社会性からの卒業
会社を辞めた。
今の会社(グループALL)を辞めるのは2回目である。
私の会社は少しというかだいぶ変わっていてとにかく実力というか人脈というか、年齢性別過去の経歴が一切関係ない。
厳密に言うとスタートこそ違えど半年もあれば差はなくなってしまう。
そして再入社がハチャメチャに簡単なのだ。
1度家出のごとく今の会社を辞め(上司が気に入らなかったから大喧嘩になり辞めた)再召喚されてあっという間に4年くらい経った。
そんな懐深い実家のような会社を辞めた。
生まれてこの方今日まで次の組織が決まっていないという経験がはじめてだ。
幼稚園から小学校、中学高校、そして就職。
就職の後も会社を辞める時は次の会社が決まっていた。
あまりに保守的な生き方である。
今の私は何も決まっていない。
目標や夢はあるもののそれが掴めるかは分からない。
不安いっぱい夢いっぱい、ストレスはゼロである。
はずだった。
二度目の緊急事態宣言。
そして期間の延長。
お気楽無職生活も楽しいのは2ヶ月程度なんだと思う。
(自粛がなければ話は別かもしれない)
そんなこんなで仕事探しを始めることにした訳だが、まったり週4くらいでと探していた。
しかし実際保険年金の話が出ると結局週5フルタイムの仕事を選びたくなってしまうのだった。
世の中の無職達、君らは強い…!
無収入であることや日本国で生きるために納めねばならないお金のことを考えると働かざるを得ない。
というより私のノミの心臓では不安に耐えきれず働くことを選択してしまうのだ。
長期の旅行をしてみたいだとか、派手な髪色にしてみたいだとか無職だからこそやりやすい事をやろうと思っていたものの結局出来ないで無職生活が終わりそうである。
自由というのは不自由あってこそのもの。
幸せというのも不幸せあってこそのものだし、運がいい悪いも同じことが言えるに違いない。
自覚するという意味で。
3月からまた社会に組み込まれるのか、もう少し先なのか、まだ決まってないけども有限だということを改めて意識して明日から何をしようかなあなんて髪を染めながら考える。
とりあえず明日は友人に荷物を送ったらそのまま2時間くらい歩いてみようかなあ🤔
働いていた頃は好きでたまらなかった酒もほとんど飲まなくなったし、生活にハリがないのでなにか活動したい。
定期的に真剣にバカをやることがこれほど大切なことだったとは…
コロナの自粛は向こう1年は落ち着かないのだろうけど緩和されることを願いつつ、社会性を取り戻す訓練をせねばならない。
このピリピリした世の中でアホ面晒しながら気ままな生活を続けることが出来ている現状に感謝しつつ、現実を受け入れて再スタートを切る時期が来たみたいで、何をしてても心がザワついている。
この記事を書き始めたのは12/11ら辺で2ヶ月も寝かせてしまった。
先延ばしは人生の毒である。
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