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下町ウエンズデー

泣きたい夜がある。


人生を謳歌してるOLっぽいことを言いましたが、安定のいい歳したおじさんです。

どうもこんばんは。


OLがそんなこと言うのかってのは偏見ではありますが、おじさんがそんなこと言うなよって思ったあなたがいれば、それはおあいこってことで。

どうぞ仲良くやっていきましょう。



泣きたい夜がある。

そんな夜はたいてい満足感に満たされた夜である。


悲しみや辛さで溢れた夜は泣きたいよりも笑いたいと思うもので、達成感に溢れた夜こそ泣きたいと思ったりする。

涙を流すことはリラックス効果があるようで心のデトックスとも言われ……


というのは、もういいですね。


根拠的なもので理論立てた風で正解っぽいものを形づけていく、この一連のものは投げ捨てておきます。




泣きたい夜。

そんな時はお気に入りのものに限る。

全米が泣いても私は泣かないかもしれないのだから、確実に泣くためには実績のあるものが良い。

知ってかったるもので良い。


私にはそれがいくつかあるが「水曜日のダウンタウン」もそのひとつ。

ドッキリという仮想の追い込まれた状況において、芸人さん同士の深い絆を感じられる回。


仲間同士の相手を思いやる気持ちというのは、不器用なだけ美しく感じる。



最近でいうと、モグライダーともしげさんが相方の芝さんが死んでしまうかもという状況でスマホで二人の写真を眺めていた回、きしたかの高野さんが偶然見てしまった可愛がっている後輩の窃盗と同時に察する芸人人生の終わりと愛あるどつきの回、知らない人にはなんのこっちゃですが、私は文字にしながら思い出し涙が出そうです。


感動のシーンが来るぞ来るぞだけで涙が流れるわけで、パブロフの犬状態ではありますが、確実性と即効性を求めるが故に知ってかったるコンテンツで安心して涙を流すわけです。



水曜日のダウンタウン。面白いです。


面白いなかで流せる涙は心地よいものです。


泣きたい時も笑いたい時にも、水曜日のダウンタウン。



下町ウエンズデー。

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