利休忌で京都へ。

仕事もプライベートもてんてこまいの忙しさ。先週末は、茶道の行事である利休忌に参列するため、京都へ行ってきた。利休忌とは、千利休の遺徳を偲んで営まれる法要と茶会のこと。裏千家では毎年3月28日に行われる。

誠に美しくて雅な時間であった。小雨の中、着物を纏った茶人たちが、受付となった茶道資料館から桜が美しい本法寺仁王門を通って、今日庵に向かう様は小説のワンシーンのよう。今日庵の象徴ともいえる「兜門」玄関からの露地も、一瞬で心がシャキッとするような神聖さに満ちていて・・・谷崎潤一郎ならきっと素晴らしい文章に描写してくださるだろう!

実は社会人なりたてで婦人画報編集部に配属され、初めての出張がこの裏千家での撮影だった。「お茶室に入る用に、足袋が難しかったら白い靴下を持参しなさい」と上司にアドバイスを受け、靴下を持ってこの場所に向かったのを何となく覚えている。茶道の知識はゼロだったが、それでもここが特別な空間なのを全身で感じた。

利休忌の細かい内容はマル秘として…今回訪れた食事処は全てパーフェクトに美味だったので、シェア!

・肉専科はふう
カツサンドが有名なお店。ジューシーでボリューミーなお肉に大満足★

・御料理めなみ

京都のおばんざいが気軽に楽しめる。優しいお味とこだわりの器が嬉しい。

・茶寮 円山

京都に行ったら必ず訪れるお店のひとつ。イチオシは福蜜豆!店内のインテリアと器のセンスは脱帽もの。

・白 HAKU

こちらも最終日に毎回足を運んでしまう。あの和久傳のお土産専門店。今回もHPに載っている商品を全て予約してしまったほど好き!

最後に。平安神宮の桜みくじは五分咲きでした。

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