6/100. 忙しい時ほど小さな約束の1つ1つを守る
■TO DO 何するの?
▶子供とした小さな、他愛もない約束を地道に守る
■EXPECTATION どんないいコトに繋がるの?
▶忙しくて、子供との時間がなかなか取れない!相手にして上げれていない!という時こそ「小さな約束」をコツコツ守る。
それは、一緒にいられない時間が長くても「大事!」「大好き!」を伝え、「信頼関係」の積み上げにつながる
■WHY なんでこれがいいコトなん?
近頃、激務です…
3月から新しい部署に異動になり、一気に忙しくなり、GWなどの連休もほとんど仕事で潰し、noteもほとんど更新できないことからお察しのことと思います…
夏を超えて少し落ち着いてきましたが、一番忙しい時は、子供との時間はほとんど取れず、夜、子供に最低限のこと(ご飯を食べさせ、お風呂に入れる)をしたら、後は仕事に戻る。
土曜日も、小学生の娘は毎週学童に行き、息子は保育所に行く、そんな感じで週末もろくに一緒に過ごせていませんでした。
当然子供たちはつまらなさそうにしたり、もっと一緒にいたい!とねだってきて、それがかえってストレスになる、といった数か月を過ごしていました...
そんな中だからこそ、意識して始めたこと。
それは、小さな約束を守ること、です。
これが思いのほか忙しい日々にこそ効果的でして…そのきっかけとなったのは娘のスカート作りでした。
娘と一緒に行ったアフリカ布いちで娘が即決した、蝶や木や鳥が描かれたきれいな布。
娘が「これでスカートが欲しい!」と言い、私は「いやーーーーこんな忙しい時期に無理やろ!!」と思ったのですが、つい、「わかった!頑張って作るわ!」と購入してしまいました。
でもこれまであまりに約束を破ってきたためか、娘はあまりそこに期待しておらず、布を買った帰り道にも「どうせ忙しいから無理だよね…」なんて呟いていました。
なんだかそれが凄くひっかかり…これって、信頼関係がもう崩れているんじゃないの?!とそこで初めて自分の忙しさが犠牲にしてきたものを感じたのでした。
そこで、なんだかこれだけはちゃんとしなくてはと思い、毎日仕事が終わった夜中に3日かけて作りました。
じゃじゃーん!
すると娘はものすごーく喜んでくれて、なんだか私たちの間にあった「信頼関係」の風向きが少し変わったような気がしました。
そこから私は、忙しいからこそ「小さな約束を守る」、「できないことは約束しない」を徹底することにしました。
どれもとても小さなことなんですが…
娘が食べて「これ美味しい!」と喜んでくれたトマトのカプレーゼ。また食べたい!と言われ、モッツァレラチーズを買ってきてまた作ったり、
学校にもっていくお茶をポカリスウェットに変えたい!と言うリクエストにも、「OK!」とポカリの粉を仕事の合間に買いに行ったり。
どれも、小さな小さなことなんですけどね…
でも、小さな約束を守るたびに娘は何とも言えないちょっと照れたような顔で「ありがとう!」と言ってくれます。
小さな約束を守ることは、「あなたのこと大事にしてるよ!」という、すごく効果的な表現方法だな、と改めて思うようになりました。
約束を守るって、当たり前のことなんですが、忙しい時ほどその場限りで付け焼刃的な大きな約束をして、それを反故にしてしまいがちです…
USJに連れていくとか、ディズニーランドにまた行こうね、とか。
そういう約束は忙しいときはできないけど、毎日の小さな約束を守ることでも十分一緒に過ごせない子供との信頼関係を作ってくれるんだな、と今はものすごく実感しています。
無理なくできる日々の小さな約束をちゃんと守る。
それって十分愛情表現になるんだな、と。忙しい日々が教えてくれたことです。