漫画だらけの本棚
我が家の本棚は、漫画だらけだ。
最近はビジネス書籍も増えてきたかな。ファンタジー、エッセイは少ない。
私の実家は、私が小さなころから漫画がたくさんあった。本棚はもちろん、ベットの下、トイレ、床下収納、その辺の床、いろんなところにあった。
基本的には父と母の漫画。歴史を感じるような茶色くなっている漫画もあったので、たぶん長いこと所持しているものも多かったのかな、と思う。父の本は当時の私には小難しいファンタジーや歴史ものも多かったので、同じ漫画を読むようになったのは、十代も後半のころから。母の漫画は恋愛漫画が多く、わかりやすいものが多かったので好んで片っ端から読んだ。面白くないものも、勧められたものも、とにかく読んだ。夜になって「寝なさい」と布団に押し込まれた後も、豆電球のわずかな光や、懐中電灯を布団に持ち込んで読んだ。とにかく読みまくった。それこそ「キャンディキャンディ」や「生徒諸君」「青春白書」などは何度読んだかもはや覚えてない。
本屋さんで新刊を買えるほどのお小遣いは持ってなかった。母からも、BOOKOFFで買いなさい。と言いつけられてた。休みの日、暇な時間はBOOKOFFによく出没した。
いろいろ読んだ中で、手元に置いて何度も読み返したい、と思ったものだけ社会人になってからも保有した。その中でも高屋奈月さんの「フルーツバスケット」私の人生のバイブルのようなものになってる。
何度も何度も読み返し、新刊すら禁止なのに「花とゆめ」をこっそり買っては読み進めた。好きなフレーズをノートに拾って、持ち歩いて眺めていた時期もあった。これを書いてて思う。フルバのことだったら何時間でも語れる笑。またの別の記事でこそこそ書いていこう。
「こんな風に生きれたら」「こんな気持ちを大事にしたい」そんな気持ちになるものをいっぱい集めてお気に入りを大事に読み返して、今は自分の働いたお金で好きな漫画の新刊は即購入する。子育ての合間のワクワクの時間。
漫画とのこれまでの時間は、暇を存分につぎ込んだ結果、生きていく上でのバイブル探しみたいになってる。私の支えにもなってる。私のガソリンみたいな感じ。
今はちっちゃい方のチビが片っ端から出して回って頭抱えるので、ちょっとセーブ中。もう少し子育てが落ち着いたら、また好きな漫画を探して回ろう。そのために、仕事を頑張るのだぞ、自分よ。笑