またまた世にも奇妙な物語をみた
お久しぶりです。世にも奇妙な物語 '22 夏の特別編を見たのでまぁそれなりに感想をまとめました。できるだけ避けてますがネタバレ注意です。
1. オトドケモノ
2秒で届く出前アプリを巡ってひき起こった奇妙な話です。めちゃくちゃCMがいっぱい挟まってましたが、挟み方がなかなかに上手い。「ここで一区切りついたかな?」って言う点でCMを挟み、CM後のストーリーはその前から少し時間のだったところに繋げている。なかなか面白いCMの入れ方でした。
そしてストーリーはまぁ夫婦間のドロッドロな感じでした。でも確かに人は追い詰められるとあんな感じになるのも頷けるなぁ……
2.なんだかんだ銀座
有田哲平演じる「ニホンオオカネモチ」を巡るショタおじの友情物語です。ほとんどは。
絵面のシュールさを除けば本気で泣かせに来ているっていうこともありながら、最後のオチがかなり怖い、というか胸糞なものとなってました。なかなかに面白い話だったですが、感情がゴチャゴチャになります。前回からコメディor感動系にどんでん返しを混ぜ込む手法に味をしめたな公式。
3.メロディーに乗せて
あらすじだけ聞いた時の第一印象は、激おもろホラーで正直いちばん楽しみにしてましたが、、、期待を裏切られました。いい意味で。
頭の中にメロディーが流れている間、そのメロディーに合わせた行動をしなければならないという奇病に苛まれている人達のドタバタ劇です。思った以上にコミカルな場面が多かったですが、ラストで全て持っていかれました。確かにまぁ割と見かける手法ではありますが、このオチは今後の世にもに1つの伝説として残るかも。
4.電話をしてるふり
BKB原作のいい話です。最後の短編にこのタイプを持ってくるとは……でも終わり方は世にもな感じでした。いわゆるオープンエンドってやつ。だけど、原作は完全にいい話で終わってます。ていうこともあり、この取ってつけたみたいな最後のシーン、私は実を言うとあまり好きじゃありません。
総評
前回の世にも奇妙な物語は、ホラー系が多かったので、今回はそういうのは少なめでコメディや感動系が増えるかな?とか少し考えてましたが、予想的中でしたね。私としてはもっとホラー見たさはありますが、それでも今回は当たり回だったと思います。特に「メロディーに乗せて」はあのオチを見られただけでも今回の世にも奇妙な物語を見た価値がありました。他にも「なんだかんだ銀座」、「オトドケモノ」の2作品もまぁ意外なオチでとても楽しめました。ってことで、次回、'22 秋の特別編 ではホラー回が多いことを期待して待ってます!!!!!!!