softbank world 2021 孫正義公演まとめ
0.プロローグ ロボット時代が来る
テスラが人型ロボット「Tesla Bot(テスラボット)」発表した
8月にイーロンマスクがテスラボットを発表した
時速8キロで走り、20キロ程度のものを持ちあげる事が出来るという。
2022年には誕生する模様だ。
このようなスタイリッシュなロボットが誕生すると、私達の生活も大きく変わる事となる。
本日の話はこのロボットについてが1つの軸になります。
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1.「Japan as Number One」と低迷
日本経済の黄金期※の象徴的な言葉だ
(※1980年代の安定成長期、ハイテク景気〜バブル景気)
日本が最も勢いのある時代、技術立国としてアメリカを抜き世界一になると
本気で考えられていた
世界競争力ランキング
日本は、1989年~91年において世界1位
1992年~97年2位、3位、4位と下がりだし、
1997年以降急激に競争力が低迷し、2021年は31位
競争力が低迷するという事は、GDPもどんどん抜かれていく。
GDPにおいても、今も伸び続けるアメリカに比べ、日本のGDPは低迷し、
2000年を「1」とした場合、アメリカは2021年で「2.1」、
日本はいまだに「1」のままだ。日本だけが取り残されている。
2.競争力 = 労働人口 × 生産性
日本の労働人口は減少し、2000年に6868万人いた労働人口は、2050年には4640万人になると予測されている。経済黄金期の半分だ。
労働生産性においても、日本は低迷しており、
2000年の生産性を1とした場合、2020年の生産性は、米国で1.9、日本で1.5である。
【減少する労働人口】×【低い生産性】⇒ 【低下する競争力】
日本の将来を危惧せざるを得ない。
競争力が落ち、生産性が落ちるという事は、日本の将来を危惧してしまう。
3.先端テクノロジーの活用による活路
ハイテクが日本の企業にどのように導入されているか
最先端テクノロジーの活用に遅れが出ている。
競争力とは労働人口×生産性だ
労働人口は減少している
生産性は低迷したままだ
【日本はこのまま衰退するのだろうか。】
日本の競争力を復活して欲しい
日本復活の鍵は何か
それは「スマボ」⇒スマートロボットである
(これは孫正義の造語)
4.スマートロボット「スマボ」
かつて、日本のガラケーはスマホに取って代わられた。
日本は携帯電話の最先端の国だった。
日本の企業は、「お財布携帯」「ワンセグ」といった最先端テクノロジーを持たない、「iPhone」は、日本では売れないと考えていた。
しかしその後、ガラケーからスマホの時代に突入した。
日本はロボット大国だ、日本のロボットは世界一流通している。
しかし、このロボットは「ガラボ」だ。「ガラパゴスロボット」
この「ガラボ」は、「スマボ」にすべてとってかわられてしまう。
「スマボ」が競争力を強化する
5.「スマボ」の実力
スマボはあらゆる産業で徹底活用される
産業人口がすべてスマボに置き換えられる
1.労働時間・・・人間の3倍働く
人間は8時間 スマボは24時間
2.生産性・・・AIで生産性が3.5倍になる
現在の企業 1
今後(AI活用) 3.5
3.競争力・・・1台で10人分の「競争力」
労働時間 3倍 × 生産性 3.5倍 = 競争力10倍
1台で10人分の「競争力」
6.スマボ1億台で労働人口10億人構想
スマボ一体は10人分の仕事をする。
日本人1億人が一人一体「スマボ」を保有し、「スマボ」が仕事をすると、日本には10億人相当の労働人口が誕生する
日本の労働人口が5千万人とすると、20倍の労働力が生まれる
ソフトバンクはこの新しい世界に向けて投資していく
ソフトバンクは新しい時代を切り開く資本家でありたい
産業革命を切り開いた資本家がロスチャイルドだった
情報革命を切り開く資本家にはソフトバンクがなりたい
資本家と投資家は何が違うか
投資家はお金を作る
資本家は未来を作る
7.「スマボ」企業軍団
ソフトバンクは、世界の最先端のスマボ企業を集団を作った
18社のスマボ企業集団だ。この規模でスマボ企業を集めたのは世界でもソフトバンクのみだろう。
今回は、ここまで、次回はソフトバンクが集めた「スマボ」軍団の内容に迫ります。