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それぞれの場所で
今夏は梅雨明け以降、各地が猛暑に見舞われました。皆さまはどのような夏を過ごされましたか?
今年は帰省や旅行、どうしようかな…と悩まれた方もいらっしゃるかもしれません。
お互い離れた場所(内山は茨城、山下は神奈川)に住む私達は、かれこれ半年以上共演から遠ざかっています。
そんな中、共演は出来ずとも各々が地元で演奏の機会を頂き、実りの多い夏となりました。
内山は茨城県近代美術館のミュージアムコンサートに出演させて頂きました。
(画像は茨城県近代美術館のTwitterよりお借りしました。URL→https://twitter.com/ibarakikinbi?s=09)
ヴァイオリニストの高辻瑶子さん、クラシックギタリストの稗田隼人さんとのトリオで、ハチャトゥリアン作曲『仮面舞踏会』からワルツ、モンティ作曲『チャールダーシュ』など、お馴染みのクラシックが揃ったプログラムをお届けしました。
ヴァイオリン2本とクラシックギターという今回の編成に合わせて、稗田さんが編曲して下さった名曲達。オリジナルとは違った響きに、これまで気が付かなかった新たな魅力を発見。
第二波が懸念される中、美術館のスタッフの皆さまが万全の対策を講じて下さり、無事開催の運びとなりました。改めてお礼申し上げます。
山下は4月に予定されていた市役所でのロビーコンサートを、市のYou Tubeにて動画配信する企画に参加させていただきました。
内容を夏のプログラムに組み直しての動画撮影となり、急遽ではありましたがソロも弾かせていただきました。ソプラノの大塚友梨さん、三廻部浩子さんとのトリオで、『夏メドレー』、『童神』、ソロは映画千と千尋の神隠しより『いのちの名前』をお届けしました。
お互いが離れた場所に住んでいる苦労は常につきまといます。一方で茨城、神奈川、そして東京と広いフィールドで活動出来ることが私達の強みでもあります。
再び私達のデュオを生でお届けする日を、今はまだはっきりとお知らせ出来ない状況です。
しかし共演から遠ざかっても、互いの音楽への思いは減るどころか、むしろ増しています!
二人での活動としては、初の試みとなるリモートアンサンブルに挑戦しました。(前回記事からご覧になれます)
直接隣にいない相手と音や呼吸を合わせるというのはなかなか難しいものですが、それでも長年組んできた互いの呼吸のクセの様なものが感じられて久しぶりのアンサンブルにホッとした気持ちになりました。
次回動画もお楽しみいただけるよう、何の曲を演奏するか会議中です。お楽しみに。