10年は聴けるロックの名盤3 和製VELVETREVOLVERな重鎮 THE DUST'N'BONEZ 〚THOUSAND ROCK’N’ROLL〛
今回紹介するアルバムは、おいちゃんこと戸城憲夫率いるTHDUST'N'BONEZの6枚目のアルバム、1000のロックンロールである。
私は戸城憲夫というアーティストが大好きで、ベースは弾けないがガキの頃から作品を追いかけてきた。
ZIGGYでの活躍が有名だが彼のやりたかったロックンロールからはどんどん遠ざかってしまうバンドから離れこのTHE DUST'N'BONEZ(通称ダスボン)で自分のやりたかったロックンロールを実現している。
初期にはかつての盟友ZIGGYのボーカリストである森重樹一を迎えアルバムを4枚リリースした。
この頃の作品は評判も良く順調にいくかと思いきやボーカルの脱退にて停滞する事となる。
私は時々、戸城憲夫のブログをチェックしながら復活を待った。
そして若手のボーカルを迎えての復活は本当に嬉しかった。
作品の話をすると戸城憲夫が作曲するバンドにはハズレがない。
そこが凄い事で作品をリリースする度にどんどんカッコ良くなる。
なので新作がリリースされればその作品が最高の名盤となる。
このアルバムの前作が唯一、どこかで聴いた事あるなあと思ってしまうフレーズが多くて長く聴けなかった。
このバンドやVELVETREVOLVERやSIXX.AM等を聴いていた頃から自分が思い描くロックンロールの理想が完成してしまった感じがしてギターを弾く事から遠ざかってしまった。
カッコいいのにあまり売れていないのがちょっと悔しいので是非CDを買って聴いてもらいたい。
尚、貼り付けた動画はこのアルバムの楽曲ではないがこのバンドの空気とロックンロールのカッコよさを感じてもらいたくて思い貼り付けました。
アルバムとしての統一感 ★★★★★
メロディー ★★★★★
演奏のカッコ良さ ★★★★★
スルメ度 ★★★★☆
トータル ★★★★★