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ドラゴンクエストⅢHD-2Dは僕らを食いつぶすのか?
先日のお詫びとケジメ記事につき沢山の反応をありがとうございました。
またこちらを見て下さっているという事はこれからもよろしくお願いしていいかな?
いいとも~(*ゝω・*)ノ
という事になったのでそれではブログでは早速以前のような書き方で進めていこうと思う。
僕とドラクエという前置き。
さて2021/05/27の「ドラゴンクエスト」35周年記念特番※にて発表されたドラゴンクエストⅢ最新リメイク。
※5/27はドラゴンクエストが生まれた日という事でドラクエの日に制定されている。
実はギャルゲーの金字塔「ときめきメモリアル」の発売日でもあるため、ときメモの日でもあったりする。
恐らく今の30代後半から50代の、今なおゲームをする方にとっては間違いなく知っている、もしくはプレイした事があるだろう作品だ。
発表された時は「おおっ来たか!」と思ったものだが、それ以降ほとんど音沙汰なくどうなったかと思っていた。
で、前回の記事通り僕も半年間音沙汰なかったわけだけど笑
いつの間にか発売が決まっていて、しかもあと一週間後に出るんかい!というくらいの時に、つまり先月の今頃僕も初めて発売を知ったわけである。
ちなみに僕を前から知っている方は既にミニにタコ…
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じゃない耳タコの事と思われるだろうが僕はファミコンを買ってもらったのが遅かったので、最初に自分の物になった(買ってもらった)ドラクエはⅢである。当時既にⅣも出ていて何ならⅤですら製作発表されていた。
Ⅳはどの店も売り切れで在庫がなく、代わりにⅢですまんなあと渡してくれたばっちゃの顔を未だに覚えている。
ⅢどころかⅣですら友達の家で何度も見て全て知っていたが、それでも貸し借りでないドラゴンクエストが自分の物になった時は本当に嬉しかったからⅢで十分だとばっちゃに笑顔で返した。
リメイクでやった事があるのはSFC版と、クラスメイトに貸してもらったゲームボーイカラー版だ。
そういえばSFC版を買ってもらったのは発売日がやはり12/6の冬だった。
てか明日じゃん笑
大雪が降りまくってる中をお袋に車を出してもらってカメレオンクラブに向かったな。
ああ、そういえば発売日に手に入れたドラクエはⅢとⅣのリメイク(PS版)だけだ。
特に僕は廣島の山間部の生まれなので超田舎。
だからよく言われるかつてのドラゴンクエストの発売日行列だとか、ドラクエかつあげというのがよくわからない。
今タイムマシンがあるとしたならぜひ過去に帰って経験してみたいものだ。
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今回の記事を書くにしたがって最新のドラクエⅢリメイクはどのようなものか、またはネットでの反応やフィードバックを見たり、Ⅲだけでも今までどれだけのリメイクが出たのかを調べてみた。
携帯アプリにスマホアプリにWii、3DS、PSにSwitchとまあ出てるわ出てるわ。
さて話を本題に持って行こうと思う。
半年ぶりに帰ってきてもあいも変わらず長い前置きだ。
前置きがメインブロガー柚木 依和だ、今後ともよろしく。
話の本題「リメイクは僕らを食いつぶすのか?」
先にお詫びと白状をしておくと、沢山の人に見てほしいのでタイトルでは今ホットな話題のドラゴンクエストⅢのリメイクという名前を使ったけど
本当はリメイク作品とかリバイバルという事に関してである。
以前、とあるライブハウスのマスターに言われた言葉がある。
このマスター自身一般的に有名ではないけど、その業界の筋からは超有名人で未だ現役のバンドマンでもある。
これを読んでいる方も当然知っているくらいの、今なお日本で活躍するビッグネームのバンドマン達ももれなく知っているであろうお人だ。
で、そのマスターが言うには
「人間30歳を過ぎると新規のファンなんて早々生まれない。
じゃあどうするかって、今まで築いてきた経験とか財産、まあバンドネームとか音楽性とかファンだよね、それらをゆっくり食いつぶしていくしかねえんだよな」
という事であった。
僕が思うにこの食いつぶすというのは昨今のゲームやアニメにも似ていて。
例えば近年で言うアニメなららんまやうる星やつら、るろうに剣心。ドラゴンボール、ドラゴンクエストダイの大冒険。次はYAIBAも出るのだったか。
ゲームなら今回ドラクエⅢリメイクとよく比較されているロマサガ2リメイク。少し前はライブアライブやFFⅦのリメイクやFFのピクセルリマスターも出てたっけ。
今度はドラクエⅠとⅡのリメイクも出るそうで。
リメイクではないけどダイ大のゲームがやっとこの令和の時代に出て、それこそもうコテンパンな反応があったのもまだ僕の記憶には新しい。
そしてこれらの作品は奇しくもちょうど30年前くらいの作品、もしくは30~35年前くらいにピークだったり人気絶頂なものではなかっただろうか。
今回ドラクエⅢリメイクの発表でさえ35周年の時だったのだから。
ツレがよくプレイしているファイナルファンタジーⅩⅣを見ている事があるが、これだけ新しい作品、新コンテンツに関してもファイナルファンタジーのファミコンやスーパーファミコン時代の作品の音楽やジョブシステム、ボス、キャラなどがふんだんに盛り込まれている。
上記でも上げた、未だなおゲームをプレイする30代から50代というのは(もちろんこれには僕も含まれるのであるが)、おそらくCGにしてもゲーム、ゲームハードにしてもテレビや携帯電話、インターネットにしても一番の成長や変換期をリアルタイムで経験してきた運がいい、楽しい世代だったと思っている。まあその分消費税の増加や物の値段の高騰も経験しているが本筋とそれるのでそれは置いておくとして笑
昨今よく言われるAIにしても
某神官がザラキ連発してたくらいのものだった
のに今じゃノーベル賞レベルの話になるんだぜ。
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これが60代になるとそこまで全てを経験はしていないだろうし、ネットには疎い人も沢山おられるだろう。
20代以下になると今度はもうある程度進化や成長しまくっていて目新しい物や変化はそうそうなかったはずだ。
少なくともファミコンがプレステ5になるような劇的な変化は20代以下は感じてないはずである。今20代後半だとしてもPS2が5になるくらいの変化ではないだろうか。
まあそれでもすごい変化なのだが今回のドラクエⅢのようにファミコンがプレステ5レベルにまで来た進化ではない。
で、今の30代から50代というのは一番お金を持っている世代で、または仕事の立場が出来たり子育てが落ち着いてきたりの余裕がある世代で「面白い時を知っている」世代なのだと思う。
つまり一番お金を落としやすい僕らが、その知り合いのマスターが言ったように食いつぶされているのだなと思う。
さて食いつぶすというとどうしても言葉が悪いと言うか聞こえが悪いのだが、マスターにしても僕にしてもその食いつぶすというのをネガティブな意味で言った、または言いたいわけではない。
過去作品への思い入れは人それぞれであり、それを許せる許さないというのもその人それぞれであってドラクエリメイク一つとってもクソだという人もいれば大変満足される方もおられるだろう。
僕の初めて持ったドラクエがⅢ、というように思い入れが人それぞれだからこそそれはどちらも否定できない、否定してはいけないものであると考える。
ちなみに人生を変えたドラクエはⅡで(曲に感動して音楽に目覚めたから今の人生がある)で一番好きなのは絶対不動でⅤである。
ビアンカしか勝たん!
よってこの記事自体リメイク作品を否定したりダメとか悪い事だとケチをつけるための記事でない事を念を押して記しておきたい。
そもそも僕は上記で上げたような新しいリメイクを一切食ってないので(年々忙しかったのと、今年は前回の記事通り死んでたしね笑)否定できる権利もない。
むしろ人それぞれ違うからこそ、このリメイクは良かった、悪かったと論じ合えたり感想をぶつけあえるからこそ我ら食いつぶされる世代はまた最高に楽しめるのではないだろうか。
「知っているから」こそね。
食いつぶされる我らの世代は、逆にその作品を食いつぶす、しゃぶり尽くす事の出来るユーザーでもあるのだ。
今から10代や20代の人がファミコンのドラクエⅢやりますかって言ったってほとんどやらないだろうしね、よほど親が好きとかレゲーに興味があるってのでもない限り。
やったとしてリメイクほど「親切設計」ではないものが続けられるかなというのもあるしね、ⅠやⅡにしてもふっかつのじゅもんとか若い子はチラシの裏に書かないでしょ笑
戦闘のやり直しとかオートセーブとかないからね?
ルーラの消費MP知ってる?ちびるで!
あ、今だったらスマホでふっかつのじゅもん写真撮れるって?
うるせーな書くんだよそれを書いて間違える、またはそのチラシを勝手にオカンにゴミとして捨てられるまでがしゃぶり尽くすって事だよ笑笑
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間違えたらうげぺってなるよ!?
そのマスターが言った食いつぶすというのも、ネガや自虐的な意味もあったのだろうが、バンドで言うならば逆に若い時も今の円熟した状態も知ってもらえる体験してもらえるという意味では、またファンに食いつぶしてもらえるのも歳をとったバンドマンの特権と宿命なのかもしれない。
変わるバンドメンバーや名前だったり上手くも下手くもなる楽器の演奏だったりね。
終わりに。
これは全く意識してなかったんだけどちょうどこれを書いている12/5の二日前12/3はプレイステーション30周年記念だったらしい。
ドラクエⅢリメイクが発売された最近にして30年、30歳というタイミングや数字はこのようにして何かしら関わってくるのだと思った。
最後に少し厳しい事をあえて申し上げるとしかし30年前、というか25年くらい前かな、プレイステーションは新しい流れを感じさせるものばかりだった。
ぱっと思いつくものでもバイオハザードとか、メタルギアとか、ゼノギアスとか、スターオーシャンとか、幻想水滸伝とか、ブレイヴフェンサー 武蔵伝とか、俺の屍をこえてゆけとか里見の謎とか笑
まあ全くの新作でないものもあるのだけど
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今はある程度の売り上げを取りにいかないとゲーム業界も苦しいのだと知り合いのゲーム会社の人に去年聞いた事がある(今もゲーセンでも稼働している某エロい格ゲーの元製作チームだった人)ウン10億の予算は当然かかるし回収できなければ倒産。そこまでいかなくとも資本や人材を出してくれる海外からの声も大変うるさいのだとか。
ミスや失敗が絶対出来ない。
となればビッグタイトルリメイクや過去コンテンツの追加など乱発されるのもしょうがない事ではあるけども、上のようなドラクエやFFなどに比べると少しマイナーなタイトルのリメイクや90年代後半に良くも悪くもたくさん生まれた全く新しい作品達が生み出されていく流れというのも願わくばまた見てみたいものである。
ああ、スターオーシャン2とか、幻想水滸伝とかはそういえばリメイク出るんだっけ、または出たんだっけ。じゃあ今度はそこら辺のフェーズなのかもしれないな。
この秋、まだドラクエⅢ最新リメイクがいつ発売されるかを知らずに僕が考えていた事である。
今回もお読みくださりありがとうございました。
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