そしてまだ、俺は信じてる。【ライナーノーツ】

毎週なんか動画上げる自己ノルマ。
さて今回は

カギドラ。#7 ver1.0-
『Throw out pink umbrella,Next Haretahini.-ONE〜輝く季節へ〜茜SIDE』

をお送りする。
いやー

遅くなったね笑

何度も書いている事で恐縮なのだが、今年は機材探しと機材作りで何か月もかかってしまい、というかもう春からそれだけしていたら今の季節になってしまった感じで仕事を含め本当は今年やる予定だったあれもこれもが遅れてしまっている。
先日のイノセントグレイと組み合わせた番外編「イノドラ」

その前の夏に上げた#1の言わば完全版、またはその前の#3 ver2.0という事を除けば#6からもう半年くらい時間が経ってしまっている。

これも何度も書いている事なのだが「カギドラ。」は今の僕の動画の中では一番力を入れて一番楽しく一番思い入れを込めてやっているので(その分ネタバレしたくない人やKeyに興味がない方からは避けられているかもしれないが笑)ただでさえちょくちょく更新は出来ない。いつも構想を練りに練りまくっているからだ。
そんな中でももっと出したいのに今年はこんなに遅れてしまったし出せなかった。
まあ機材作りがある程度終われば来年はもっと打って出れると思っている。

さてこっからこの記事の長い前戯。(まだ前戯かよ)

来月12月に1998/05/29に発売された「ONE～輝く季節へ～」のリテイク版が発売される。

知らない方のためにちらっと説明するとこの絵師さんは全く同じ方であるが当然25年も経てば絵を描くツールも変わるし技術も変わる。
更にちなみに言うとヨリトとは同じ誕生日なのだ笑

で、これはどちらも僕が大好きなKeyであってKeyでない。
スタッフはほぼ一緒らしいのだがこれはKeyの前身に当たるもので正確にはKeyではないのだがここから昨今のKeyに全て繋がっている、作風もそうという事で今回カギドラ。に入れさせていただく事にした。

僕はこの絵師さんが大好きなのであるがKey以外に手を出すつもりはあまりなく(そもそも今でもKeyは全てやっておらずまだまだ勉強中の身である)このONE.についても手を出そうか迷っていた。
ちなみに旧verは「ONE～輝く季節へ～」、来月発売のリファイン版は「ONE.」という名前である。←これこの後何回もテストに出るから覚えてて笑

そこでONEがもし楽しかったらONE.も買ってみようかな、どうせもとはwin95のゲームだしいくらKeyの前身のようなものといってもすぐ終わるだろうと思って気軽な気持ちでプレイしてみた。
一応ツイッターでもフォロワー様などに聞くと評判も良かったし。

で、すぐ終わったんだけどさ

いや、あのすごくてさ

泣いたし笑

もともと僕は一昨年初めてKeyのゲームAIRに触れるずっとずっと前からKeyの音楽が素晴らしい事は知っていたから、サントラだけは持っていた。
当然このONEについても持っていた。から曲が良いのは知っている。

しかし実際にプレイしてみるといや本当にすごくて。
というよりも僕は先にKanonやAIR、CLANNADをプレイしていたからこそ分かったんだけどこのONEは大いなる前章、おそらくKeyの一番すごい時を知っている方が考えられるKeyのプロトタイプとも言うべきかその全てがここに詰まっていて。
僕は一気にこのONEが好きになってしまった。
もう絶対来月発売のONE.も買おうと決めている。
これで買って持っててもまだやっていないKeyのゲームプレイが更に遅れるのであるが笑

去年の年末辺りにKeyとなってONEの次作、冬の物語であるKanonを初めてプレイして(それも持っていたが冬まで1年待ったのだ季節に合わせるため)一気にハマリ、アニメDVDなども揃え、今年の年始はそのKanonモチーフの羽根まで刺青に入れてしまったという狂愛ぷり笑

なので今年の冬はこのKanonのカギドラ。をいっぱい出そうと思っていた。
もう2.3月からそう思っていた。1年かけてじっくり練って。
ところが春にこのONE.が発表され、僕もその中でONEと出会いそして魅せられていく事になる。
そして冒頭でも語った機材作りと機材探し。

また繰り返してしまうが

やはりタイミングは来る時に来るのである笑
その想いが強ければ強いほど引き寄せるのである。

結果カギドラ。の進行は予定よりだいぶ遅れ、また変更を余儀なくされているが結局来月ONE.発売を前にして今回出させていただく事となったわけだ。

以上、前戯終わり。

本来今回の曲もKanonに使おうと去年から考えていたものである。
というよりいずれ同曲で使うつもりであるが今はそれよりもONEのために優先させてもらった。

上でも語っているがカギドラ。はネタバレしたくない人は見てくれないだろうし、そもそも一つのゲーム会社に絞ったニッチなものである。
この絵が嫌い、受け付けないという方も多いらしい。
なのでどこまで見てもらえるかは分からないが特に今回は色々なものを組み合わせた会心の出来だと思っている。
特に歌詞なんてこのONEのために出来たんじゃないかってくらいだ。
もしONEを知っている方がこの映像を見てくれたらきっと楽しんだり分かってもらえる事と思っている。

ちなみに今回演奏している曲はあの「黒夢」の清春さんが「しまった、とんでもないやつらデビューさせちまった」というコピーで売り出した「ゼリ→」というバンドの
「次の晴れた日に」という曲である。

なのでカギドラのタイトルも『Throw out pink umbrella,Next Haretahini.』

ネクスト晴れた日、という#6に続いて日本語を英語で表記するパターンにした笑
これも前にも語ったが僕の好きなバンド、ナンバーガールやZAZEN BOYSの向井さんがよくやる手法だ。
ちなみに『Throw out pink umbrella,Next Haretahini.』とは
ピンクの傘を投げ出せよ、次の晴れた日に。という意味をこめている。

また僕はこのバンドについてはこの曲しか知らない。
あまりパンクというジャンルは好みではない部分もある。
だけどパンクならこんな感じなのかなという僕のイメージで今回は初めて照明は明るめ、タンクトップで演奏してみた。
正直痩せてはないしイケメンでもないので恥ずかしい部分もある笑

しかしこの曲の持っている素晴らしいパワーもあるけど今回の#7に至ってはどこまでも前向きなメロディーと歌詞が流れている。
今までのカギドラ。はどっちかと言うと切なさを重点に構成しているが僕の恰好も合わせてこういうポジティブな曲や映像から攻めていくのも初めてだ。

僕はなぜかわからないが、このKeyサウンドにハマり出したのが20年前くらいの秋で、それ以来秋になるとKeyサウンドばかりなぜか聴きたくなる。
クリスマス時期にはクリスマスの曲を聴きたくなるだろう？(そうじゃない人もいる)
金曜日はドリカムの決戦は金曜日だし土曜日の夜はチャゲアスの※ノーノーダーリンを聴きたくなるだろう？(そうか？)
※ノーノーダーリンの歌い出しに「土曜の夜は朝まで君を抱く」という歌詞がある。

というわけで最近またこのKey関連の曲を色々聞いたり仕入れたりしているのだが毎日がすこぶるご機嫌だ。この曲の「まだ、俺は信じてる」という言葉通り音楽やメロディーが持つ力や可能性を、まだまだ僕も信じている。
まだ僕も上達出来るはずだしもっと素晴らしい音楽たちと出会っていく可能性があるし音楽人として成長できるはずである。

そして今後はこういうポジな部分も少しずつ出せていけたらいいなあと思っている。
僕はどっちかと言うと切なかったり重たかったりするメロディーの方が好きなのでね苦笑
ただ時にはバカになってバカみたいに前向きでバカみたいな演奏を今回の動画のようにしてみたり。

そうこうしてでもどうにかしてでもとにかく前へ。
可能性を信じて進み続ける。
これは音楽ではなくても生きているなら人生やお仕事何でも大事な事ではないだろうか。
僕は本来そこまで前向きでも明るい人間でもない。
ただ後ろ向きすぎてグルグル回転しちまえばいつか前も向ける、そんなやつではいたいと思っている。

今回もお読みくださりありがとうございました。

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