りたい商品の金額がわかっていれば、1日の売上を商品の金額で割れば、あなたが欲しい金額を得るために、1日に何個、商品を売ればいいのかもわかります。
サロン開業の事例
今回は、サロンを開業する事例で解説してみます。
★欲しい金額
月30万
★譲れない条件
週3日稼働
1日の勤務時間は10時~17時(実働6時間)
1日マックス5人の施術
★商品の金額
45分の施術で6000円
★経費
5万円(自宅サロンのためこの金額)
欲しい金額は30万円で、経費が5万円なので、月の売上は35万円必要となります。
週3日稼働なので、月に12日間稼働となるので、
35万円÷12日間=約29200円
ちょっとキリが悪いので、1日に欲しい売上を3万円としましょう。
そうすると、1日に何人施術すればいいのか?
計算してみます。(商品の場合は、個数)
3万円÷6500円=約4.6人
キリがわるいので5人とします。
そうすると、施術のマックス人数が5人なのでちょうどよい計算となります。
つまり、この事例で行くと、月30万円の利益を得るためには、1日5人の施術をすればいことになります。
譲れない条件も、うまいことクリア出来ているので、これで良いとなります。
条件が合わなければどうする?
譲れない条件で逆算すると、目標とする金額が得られない場合、どうすればいいのか?
まずは、譲れない条件は絶対に崩さないこと。
譲れない条件以外の部分を変更してください。
例えば、先程の事例で、施術人数をマックス3人とするとすると、条件が合わなくなります。
単純計算しても、
12日間✕3人✕6000円=216000円
目標の売上は35万円なので、134000円足りないことになります。
なので、この場合、時間を60分にして施術金額を1万円にすると、36万円になるので欲しい利益を得ることが出来ます。
しかし、料金を値上げ出来ないと思うのであれば、ゆずれない条件を変える前に、欲しい金額を下げて、譲れない条件で試算した金額を目標にしてみるのが妥当かもしれません。
それでも、どうしても、目標の金額が欲しいのであれば、譲れない条件を無理しない程度の中で、変えていくことをしてみてください。
無理してしまうと、続かないので。
例えば、先程の事例でいえば、1日の実働時間を12時~16時にして、月に15日稼働してみるとか、施術時間を30分にして、1日6人施術するとかです。
ここで最初の1歩が決まる
欲しい金額、譲れない条件、1日の売上、商品の販売個数が決まったら、ここではじめて、最初の1歩を踏み出す事が出来ます。
先程の事例でいくと、1日に5人施術をするためには、どうやって集客するのかを考えてみる。
ネットで集客するのか?
友達に最初にお客さんになってもらうのか?
チラシを配って集客するのか?
と、考えていくと、自ずとやることが見えてくるはずです。
ネットで集客するならば、ブログやSNSで発信しようとか、友達にお客さんになってもらうならば、友達のリストを作ったり、連絡してみたり。
と、最初の1歩が見えてくるので、それを行動に移してみてください。
ここで、ブログやSNSの記事の書き方がわからないとか、チラシの作り方、コピーライティングがわからないという問題がある人は、そういう勉強をするのも、最初の1歩です。
ただ、闇雲に起業塾に入ったり、教材を買ったりするよりも、こうやってきちんと逆算すれば、あなたに必要な塾や教材も見えてくるはずです。
ちなみに、ここでも譲れない条件は大事です。
塾や教材に使う金額です。
借金までしてやるのでは、本末転倒なので、あなたが副業、起業に使える金額を割り出すのも大事です。
まだ何も決まっていない人へ
まだ何も決まっていない人ならば、まずは、欲しい金額を決めて、あなたが副業、起業に使える時間を計算して、1日にどのくらいの金額を得ればいいのか? を、ザックリと計算してみてください。
もちろん、譲れない条件も視野に入れての話です。
1日の売上金額を知れば、どんな商品を売ればいいのか?
イメージしやすいです。
こちらも逆算して考えれば、イメージしやすいです。
例えば、アフィリエイトならば、単価が1万円以上の商品を売るとか、自社商品を作るならば、5000円の商品を作るとか。
または、その目標金額は無謀なことがわかるかもしれません。
ならば、最初はその半分の金額を目指すとか。
そうやって考えていくと、最初の1歩が踏み出せるはずです。
かなり大雑把な内容ですが、参考になれば幸いです。
本当は、もっと細かい試算ができるのですが、一人では難しいしので。
それに、何よりも、「え~~、副業、起業って大変」と思われてしまうのが一番嫌なので、気軽にリスクのない範囲で取り組んでください。
そのための、譲れない条件なので。