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考えるんじゃない!ここで感じるんだ!

さて、タイトルのセリフ。


どんな光景を思い浮かべますか?





「ここで」のところ、右手で左胸を2度ほどドンドンと叩く光景を思い浮かべませんでしたか?




なんだかイメージダイブみたいになってしまいましたが、心ってなに?、ということです。



考える機能は頭なんだけども、なぜか気持ちのところは胸に委ねられがち。そこに心があると感じているから。



胸に心があって、頭に心があるんじゃない。



「胸に響いた」と言えば「感動」で「頭に響いた」と言えば「騒音」じゃない?




で、心って何だろう。


私が今、大切な人に私の想いを伝えた時「あなたの頭に届け!」とは思わない。「その胸に届いて欲しい!」と思う。


それくらい「考える頭」と「感じる胸」の役割分担は根付いているのだと思う。


心だとか魂だとか、信じることでしか進まないものがある。


世の中なんてそんなものでもある。


人が亡くなった瞬間に21グラム重さが減るという。


その21グラムが魂の重さだといわれる。


実体のわからないものに、根拠みたいなものを結びつけて、その焦ったさに趣を感じたりする。


人間というのはつくづく何となくの納得をしたいものなのだ。


何となくの納得。悪くない響き。


そういう私こそ、下衆なものだ。

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