夫の家事育児への関わり方を育ってきた環境のせいにすること
15秒で分かる今日のポイント●夫の家事育児への関わり方を「育ってきた環境のせい」にすることは、主体性の放棄であり、何に関しても「自分以外の何かのせい」にすることに繋がる●今の子育て世代の男性の殆どが、家事や育児を積極的にする親のもとでは育っていない意味で、環境に大差はない●夫の家庭における位置づけの変化が過渡期を迎えている現在において、妻が夫をアシストすることは必須●「ワクワクする自分の未来を自分で描く」ことをテーマにしたコミュニティ「ヒトイキ」は主体的に生きる仲間の集まり
夫の言動は生まれ育った環境のせい?!
先日ウェブで見ていたお悩み相談で、ある主婦が、夫が家事や育児に全然関わらない事を嘆いていて、それに対する他の人のコメントのほとんどが、
うちも同じです!というもので、
結局、結論が「仕方ないですよね、育ってきた環境は強いですからねー」というもの。
うーん、何の足しにもならないコメント…だなぁと。足しにならないどころか、毒かもしれない…
夫の今の状況を、育ってきた環境のせいにすることは、
・さじを投げ、諦めること
・主体的な動きを封じること(自分のせいではない、どうにもならない)
だからです。
それを言ってしまってはおしまいですよね。
だって、現代の子育て世代の殆どが家事や育児に積極的に関わってきた父親に育てられていないはずなので。
私たちの親世代は、「男子厨房に入るなかれ!」と言われ、企業戦士として外で稼いでくることを求められていた人たちです。
でも、そんな親に育てられたら、皆そうなるかといえば、そんなことはない。今の時代に合わせて変化していっている男性もたくさんいるわけで。
今の子育て世代はまさに過渡期!
どちらにも転び得ると思いますが、結局どうするのが正解なのか、自分の役割が何であるか、夫の多くは分からないだけ。
だから、妻が、時代に合った「夫の変化」をアシストしていくことが大事なんだと思います。
生まれ育ってきた環境のせいにするのは一番楽な「逃げ」ですが、そうすることの得は何一つありません。
まずはその思考をストップすることが大事なのじゃないかと思います。
「自分のせいではない何かのせいにする」逃げの思考をストップしよう
最も身近な人である夫のことでさえ、育ってきた環境のせいにする人は、結局、夫以外の色々なことも、「自分のせいではない何か」のせいにしてしまうでしょう。
そういう思考をどこかで中断して、自分の課題に真っ向から向き合って、自分次第でどうにでもなる!自分がどうにかする!と考えたら、実はそっちの方が「楽」だということに気付きます。
そういえば、今私が関わっている「ヒトイキ」というコミュニティは、「未来の自分にワクワクする」をテーマにしています。
自分の未来を考えると、誰もが不安を感じるけれど、不安を上回る「ワクワク」を自分で作っていこう!というのがテーマです。
別に営利目的でもなんでもなく、自分の未来を人任せにしないで、自分で描いていこう!と考える仲間がいたら、心強いよね、と考えて結成したコミュニティ。
月に1回誰でも参加できる「ツキイチヒトイキ」という会もしていますので、どなたでもご参加ください。(参加費は会場費のみの500円!)
この、「誰のせいにもしない、自分で描く」が当たり前になったら、もっと世の中楽しくなるんじゃないかなぁと、本気で思っています。
で、近頃そんな人たちに囲まれている自分の環境もありがたいなぁと思っています。
人はなかなか一人で強くい続けることはできないので、同じ志を持つ仲間を持つのも大事ですよね!