
「夫に不満がある前提」を押し付ける人やコミュニティに惑わされるな
15秒で分かる今日のポイント
●「夫に不満がある前提」で話を振られることは意外と多い
●「ネガティブワード(不満点など)」で聞かれたら「ポジティブワード(満足点)」へ転換して考える
●ネガティブな固定観念を押し付けてくる人やコミュニティと付き合わない
「夫に不満がある前提」ってけっこうある
友達の家でご飯をしていたときに出た話題。
先日参加したあるママ向けセミナーの最後に、参加者同士の交流の時間があり、講師の女性が言った。
「悩んでいることや、辛いことなど、旦那さんの愚痴でも何でもいいので共有しましょう!」
なぜ不満がある前提なの?!
私も経験あるんです。以前参加した赤ちゃんイベントで、なぜかやたら出産にまつわる「大変だったこと」「辛かったこと」を中心に聞かれ、皆、夫や義両親に関する、不満を吐露して泣く、という…
なんだこれ?!それも、ポジティブな話をしても、きっと大変だったことや辛かったことがあるはずだ!
という前提で質問される…
傷の舐めあいならぬ、傷の生みあい会?!
あんなところにいては、どんなこともネガティブに塗り替えられる!!そんな危機感を覚えました…
こういう集まりや、メディアって実は結構あると思うんですよね。
夫に不満がある前提
妻に全ての負担がいっている前提
夫は何も分かっていないし、出来ない前提
こういうコミュニケーションをされると、そんな気がしてくるものです。
こういう刷り込みがあると、たまたま夫とちょっといざこざがあったりしたときに、「やっぱり!」と思ってしまう…
こういうメディアもコミュニティも、百害あって一利なし!
人は様々な偏見を持っています。「固定観念」とも言います。
知らないうちに、そういうものに影響を受けすぎていないか、考えてみてもいいかもしれません。
不満点に焦点を当てれば更なる不満が出てくるだけ
ちなみに、私は仕事でインタビューをするのですが、ネガティブ評価もポジティブ評価も聞き方によってどんな風にも誘導できます!
人は誰でも「悩みや不満について教えてください」といえば、それを言えますし、「いい点やメリットを教えてください」といえば、それについて話せます。
だれでも何かについて100%満足ということはないので、不満点も満足点もどちらの話も出来るのです。
結局は、どちらに焦点を当てるか。
ただそれだけ。
だから、夫に関する不満点が話題になったら、夫に関する満足点を考えてみましょう!
不満点に焦点を当てることは更なる不満しか生みませんが、満足点に焦点を当てれば、次なる一手に繋がるアイディアが出てくることもあります。
自分の中で不満点を 満足点に転換すること。
「夫に不満がある前提」を押し付ける人やコミュニティと付き合わないこと。
これは地味に大事なことだと思います。