最近のアニメの嫌いなとこ。-アレが憎いはセンシティブ？-

※この記事はるろうに剣心とダイの大冒険のネタバレがあります。
特に今週分のるろうに剣心のアニメについてネタバレです。

さて今週分のアニメるろうに剣心を見た。
るろうに剣心なのに「最近のアニメ」とはちょっと正確ではない気もするがご容赦願いたい。

次回いよいよ戦艦「煉獄」が出てくるわけだけどその前にあったセリフがまるまる削られていた。

令和アニメ版「地獄の果てまでお供しますわ」

これは正しくはこうである。

これは由美が煉獄を見て興奮するシーンであるがなぜこれがまるまる削られてしまったのだろう…と考えてハッとした。
そうだ、近年安倍元首相が殺害されたり、岸田が襲撃されたり、去年はトランプ大統領が撃たれた。

「憎い政府」とは非常にセンシティブなワードであったのであろう。

由美の背景はこの志々雄編が終わる頃に語られたりするが、この時点ではそれが全く分からない。
ただこの一言からして由美も当時の政府に何かされたのだなという予想が出来る。
そういった視聴者の想像力を掻き立てる一言を丸々カットしてきているのは気に入らないなあと考える反面、確かに言えないわなあというなんだかもやもや感があったのでこうして書きたくなった笑

そういえば僕が大好きなダイの大冒険でもこれがカットされていた。

女の顔になんという事を
男も女も関係ない。
が丸々カット。

おそらく性別というものがとてもデリケートに扱われるようになった昨今において、男と女くっきり言ってしまうのがダメだったのだろう。
しかしこのセリフはフレイザードが例え女でも容赦しない残酷な性格(特にダイ大は騎士道精神あふれるキャラが敵味方多いので)だという事を強調する。

だからこそ次の

傷つくのが嫌なら…のセリフが説得力を増してくるわけだ。
確かそれもカット気味だったと思われる。

フレイザードは確かに残酷ではあったがそういう信念はあった。
特に今の時代SNSもあったりして誰かが誰かを傷つけるという事が頻繁にある。しかも傷つけようとするやつは意識してか無意識か知らないが自分は安全地帯から傷つかないだろう所で攻撃するのだ。
そのくせ傷つけられようとすると理不尽な事を言い出す。

まさにカイジでも言われているこれだ。

誰かを傷つけようと思う時、傷つけられるのが嫌であれば戦場(SNSやネットの世界)に出てきてはならない、安易に発言してはならないと感じる。
そりゃ日々ムカつく事は多々僕にもあるけどね。
ただそれを言ってしまったら自分はどうなるかなという想像もせずに発言をされている人間はあまりに多いのではないだろうか。

話はだいぶそれてしまってるが最近のアニメに関して…アニメだけではないのだろうがつまらなくなったなと感じるのはそういう表現の部分である。
そのくせもっと酷い表現や誹謗中傷は世の中に沢山あふれかえっているというのに。

そういえば自分の組んでいるバンドで昔歌詞を事務所に提出した時にリテイクを何度もやり直しさせられたこともあったなあ苦笑

まあそれは本当に話がそれるので今日はこの辺で。

今回もお読みくださりありがとうございました。

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